sawady6さんの映画レビュー・感想・評価

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極限境界線 救出までの18日間(2020年製作の映画)

3.8

交渉官という職業に重きを置いて余計な要素を排しているのでお仕事映画として非常に見応えがあり没入させられる
髭生やしたワイルドなヒョンビンを追い抜きファン・ジョンミンが格好良く見えてくるので演出の力は恐
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.6

ベルリンとパリが舞台になる後半以降は馬鹿馬鹿しさが増して見応えがあるものの、そこに至るまでの尺が長い
ドニーの格闘が滑らかなで自然な上に他の1.5倍速位の動きに見えてめちゃカッコよかったぞw

凱旋門
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.4

こういう近未来SFを金かけてビジュアル化するのは嬉しいんだが如何せん中身が古臭いのがなあ
ニューアジアの都市部と農村部の接続部が見えなかったり、あの世界での人とAIの暮らし等が鳥瞰的な視点で描かれるこ
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恐解釈 花咲か爺さん(2023年製作の映画)

2.3

花咲か爺さん要素は面白くないが殺人鬼一家モノとしては見れなくもない出来
一家団欒寿司を囲むシーンは短いながら家族それぞれの性格を表せていて純粋に巧い場面だなと思ってしまった

えげつない展開が続くもの
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ビッグフットVSメガロドン(2021年製作の映画)

1.5

星歴4044年。地球人のカリ王女によって結成された宇宙反乱同盟軍と爬虫類人の秘密結社・アルコン軍は、激しい戦いの末、終戦を迎える。
銀河は平和を取り戻していたが、そこに突然、人類とサメのDNAを掛けあ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

軽いノリと明るい作風とで3人の女性ヒーローを描くんで大した中身こそ無いが面白楽しい
終盤で3人の内の1人が生死不明になった際も死んでくれるなと思ったので2時間のうちに愛着を湧かせるキャラクター何れもな
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.1

中身がしょぼいのに見てくれだけは格好よくしてるのが余計にこの作品のしょうもなさを底上げしている様に思えた
B級作品としてはそこそこかもしれんが、どうせなら観客が嫌になる位どんでん返しを続けるとか何か一
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デシベル(2022年製作の映画)

3.7

予告の音反応爆弾が半分、もう半分は海軍の潜水艦に纏わる話
どちらの話も緊張感ありで後者の重いドラマで少し涙
エンタメと社会派とコメディのバランスも絶妙で近年の韓国映画らしい堅実な一本

半ば事件に巻き
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アブダクション・プロジェクト 遭遇(2016年製作の映画)

1.7

Xファイルの1話を2時間に伸ばしたらこんな感じで何も解決せず終わるのも御愛嬌
キャストもXファイル出演歴ある人とか出してるので完全にフォロワー
CGが中々チープなせいで宇宙人が偶に映る度に気が削がれる
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

三島も全共闘もほぼ無知識のわしでもある程度の経緯が分かる作品として親切な造りで有り難い
三島の語り口がユーモアに溢れていて且つ個人的な思想を明快に伝えてくるので、当たり前ながら非常に頭のキレる人だなと
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格安物件 少女の叫び(2016年製作の映画)

2.0

余りにあんまりな邦題に惹かれ視聴
本編の前編を担うホラーパートは邦題とマッチする安っぽさなんでちょっと納得
後半は霊が実は助けを求めていたからの心霊捜査が始まるので少しマシになる
事故物件便乗邦題結構
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グリズリーマン(2005年製作の映画)

4.1

ずっと前からマイリスに入れてたヘルツォーク作品を熊駆除の話題を契機に視聴
グリズリーを信仰していた青年を通して人の感情の可笑しさとある種の強さをさらけ出させる造り
ヘルツォークは何かに病的に執着してい
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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.3

前半は静的で韓国版ほん呪、中盤霊媒師、後半は動的なPOVホラーと要素盛合せで怖くはないが割と楽しめる
映画館出口でカップルの女性に「生きてる中で一番面白くない映画やったわ」と野次られていて可哀想になっ
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キリング・ロマンス(2023年製作の映画)

2.7

色んな要素は入れ込んでるんだろうなと思うものの、作品としての中身は無味無臭で平たい
CGアニメーションと歌と踊りの出来は良いのではと思うぞ

個人的に一番笑えたのは地獄サウナの導入部分でそれ以外は苦笑
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.5

色んな要素は入れ込んでるんだろうなと思うものの、作品としての中身は無味無臭で平たい
CGアニメーションと歌と踊りの出来は良いのではと思う

バンジージャンプする(2001年製作の映画)

4.6

モサい役柄のイ・ビョンホンのピュアな恋愛を見ていたはずなのにいつの間やら予想だにしない方向へと突き進む
じゃあトンデモなのかと言うと一貫して運命の愛を描き切ってるんだから参りました
息子なんじゃないの
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.0

怪物vsサイコパスを掲げる予告の勢いはどこへ行ったか、真面目な理屈をコネようとするサスペンス的な内容なので終始ごく普通
あんだけ劇中でサイコパス推ししてるのに最後をしんみりにしようとするなよ

最近見
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エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

2.9

グロとアクション多めでちょっとインディ味も加えたエクソシストの前日譚
人が大量に死んだり中々のグロシーンはあれど、作品としては無難の域を出ず

オリジナルのエクソシストは信心に無頓着なわしでも劇中の事
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.3

