孤独などという安い言葉じゃ説明がつかないような、肉迫する「存在の弱さ」。
そしてそれに対する見事な答え。
触覚的な映像が紡ぐ日常性の賛美。
全体のストーリーは把握しづらく感じてしまうかもしれない。
「それで?」と問うてしまいたくなる。
でもそこに意味がある。
これはあくまでも「労働者の日記」。
断章形>>続きを読む
ストーリーの構成的にはひとつの終着点へ向かって集約するタイプというよりは、断片的に見所があるタイプだ。
しかし見終わったときにそのひとつのひとつが妙に印象に残るので、結果的に見応えを感じる。
この>>続きを読む