scotchさんの映画レビュー・感想・評価 - 65ページ目

ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.0

超久しぶりの鑑賞。ストーリーは単純明快。なのに超絶面白い。それはひとえにキャストの魅力。イーストウッド、悶絶かっこいい。そしてなんといっても鬼畜の悪党、アンディロビンソンがいい。ほんと、ぶっ殺してやり>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

これまた素晴らしいの一言。
これが友情ってもんだよね。肌の色とか障害とかにとらわれない、互いを尊重できる人間関係。障害を持つ人と接するバイブルになる作品だ。
残念ながら現状は、可哀想な人達と思って何か
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.3

これは素晴らしいの一言。
原田知世バージョンも好きですが、タイムリープの場面はやはりアニメに軍配。
学生時代の、恋なのか、友情なのか、自分ですらわからないあのときめきを完璧に描いてくれています。思い出
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黒部の太陽(1968年製作の映画)

3.0

完全版を鑑賞。「休憩」の文字にびっくり。それくらい長い。それ故、超大作って感じで評価も高いようですが、個人的にはやや疑問。正直、もっと短くまとめられる感ありです。
冒頭の転落で危機感をあおり、その後は
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夜叉(1985年製作の映画)

3.8

ストーリーはあってないようなものです。キャストがそれぞれの絶頂期にあることでこの作品は輝いています。
たけし、包丁振り回す狂気の男。これはほぼ地でしょう、はまりすぎです(笑)
田中裕子、艶っぽい中に幼
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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年製作の映画)

3.5

親の仕事の大変さを理解しろよ娘本仮屋。旦那をちゃんと支えてやれよ妻高島。すねてんじゃねえよ同僚三浦。って感じで見てましたが、最後はいい感じにまとまってます。
実話と思って見てましたが、どうやらそうでは
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学校(1993年製作の映画)

4.0

これが学校ってもんだよね。
人と人の暖かい、そしてかけがえのない交流。今、失われつつあるもののように感じます。
幸福とは何か?そんなことも考えさせられます。
キャスティングも素晴らしい。みんなほのぼの
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寄生獣(2014年製作の映画)

4.0

怖い。でも面白い。ストーリーが良い。原作漫画がしっかりしているからかと思う。機会があれば読んでみたい。
斬られ過ぎ、喰われ過ぎ。つまらん恐怖映画などぶっ飛ぶ怖さです。でも画面に釘付けになってしまう。エ
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.8

素人をスターに仕上げるという角川の斬新な企画が大成功。あんまり可愛くないじゃない、と見始めた原田知世が、場面場面で妙に魅力的に見える。今現在の方がより素敵な彼女を見ると、角川の見る目は確かだったという>>続きを読む

名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

3.2

動機薄弱。トランプの数字順にターゲットを決めるのも無理がある。ほとんどの時間がこの無理な設定に付き合わされるのが辛いところ。
冒頭と結末の人質を撃った理由が綺麗に繋がっているのは素晴らしい。小五郎が助
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.5

アクションは超一級品です。特に冒頭からのカーチェイスは凄まじい。見る価値ありです。
ただ、ジョンマクレーンを信奉する私には息子が活躍し過ぎなのです。ダイハードはジョンマクレーンの映画、息子は守られるだ
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君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

2.0

中国で絶大な人気を博したと聞き、健さんファンの私は期待に胸を膨らませた。
が、どうだ。久々にぶっとんだ作品に出会った。質の悪い二時間ドラマのようだった。いや長い分だけさらに最悪だった。これが東映後の第
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.5

絵に描いたようにオチの分かる映画。でもそれがなんか清々しい。モノクロが、味、出してます。シャーリーマクレーンが好きな人はたまらないでしょうね。私はジョンマクレーンの方がいいです(笑)
古き良き映画です
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

TV版を鑑賞。序はTVアニメが美麗映像になった焼き直し的イメージでした。が、なんだこの破は!名作シーン、ストーリーをも生かしつつ別次元の作品に仕上がっているではないか!日本のアニメはすごいね。
壮大な
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アクシデンタル・スパイ(2001年製作の映画)

4.0

偶然にもここ三本、速度落とすと爆発する系を連続して見ています。アクションの定番なんですね。
それにしてもこの映画のアクションはすごい。コミカルあり、手に汗握るものあり。ジャッキー作品の中でも傑出してい
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

3.8

子ども向けかと思ってましたが、なかなかどうしてやるじゃないか。結構見入ってしまいました。
犯人の動機がありえない感じもしますが、まあその職業ならなんとか許せるか。
最後の運命の選択も、一時は「えっ、そ
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スピード(1994年製作の映画)

4.5

もう最高!何度目かになるけど飽きることがありません。
誰もが楽しめる単純明解なストーリー。そして何と言ってもキャスティング。このキアヌを見て惚れない女性はいないでしょう。ワイルドキャット、サンドラブロ
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スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.5

齢を重ね渋みを増した俳優陣の競演。なかでもイーストウッド。ダーティーハリー以来、我がヒーローです。
朋友との別れ、もう少し感動的に描いて欲しい気もするが、それもイーストウッドらしい演出かな。クライマッ
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日本の黒い夏 冤罪(2000年製作の映画)

