サヤコさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

サヤコ

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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

夜更かししてスパイ大作戦を見ていた私にとって、ミッションが届くお決まりの場面と、「んなワケあるかい!」のマスク取り外し場面は永遠の胸アツ。
ストーリーとしては、Part1の今作、(2回に分けたのに)3
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.1

辛い辛い2時間。胸が苦しい2時間。
子供たちのセリフはドキュメンタリーのようにリアル。酷い親であるはずの母は、まるで少女の様な雰囲気で、可愛いとまで思える明るさはやっている非道な現実とズレていて本当に
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.9

火山の噴火による大地震。予想される次の噴火を食い止める為の作戦の物語。
街の崩壊シーンなどのCGはスゴイけど、この系のパニック映画はとても多いので既視感は否めない。また、政府の作戦や有識者のアドバイス
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.6

あはは。ヘンな映画!
とにかく変なので、勝手に青春ラブコメだと思って観たアタシは、コレはいったい何ですのん?と、あたふたするばかり(観た人共感してくれるでしょ。)
ただ、最終的には、社会のルールに反逆
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

ジャスミン王女、アラジン、そして魔法が使えるランプの精ジニー、魅力的過ぎるキャラクターはディズニー映画の中でも群を抜いてトップなのでは?

異国情緒溢れる街並み、空飛ぶ絨毯で夜空をかける名シーン、どれ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

2時間50分という長尺。
でも冒頭のシーンから引き込まれて割と後半まで飽きることなく楽しんだ。
妻を亡くした脚本家、謎めいた若い女のドライバー、複数言語での舞台劇、等とても興味深い形で話が進んでいく。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

とにかく奇妙で面白い。人間が虫のように小さい世界。ドラーグ族(この星を支配してるデカイやつら)の女の子が人間をペットにするところからお話がスタート。何とも言えない嫌な感じ。アニメーションと分かってても>>続きを読む

キング・オブ・ニューヨーク(1990年製作の映画)

3.5

ディア・ハンター以来クリストファー・ウォーケンにハマったのだか、この映画は彼の魅力のA面(もしくはB面)をふんだんに味わえる。
血も涙もないマフィアのボス。
デカくて気味悪い目つきで青白い顔、鳥のよう
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.1

ミッキーとマロリー、夫婦で殺人を繰り返しながら旅をするイカレたストーリー。最初の殺人の犠牲者はマロリーのDV両親なので「こいつらは殺されても仕方ない」感もあり、そんな酷い家から連れ出してくれたミッキー>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

見終わった私は、銀ブチ眼鏡&白い口髭の老紳士になって「ウォホン、傑作!」と呟いた。
どんな映画にも構想、設計図があるだろうが、この映画の設計図は3Dで説明してもらわないと分からない。
「ここから見ると
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母性(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

美しく優しく完璧な母、母に認められたい娘、の歪な関係。歪とは言ったけど、母に好かれたいとか褒められたいってのは割と誰もが持ってるだろう普通の感情。この主人公ルミ子はその気持ちが行き過ぎてて、その事に支>>続きを読む

苦い涙(2022年製作の映画)

4.0

フランソワ・オゾン監督という理由で鑑賞。90分の短めストーリーのほとんど90パーセントは主人公である映画監督の家の中が舞台。
画角が変わらずセリフ多めの映画は久しぶり。
とにもかくにも、主人公の40男
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

結婚生活のストレスで異物食に目覚めちゃった女性のお話。異色ホラーというか奇妙な映画がお好きな方にはたまらん世界観。女優さんかなり魅力的で画面も終始キレイ。ストレスで食べ物にいっちゃうのは同じ女として同>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

ひとつの映画としての潔さがいい。
観た方の好み云々あれど、発信した側の強さが感じられるのは素晴らしいこと。
美しい場面も多く、けっこう長~い割には飽きずに見れます。
性同一性障害というテーマなので、受
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.0

