sawasoursoarさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

2.9

幼少期、何度も母に読んでもらった思い入れの強い作品だった故に、スパイクジョーンズのアレンジが好きになれなかった...。
モーリスセンダックがこの演出でゴーを出したのもなんかショック。
この話の場合、怪
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

2.7

ヴィンセントギャロはかっこいいし、クリスティナリッチもかわいいけど、あまりにも都合が良すぎて、後味が悪かった…。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.8

なんだろう、ウォンカーウァイの作品は例え内容が薄っぺらくても凄く好きなんだよなぁ。映像というか、観ていたときの感情というか、印象に凄く残るんだよなぁ。ふしぎ。

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

2.7

地球人vs地球外生命体の映画はどうしても深読みしすぎちゃうんだけど、やはりそういう怖さがあった。ジョークは満載だし、ティムバートンだからハッピーエンド仕様だけれど、これは本当にハッピーエンドなのか、と>>続きを読む

間宮兄弟(2006年製作の映画)

3.7

かわいい。純朴なお兄さん2人の暮らしぶりを見守っているような視点だった。山田監督の、生活感を丁寧に描くシーンがいくつもでてきてとてもいい。くすっと笑ってしまうほどこしも含め、優しい映画。
そして中島み
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

背景の作画がとても綺麗すぎる。とりわけ水の描写がすばらしい。
新宿御苑が舞台というのが個人的にはとても嬉しくて、観終わってから出てきた場所を巡ってしまった。
実は当時、秒速五センチメートルはあまりにも
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きいろいゾウ(2012年製作の映画)

3.7

原作を熟読していたので、実写化がとても楽しみでした。
宮崎あおいも向井理もとても良い演技だったのだけど、きれいすぎる。笑
当時売れっ子な2人を無理矢理主役に当てはめてしまった感が否めないが、演出は原作
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.6

まじか。という衝撃のラスト。
「この町はみんな狂っちょうよ」
なるほど。

スイートプールサイド(2014年製作の映画)

3.6

やべぇ。毛のない思春期の男子と毛がボーボーの思春期の女子の甘酸っぱくも狂気に満ちたおはなしだった。後半部分はわりとまさかの展開でわらった。須賀健太と刈谷友衣子のピュアな眼差しにぐっとくる。
剃毛シーン
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.8

スーパーカーが劇中にかかりまくるという前情報だけで観たんだけど、しょっぱなからカッコイイ使われ方をしていて嬉しくなっちゃうね。舞台も腰越〜片瀬江ノ島あたりで景色がいちいち良し。
なにせキャストがすばら
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.9

ぺろぺろーんとした雰囲気の映画だと思っていたのに、違った。
存外題材は重いんだけど、行天氏(松田龍平)の言動の浮遊感に乗せられて最後までフフフな気持ちでいられた。というのと、キャストの使い方がとても贅
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.7

かっけぇ。
レニーゼルウィガーのプロポーションと仕草のセクシーさに見惚れる。
ムカついたからすぐ引き金引いちゃうみたいな、感情の起伏が激しすぎるアホらしさすら、かっこよく見えた。

銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

4.5

(⌒▽⌒)www
発想に脱帽するSF。登場人物の9割がアホだったと思う。わーこれ個人的に超すき。
開始15分でさっそく地球滅亡して笑った。
わー超すきこれ。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

やべぇ。
近未来社会システム系のSFも超すき。とりわけ医療SFなので、他人事ではないリアリズムがあった。
人種や肌の色、生まれ育った境遇ではなく遺伝子で社会的な区分が決まる世界。この映画は何を伝えたか
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ジプシーのとき(1989年製作の映画)

3.6

ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!特集にて鑑賞。
クストリッツァの映画は移動範囲や年月のスケールが広くて見応えがある。
ジプシーのときは思いの外悲しいストーリーだった。ジプシー村から出て、外の世界で翻弄
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.7

いやー、楽しかった。何故か風邪で寝込んでる時に熱出しながら観たんだけど、元気になっちゃったよ。
突然始まるダンスシーンのセットが素晴らしい。ラスト15分までまだ変わるか!という風にストーリーが動くから
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夏をゆく人々(2014年製作の映画)

3.9

美しかった。彼らの日常は画面越しに見る私たちにとっては幻想的で、古い絵画を見つめているような気持ちにさせられる。養蜂園で育った4姉妹はきっと学校も社会も知らない。でもある時外の世界を知ることになって、>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.3

とりあえず観終わってすぐサントラ買いに行った。

海月姫(2014年製作の映画)

1.8

原作からは予想外の能年玲奈ではなく菅田将暉がヒロインの映画。
マルチプレイヤーな菅田将暉に感心したし、彼の魅力が存分に発揮されているので他の作品も観てみたくなる。

けれどももったいない、キャストの無
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ひつじ村の兄弟(2015年製作の映画)

3.8

途中から、ハッピーエンドもバッドエンドも期待しなくなった。あるべき自然なラストなのかもしれないし、あまりにも現実的すぎるラストなのかもしれない。
観終わったあとに、ある神話のストーリーと重なってハッと
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.2

泣くところじゃないところでも充分泣けてしまった。劇場でリアルタイムで観られて嬉しい。懐かしくて切なくてきれいであった。次回作が待ちどおしい。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.2

カットとシーンの切り替えがかっこよかった。大人たちの狂乱な言い争いがすき。
でもなんというか、要素が詰め込まれすぎていてすこし疲れた。サラッと出てきた伏線をもうちょっと掘り下げて欲しいというよりはむし
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

だだのかっこいい音楽映画ではなかった。度が過ぎた情熱は狂気そのもの。自分を見失ったようにドラムを叩き続けて、究極の瞬間を求めている人間の姿は、息を飲んで見守るほどこちらにも緊張感がはりつめたし、これぞ>>続きを読む