Essiniさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

精巧なミニチュアで繰り広げられてる人形劇(ただし脚本の密度が過密)を見ている感じ、ウェス・アンダーソンだなあ。アート欄の、孤高でいたい画家と、マーケットを操作したい批評家(画商?)とミューズの話、新作>>続きを読む

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.0

古典考古学者、ラテン碑文学者、文化記号学者が古代ローマ遺跡カーチェイスでめちゃ本領発揮しているの、使い所的確過ぎて声だして笑った。

クレアのカメラ(2017年製作の映画)

1.0

百合に挟まろうとする男って無粋でしょ。
ロマンシスかと思わせてファルス振り回すおっさんを中心に回る映画とか勘弁してください。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

遺伝子の格差を努力でカバーすれば人間の可能性はかくも広げられるという、根底にあついテーマがあるのに、映画のトーンには静謐が澄みわたっていて印象的だった。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

専門職の踏みにじられようが存分に主題になっているな…
私も数字でしかモノを考えない上司に「くたばれクソ野郎!」と言ってみたいです

ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

胸くそパワハラ刑事かと思わせて最後に皆のカタルシスかっさらっていくマーク・ウォールバーグの美味しさよ

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.8

ジャームッシュなので期待してたけどシンプルにひどいな

ユダヤ人だらけ(2016年製作の映画)

4.0

自虐的な反ユダヤ主義オムニバス映画。おもいのほか面白かった。ナチスの血を継ぐ妻が、それと知らずに結婚したユダヤ人夫に縞々のパジャマ(アウシュビッツを想起させる)を着せられたり、ユダヤ人迫害の起源になっ>>続きを読む