sawasoursoarさんの映画レビュー・感想・評価

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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まるでずっと悪い夢でもみているようだったが、観てよかった。
常日頃わたしの頭の中にある人生の分岐点のあれそれ、並行世界の空想、妄想(考えるだけエネルギーと時間の無駄しかし考えずにはいられないこと)それ
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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わたしもぬいぐるみがだいすき。大人になっても寝室には実はたくさんぬいぐるみがいる。
冒頭数分で、そうだ今日は家に帰ったらぬいぐるみたちを抱きしめてあげよう…と思って観ていた。
でも観終わる頃には自分を
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RRR(2022年製作の映画)

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最高だいすき映画。観るエナジードリンク。

上映直前に餅を食べると長時間鑑賞に膀胱が耐えられるとの嘘のような前情報を得たので、新宿追分団子で団子を購入。上映中も極力飲むのは控えたが、ほんとだった。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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気がついたら泣いていた。
切ないとか苦しいとかそういうんじゃない、なぜ涙が出たのか理由はうまく説明できないんだけど。

聞きたいものが聞こえない。でも聞こえなくていいものも聞こえない。
目で音を探るけ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

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完全に吹っ切れた変なファンタジー映画かと思って観たんだけど、真剣なロードムービーだった…でも絵面はずっとおかしい。おかしいって…。基本的にセリフも絵面も汚いものばかりなのに最終的に爽やかに終わっていく>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

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沖田監督の作品、だいすき。
能年さんの好演度合いも素晴らしい。キラキラした表情、純粋な瞳、愛らしい不器用さ、能年さんにしかできないのでは…!と思うほど適役。
ところどころ泣いてしまった。そしてたくさん
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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是枝さん、救いがなくじっとりとした不安が終始付き纏う作品が多いので心して観たけど、希望を含んだ予想外なエンドだった。しかし恐らく現実とは程遠いラッキー過ぎるパターン…。なぜ。多分敢えてそうしたのだと思>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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"社会や境遇から縛られない選択をしたっていい、たとえそれが誰かから見て最悪でも"
という題材にとても惹かれて観たけれど、この主人公とお話しではただのワガママでアンモラルな人の暴走という印象で、せっかく
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

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とてもいい。心身ともに疲れているときに観たのだけれど、鑑賞後こころなしかどちらも癒えたような気がした。セリフよりも鳥や虫の声、器や水の音がおおい。
なんだか不穏に感じられたBGMと、それにそぐわない穏
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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唐田えりか、すごくすごく魅力的な子。

全く共感はできない恋愛だけど、夏の終りのようなある種の心地よさと、じっとりと湿ったもやもや両方のふしぎな余韻がしばらく続く。
夢を見てるみたいなお話だった。突然
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

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泣いたやん。
今もきっと湖の底でネッシーは眠っているし、どこかでエスパーがパーティーしてるし。泣

あん(2015年製作の映画)

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樹木希林さん最後の主演作。観てよかった…。
すごい。なめらかであるようで、ずっしりとしていた。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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テンポがいい。ほぼ全シーン音楽とカット割りがきまっててかっこいいのよ。

ラリーグラハムのPow!が突然流れたのが印象的。70年代の曲がレトロソングとしてではなく今っぽく使われるのしびれる。

プラネタリウム(2016年製作の映画)

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…とてももったいない…という気持に。
美しいシーンは多いし、ナタリー・ポートマンとリリーローズデップが姉妹役という配役もいいし、物語の設定はすごく面白いのに…この映画自体はとても退屈なの。

はちどり(2018年製作の映画)

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本当に好きな一本になった。
一歩間違えればどうなってしまうかわからない無垢な少女の、危なげで脆い純粋さというか美しさの描かれ方が本当に素晴らしい…。
舞台である1994年の韓国のファッション、ポケベル
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

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ドランの映画はすべてを語らない・描かないから、ワンシーンワンシーンに沢山のシグナルが散りばめられていて、それを汲み取っていくという味わい方。時間も空間も感情もすべて想像させてくる。
いわゆる伏線回収み
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

とても素直な気持ちでスクリーンの前に座っていられるいい時間だった。
仕掛けとか勘繰りとか、そういったものは一切存在しない、穏やかなおはなし。
見終わってから考察やツッコミなど入れようのない真っ直ぐなお
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

すごい、すごいもの観ちゃった…。
実はとても起承転結が分かりやすくて、もしかしたら結末も想像できるようなシンプルな構造なのかもしれないけど、そんな事を考える隙を一切与えてくれなかったんだよ…。ポンジュ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

三谷作品で一番すきだな!
特に本作は配役がめちゃくちゃ良い。
小池栄子がベストオブ小池栄子なのでは…?という勝手な感想。

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.8

予告編見て気になっていたんだけど、そこからは想像しえぬ内容が出てきた。笑
結果、楽しかったし笑った。笑っていいのかわからないけど。
超質の高いB級映画って感じ(褒めてる)。
キャストがめっちゃ豪華なの
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

新海さんは日常に非日常を入れ込むのがとても上手だなぁ。映画館を出た後に見る街が、まるで映画の世界観をそのまま受け継いでいるように感じられるんだよね。
君の名はを作った後の作品はどんなものなのかとドキド
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