いやぁ、色々あれど、あのラストシーンでこの映画のすべてが点と線を持って輝いた!
あっという間に殺されるキャスト達のようにあっけない、それでいてギャーギャーと音だけがうるさくて演出はコレで正解なのか?な
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バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

爽快でかっこいい!
ストーリーとかに深さは無いものの、そういった映画では無いんじゃない?もともと。
チャチなストーリーかもしれないけど、あっという間に楽しく観て、そして歌唱シーンはワクワクしたし、ミュ
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パニック・トレイン(2013年製作の映画)

3.5

なんだかんだであっという間に観てしまったし、面白かった。
パニックトレイン!食いつかざるを得ない邦題、少人数キャストのシチュエーションホラー、大好物ですが危険度も高い(笑)
物語が佳境になるごとに、大
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

ドンパチ物は好きなんですが、、
これだけの俳優を使い、伝説の殺し屋の話にしては1歩足りなかったかな。
ストーリーなんてクソくらえでバカみたいにドンパチパチ、それはそれでいいし、アクション少なめで地味に
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.9

リチャードギア頑張ってる!
そして女優2人の魅力的なこと!
華麗なミュージカル映画を堪能できました。

少年メリケンサック(2008年製作の映画)

3.0

クドカンが好きで二階堂ふみちゃん好きだから楽しく観られた。まぁそういう感じの映画。

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.6

秘密の島、狂気の島、、いかにもヨダレじゅるるの宣伝だけど、まぁ期待した感じとは違ったかな。
少人数のコミュニティ、島という閉鎖的な場所では通常では考えられないルールが出来たり、思考も少しずつズレてくる
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.8

王道。普通に面白い。明るくて楽しい。みんなでワイワイ見れる。女子高生可愛い。
吹奏楽やりたくなる。「シングシングシング」「A列車で行こう」音楽も分かりやすくて名曲ばかり。

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.9

長い映画愛の人生だが、ゾンビ映画を見始めたのはここ数年のこと。
ゾンビ沼にハマったとまでは言えないけど、ハマる人がいるのは大いに納得するくらいには好きになった。
ゾンビ映画というジャンルがここまで広い
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

俳優陣超豪華!音楽モリコーネ!
The映画。素晴らしいアカデミー昨品。
私が好きなのはなんと言っても画面の綺麗さ。暗黒の時代が舞台、そして殺し合いしかしてない内容なのに(笑)画角の隅々までこだわった色
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.3

マフィア映画は数あれど、これは名品、逸品の類だと思います。監督が良いのか俳優が良いのか、、シロウト映画好きがあまり評価したくないレベルの映画です。
残虐で陳腐な、冷酷で卑猥な、いわゆるマフィアものです
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スピード(1994年製作の映画)

4.0

当時映画館でなんと立ち見で観た映画。1番後ろの席の後ろのスペースに入るだけの人を詰め込んでた今では考えられない光景。
そして2時間立って見たわけだけど、足が痛くなるのも忘れるくらい面白かった。
今とな
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.3

とても良い映画。
長年のアル・パチーノファンとしては、盲目の元軍人(気難しいヤツ)なんてもうハマり役だし、最初はいわゆる「評価されやすい役」だと思った。
でもそんなベタな感じで収まるハズもなく、、
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.9

ティム・バートン監督、ジョニーデップ主演、クリスティーナ・リッチが御嬢様でクリストファーウォーケンが伝説の騎士、おまけにエグゼクティブなんちゃらにコッポラの名前まで!
私のツボが押しられまくりの面々で
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の辛い辛い戦争映画。前半は特に。
主人公はユダヤ人のピアニストで、この絶対絶命の状況下、彼が必死で生き延びようとする様子、そしてピアノ、音楽、がこのストーリーにどう関わ
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.7

主人公の女の子は生まれつき歩けないという大きな障害をかかえ、祖母と貧しく強く生きている。そんな始まりなのだが、映画はみずみずしい青春のラブストーリー。
重いテーマも含みながらも、楽しく見れる。
ラスト
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