悪魔が勝利するビターな終わり方や、信奉は違えど悪から少女を守りたい気持ちで集まる人々等展開は好きな方なんだが
撮影法なのか演出なのかどうも個人的にはしっくり来ず
エクソシストシリーズじゃない単作ならば
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.7

赤青てんかん映画と打って変わって大真面目に死と向き合う作品で
唯一の外連味と言っても良い画面分割も最初こそは画面と字幕の情報過多に戸惑うがきちんと意味があり、
長年連れ添った者同士でも同じ思考ではない
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エクソシスト2(1977年製作の映画)

3.4

催眠療法だったりアフリカ行ったり、コクマだったり何だかウロチョロしてるなと思って気を抜いていたら、
余りに怒涛の展開の終盤に押し流されてしまい何だか良いモノを見た気に
カルト映画としての楽しさは十分な
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とむらい師たち(1968年製作の映画)

4.2

コメディテイストで死を取り扱うので当然なのだが時代性も相まりそのラインが際どい所が多く素直には笑えず苦笑い
人の死を想わずそれを商品価値だと見出してしまう戦後の経済に一石を投じる部分もある割と社会派な
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真田十勇士(2016年製作の映画)

2.0

冒頭のアニメを用いた堤ギャグは仕方ないなあと許すとして、前半はとぼけながらも策略ありの合戦模様でまだ見れる
後半はダラダラしたありきたりを見せられるんでキツい
どんでんの箇所も予想が容易い上にキャラに
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アビゲイル・ハーム(2012年製作の映画)

3.9

孤独な生涯を送っていた女性のふと遭遇した2つの出会いを描いた現代の寓話
数十年生きてきて初めて起こすのであろうやんちゃな行動に心躍らせる姿や、幸福を手放したくないとの同時に相手を想い感情が揺れ動く様が
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地獄に堕ちた野郎ども(2015年製作の映画)

3.3

空耳アワーで聞いたかも程度の認識の英パンクバンド「ダムド」のドキュメンタリで何故かマイリスに入っていた
志を同じくして集まるも年がら年中共に行動すれば段々と嫌な所や違いが見えてきて終いには決裂するとい
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グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー(2019年製作の映画)

3.6

市民のヒーローに至るまでの過程に重きを置き、貧民層出身であることが強く押し出されるのでアメリカのよりも応援したくなる立ち位置
成り立ちはそのハードさも相まり面白いがヒーロー活動が地に足が着きすぎており
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スリ・アシィ(2022年製作の映画)

2.8

グンダラに続くブンゲラミット・シネマティック・ユニバース第二弾
ノワール色強めでヒーロー色が弱いのは前作と同じだが尺長の分展開が怠い
終盤何か知らんけど3人に増えた所で笑う

敵のマフィアは父子両方と
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廃墟スクール 少女ロザ・リーの怨念(2018年製作の映画)

1.3

70分位の尺しか無いのに5回位に分けて見る程にムカついてくる稚拙さとつまらなさ
怖がらせたいりも尺を稼ぎたいという意図の方が伝わってくる一連の流れにうんざり、
AEの有料アセット自慢をするかのように頻
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シークレット・マツシタ/怨霊屋敷(2014年製作の映画)

3.0

中道を行くTheトカナホラー映画
割と霊媒師の黒目が見え隠れしてしまっている白目ぐらいしか特徴はないけど、ペルーのPOVホラーという物珍しさだけでなんとなく満足
400円のクソ高いシールだけどつい買っ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.0

最低でも1だけは見ておかないとピンと来ないであろう一応の続編
過去の遺産を引用するのが主たる内容である為、新世代キャラ達の成長の過程が殆どなく『オリジナルは凄いんだぞ』の意識が強く表れている
盛り上が
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.7

公然の罪と己の中にのみ隠匿する罪、親しい者と共有していく罪、それぞれの持つ重さと圧迫感と後悔の微妙な違いが繊細に伝わってくる作風
人生の悲哀だけでなくそこから生まれた幸福をも描き切るので罪への意識の描
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ゴーストバスターズ エクステンデッド・エディション(2016年製作の映画)

4.2

悪評な事を事前に知っていたけど御免なさい、只々楽しい娯楽作でオリジナルより断然好きです
単なるリメイクでなく元の低俗娯楽らしさは残しつつ現代的にアップグレードされていて十二分に楽しめる
余裕で続編切望
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

2.5

前作もそうだけどゴースト要素よりもコメディロマンスの部分に偏った脚本が乗れずでイマイチ
ベックマンもいけ好かない野郎だし
ゴーストでパニックになるNYのシーンは楽しいんだからもう少しガジェット偏重のア
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声もなく(2020年製作の映画)

3.7

ど田舎にて闇稼業の死体処理で生計を立てる唖者の青年、
彼の目線であくまで日常としてその底辺な現場を撮影するので陰惨なはずなのに只の薄給の肉体労働の現場にしか見えてこないのがミソ
数瞬だけ映る都会の町並
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.4

ジム・ジャームッシュ謹製おふざけゾンビ映画
緩いテンポと緩い笑いと恐らくに身内ネタが詰まった内容でわしは結構好みのタイプだった
無駄に豪華なキャストはインタビューで監督の作品の常連と知ったので作品群を
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

会社設立から有名になる辺りまではテンポ良くて楽しい分、ゴーザ関連の後半のテンポ落ち気味でそのままヌルっと最後を迎えるイメージ
マシュマロマンの登場シーンの迫力は中々だったぞw

以前一度は途中まで見た
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