2.5

冤罪事件には個人的関心があり鑑賞しました。
そういえばこんな事件があったなあ、くらいに世間の人たちに思い出させるのは評価できますが、その悲惨さはまだまだ伝えきれていないように思います。
映画としてもド
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.8

息もつかせぬノンストップアクション健在。サイバーテロ、恐ろしい。女悪役かっこよかった、もう少し活躍して欲しかった。戦闘機のくだりはもうはちゃめちゃ、でもドキドキハラハラ。敵の最後は少しあっけなかったか>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

3.0

面白いんだけれど、テッドの葉っぱとエロのノリには正直ついていけませんでした。登場人物のだれにも共感、感情移入できず、のめりこめなかった。
ところどころにパロディねたがあったけど、まだまだ浅学な私には無
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

3.5

やはりダイハードシリーズは面白い。面白いんだけれど、この3は愛着が持てない。何故か。ダイハードはジョンマクレーンが主役のはず。なのに今回は相棒があまりに活躍しすぎた。サミュエルの存在感が個人的には逆効>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.8

ほのぼのと暖かい気持ちになれるいい映画ですね。この姉妹のような素晴らしい家族がいれば人生は豊かになるはず。ただ現実はそうもいかない部分も多々あるので、よりこの映画で癒されるのかも。
原作もいいですよ。
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.5

怖い、怖すぎる。体が硬直してしまった。いつ、どこで起こっても不思議ではない。経費削減のための手抜きなんて、やってない方が少ないくらいだろう。この映画は現代への警告なのかもしれない。
豪華俳優陣、最高で
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冬の華(1978年製作の映画)

4.0

高倉健魅力全開。渋い。かっこいい。こんな、一本筋の通った男になりたい。やくざと殺しはダメだけど(笑)
健さんと北大路欣也とのからみ、超絶しびれます。池上季実子もちょっとパンダっぽいけど若くて可愛い。ク
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父 パードレ・パドローネ(1977年製作の映画)

4.0

とある作家が父の支配を乗り越えるまで。ただそれだけなのだが、何故か見入ってしまう。獣姦とか衝撃的なシーンが多いゆえか、いやそれだけではあるまい。
古きよくない時代。暴力と奔放、倒錯した性はさすがイタリ
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裏窓(1954年製作の映画)

3.5

結局、殺人はあったの?なかったの?わからないところがいいのか?
何度も見直さないとわからない、いや見直してもわからない作品がよく名作扱いされる風潮を感じる。さすがとは思うものの、個人的には見終わってモ
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.0

前作を見ていたがためか、現代日本と古代ローマとの風呂文化比較という新鮮さに驚きがなかった。この映画はそれが全て。前作を見ずに本作を見た人は楽しめたのでは。
細かいギャグに凝り過ぎの感強し。不死身人間製
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瀬戸内少年野球団(1984年製作の映画)

3.0

戦後の混乱期はさもありなんって感じでよくわかります。だが長すぎ。そのわりには話しの必然性にはなはだ疑問が残る。野球の唐突な始まり等々。
夏目雅子のための映画といってよいかな。私は岩下志麻派ですが(笑)
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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ(2009年製作の映画)

3.5

テレビディレクターズカット特別編を鑑賞。
ドラマ同様面白かったです。これこそファイナルと思える結末もとても良かった。役者のランクから松村雄基がXに決まってるやん、と思ってましたがいい意味で裏切られまし
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秋日和(1960年製作の映画)

3.5

昔の人は、ほんと世話好きだったんですね。相手の気持ちも考えず、自分たちの価値観で結婚という重大事をすすめていく。すごすぎ。でも、最後におじさんたちが言ってたように、それを楽しんでたんだろうね。今ではも>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

3.8

つぼにはまってしまいました。ばかばかしすきて、楽し過ぎて。子どもの頃に帰って、無邪気に笑えたような気がします。でも、涙入りの塩辛饅頭はやっぱり食べたくないな(笑)

お早よう(1959年製作の映画)

3.5

時代を見抜く鋭さに驚かされた。
テレビによる一億総白痴化、良し悪しは別として今は失われつつある近所付き合い、そしてこの映画のテーマと言える挨拶の重要性。
昔がいいのか?それとも現代がいいのか?考えさせ
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.5

何だこれ!こんなことが映画にできるのか?ある意味衝撃。登場人物は二組の夫婦のみ。でもそのやりとり、永遠に見ていられそう。ジョディはさすが。相手の女優さん、綺麗だし、やるなと思ったら、タイタニックの人だ>>続きを読む

フライトプラン(2005年製作の映画)

2.5

これは無理があり過ぎ。手のこんだ犯罪を計画してるくせに共犯の女もろすぎ。だいたい誰か女の子見てるでしょ。
設定に無理があるためか、緊迫の場面でものめり込めない。
ジョディも年齢を重ねたね。でもやっぱり
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.0

死んだ両親とほのぼのとした時を過ごす。映画らしい素敵な設定ですね。死んだ親父に会いたくなった。
名取裕子の結末は意外でしたが、個人的にはちょっと残念。この展開にホラーはいらないかな。
秋吉久美子の色っ
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