kmtnさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

メル・ギブソンの、特に近影を見るといつも「この人、完全に目がいっちゃってるな」と思う。
ヤバい系のキリスト教原理主義者で、女性蔑視的な言動や行動と、完全に過去のゴシップスターになった感が強い。
でもこ
>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

-

ある晩、起きた奇跡……という類ではなく、なんともコミカルでシュールなオムニバスエピソード。
ニューヨークのエピソードが好きでした。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

スポーツを題材にした作品ってやはり似通ってくるところがあって、
今作はポジティブな「レスラー」であり、「ミリオン・ダラーベイビー」と言えるかもしれない。


傷を負って、打ちのめされた主人公の生き様は
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

前半はなかなかだが、後半はまぁ普通というか。
某サングラスの人の年間ベストだったので割と楽しみだったし、すごく水準と高い作品なのは間違いないが。


前半、何度も引きの画面が多用され、
それが透明人間
>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

久々に胸が震えた。


絶望的なストーリーのはずなのに、何故だかくすりと笑える不思議なテイスト。
ポン・ジュノの助監督経験を持つ片山慎三氏の作品テイストは実に韓国映画的で、
今作のラストカットも、「(
>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

-

伝説の俳優が最後に、
こんなにも人生の希望を語る映画に出てくれたことが、
ひとつの物語である。
僕の人生はまだ半ば。彼にとっても、誰かにとっても同じ。

太秦ライムライト(2013年製作の映画)

-

たぶん、普段なら死ぬほど文句を書く系の映画なんだけど、やはり映画って演技とか、ストーリーが素晴らしいとか……そういうものを超越してる作品ってあって、今作が正にそう。
主役の福本清三さんのその立ち姿だけ
>>続きを読む

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

僕はまっっったくドラクエファンじゃないので、正直何にも思わなかったが、
山﨑貴監督には「スタンドバイミー ドラえもん」、「バラッド 名もなき恋の歌(クレヨンしんちゃんリメイク)」という大好きな作品を蹂
>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

-

少佐がいかしてる。
SACの方を先に見ていたので、少佐がより不思議ちゃんになってて、攻殻機動隊の奥深さというか、パラレル感を十二分に感じた。
大塚明夫さんが僕は好きなんだなと再認識した。

イノセンス(2004年製作の映画)

-

押井守の衒学的な趣味嗜好が全面的に押し出されていて、意味不明の一言であるが、それでもちゃんとそこそこ面白く観れるのだから凄い。
ただ前作のちゃんとセル画で書いてますよ〜な作風の方が好きではある。
まぁ
>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

-

てっきり、シャロン・テート事件後の作品かなと思ったら、その前に撮られた作品だったのね。
僕はホラー映画が詳しくないので、多くは語れないが、これ「アリ・アスターやないかい!!」というのが感想のまとめです
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

-

21世紀最も怖いホラー映画……というのはちょっとハードル上げすぎな触れ込みに感じるが、
家族を巡る恐ろしい因果の話だと思うならば、確かにある種のリアリティを伴い、恐ろしさを感じる。

アリ・アスターの
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

-

韓国社会に横たわる階層構造を、コミカルに、シニカルに描いた傑作。
ストーリーだけ見れば、死ぬほど暗い、陰惨な話かと思えるが、観てみると、間違いなく笑えるちゃんとしたらコメディになっているのが凄すぎる。
>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

事前に、ホラー映画と思っていたので、「あーこういうやつか」という感想。
やっぱり観ないと映画って分からないね。
漫画だと、柏木ハルコ「花園メリーゴーランド」、最近の映画だと「アンダー・ザ・シルバーレイ
>>続きを読む

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

基本的にはアメリカ合衆国全体への痛烈なアイロニーであるが、根本的には共和党、ひいてはトランプへの批判が通底している。


中盤あたりに出てくる、ブルーカラーのおじさん二人組はボラッドの歪んだ女性観にN
>>続きを読む

Mank/マンク(2020年製作の映画)

-

いやー、あんまり好きじゃない方のデヴィッド・フィンチャー。
まぁ単純に難しかったというのはある。
一応、市民ケーン観てるし、映画史での位置付けも分かってるつもりなんだけど。

チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

-

ドラマっぽい、THE テレビ映画なんですけど、阿部寛が良いから、なんとなく観れちゃう。
竹内結子の作品、熱心に観たことが一度もなかったんだけど、少なくともこの作品の役はバッチリですね。

光あれ(1946年製作の映画)

-

余りにも出来すぎたドキュメンタリー映画。
その内容に、本当に真実なのか?と疑う気持ちも芽生える。

どこまでが真実で、どこまでが演出なのか?それを考えてみても意味のないことではある。
ただ確かに存在す
>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ひっさびさに映画観ました。


古い映画って、申し訳ないけど合わないことも多いので、何となく避ける傾向があるんだけど、
久々の映画体験にはクラシックな映画が相応しい気がしたので、「オズの魔法使」をチョ
>>続きを読む

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

モータウンのアーティストの音源はちょくちょく聴いているが、詳しくは知らないので久々に劇場で観てきました。


ベリー・ゴーディが90歳、スモーキー・ロビンソン80歳とのことですが、
ちょっと元気すぎや
>>続きを読む

ちびまる子ちゃん(1990年製作の映画)

-

今とちょっとずつ違ってる。
結局大野くんは普通にテレビ版出てるのが面白い。

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

-

頭空っぽで観れるのがみたいなあと思い、鑑賞。
2の方が面白かった。


TBSラジオの番組で「ジャッキー映画特集」を5年くらい前にやってて聞いた時にすごく記憶に残った話がひとつ。
「今のジャッキーは酔
>>続きを読む

HOMECOMING: ビヨンセ・ライブ作品(2019年製作の映画)

-

最高の音楽と最高のパフォーマンス。
やりたいことは人類の代表になること。

ベスト・キッド(1984年製作の映画)

-

記録漏れ。


初めてミヤギさんのことを知ったのが、「クレヨンしんちゃん」のカラテか剣道を習う話の回で、
作中でカーネルサンダースみたいにニッコニコした顔で描かれたミヤギさんが出てくる。

なので、勝
>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

-

感性が死んでるので、過去の名作を見ても「なんか地味」とか「分かんね」とか平気で思っちゃうタイプなんですけど、
秋刀魚の味、じんわりとなんとも滋味を噛み締めるような後味の良作だと思いました。


小津安
>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

-

トム・ハンクスの存在感で何となく見れるが、そこまで感動するか?これ?

イエスタデイ(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アジカン→オアシス→ビートルズの流れを辿りビートルズ大好きになった人間なので、割りかしジャックへの共感性が強かった。


正直、ジャックのカヴァーバージョンが魅力があるかというとそうとも思えなくて、
>>続きを読む

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

-

高校生のころ、友人が栗山千明が大好きだったなあ。今は何してるんだろう。

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

-

面白い。皆んな若い。
竹中直人、役作りで太ったんだと思うけど、顔も何だか違うくない?

ゼロの焦点(2009年製作の映画)

-

大学生くらいの時に原作は読んだ記憶があるが、面白かったかどうかはサッパリ覚えていない。
「砂の器」の方がトリックだったり、映画も有名なので印象が強いかもしれない。

広末の昭和っぽくなさがすごい。

アス(2019年製作の映画)

-

いまここにある、特権だの富だのと言ったものは、誰かの犠牲の上に成り立っているのではないか?というテーマは性はすごく肯ける。
だけど、単純に面白くない。


前半の殺し合いはびっくりはすれど、ただそれだ
>>続きを読む

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

-

昨日見た「探偵物語」の薬師丸ひろ子があまりに良すぎたので、今作を視聴。
大林宣彦作品が自分には合わないのか……?
前見た「時をかける少女」もさっぱり良さがわからなかった。


後半の展開はどう感じれば
>>続きを読む

ANIMA(2019年製作の映画)

-

一年くらい前?に見て記録し忘れてたので今更ですが。


トム・ヨークのダンスが面白いというのは、ネット界隈では定期的に話題になるけど、
すごく適当に踊っている様に見えてしっかり振り付けがあるらしい。
>>続きを読む