静傷和琴さんの映画レビュー・感想・評価

静傷和琴

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砂の器(1974年製作の映画)

5.0

松本清張の傑作。
初、野村芳太郎監督作品。とにかく泣いた。加藤嘉の演技がとにかくすごくて、台詞が一切ないのに2人で旅をするシーンが流れると胸が締め付けられた。
     ー宿命ー

フラガール(2006年製作の映画)

4.9

李相日監督作品の中で1番好き。
すごく良い映画だと自信を持って言える。
蒼井優さんのダンスシーンは圧巻。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

時代を一緒に進んでいく感覚。
同世代じゃ無いから、かんなこともあったんだなと思う部分が多かったな。真っ直ぐ生きるって理想だけど難しいよね。

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.7

ウォン・カーウァイ監督作品の中で1番好き。
ミッシェル・リーの美しさと金城武の可愛さが最高。殺し屋の話なのに、色っぽくて、ネオンか煌めく香港の街がたまらなく愛しい。いつか行きたい。

キリクと魔女(1998年製作の映画)

4.3

ミッシェル・オスロ監督作品の中でも特に好き。
アフリカを舞台にしたアニメーション映画は初めてなのと、映像がとにかく美しい。物語も面白くてどんどん引き込まれた。
アニメーション映画の価値を高めた作品だと
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僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

3.8

初、アンドレイ・タルコフスキー監督作品。
モノクロのせいか少年の感情がよりどす黒く感じる。子供の歪んだ正義感と兵士として生きる大人たちと過ごす時間の中で、かつて妹と過ごした時間の美しさは永遠なのかもし
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

薬師丸ひろ子の可愛さに衝撃。
ストーリーは独特だけど、曲も良いし、魅力が詰まってる。最後のスカートをはためかせながら狙撃ごっこをする場面が印象的。キスシーンも可愛い。まさに快感。

台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初、相米慎二監督作品。
みんな歪んでるのに何故か見てしまう映画。下着で踊ったり、夜の学校で過ごしたり、女の子に火傷負わせたり、自殺したり。まさに台風みたいに荒々しくてどこか魅力的な思春期。

兎の眼(1979年製作の映画)

3.7

灰谷健次郎の傑作。
壇ふみが良い。作文のシーンはやはり心に残る。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

おしゃれで華やか。
ミュージカルとしての曲もかなり良かった。撮影技法の素晴らしさには感服。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.2

クリント・イーストウッドかっこ良すぎる!最後は特に圧巻。
グラン・トリノに乗りたい。

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

-

原作は大好きな上橋菜穂子さん。
作画は安藤雅司監督らしくて流石。
この壮大な物語の映画化に挑んだことはすごいと思う。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

詩的な映画。台詞は発するより流れてくる感じが坂元裕二らしい。絹ちゃんの趣味はすごく共感。映画の半券を栞にして、ブックカバーをつけてもらう。そんな些細なことをしたくなる映画。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

大好きな映画。
曲も良いし、最後の場面はやはり傑作。
映画は人生と共にずっとある。それを教えてくれた大切な作品。

運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

4.9

イラン映画はこの作品が初めてだった。
何度も現れる少年アリの泣きそうな表情が堪らない。心に残る、珠玉の映画。

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.8

ファッション色が強い映像美と美しいキャストで飾られた映画。
蜷川実花監督らしさ全開の世界観。

少年(1969年製作の映画)

4.0

子供の表情がすごい。
悲しくて、大人びて、凶暴で、強い瞳。
少年の台詞にすごく重みがある。最後の雪の場面は考えさせられる。
流石、社会派映画を撮る大島渚監督。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

初、ジム・ジャームッシュ監督作品。
口紅を使ったキスシーンが好き。
オムニバス映画は初めて見たけど、ちゃんと物語が繋がっていて面白かった。

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.8

静かな自殺願望。パルム・ドール賞を受賞したと聞いて見た映画。
物語の結末は、なるほど、と思った。
人を救うのもまた人なのかもしれない。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.5

オムニバスで描かれる、短編小説のような映画。
ウィノナ・ライダーが可愛かった。どのストーリーも、クスリと笑ったり見入ったり。時計の針が動くたびに、今度はどこへ連れて行ってくれるのかとワクワクする。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

杉咲花の演技が素晴らしい。
下着で訴えるシーンは必ず泣いてしまう。きのこ帝国の曲とタイトルは最高の組み合わせ。近年の邦画で久々に心が動かされた。
日本アカデミー賞最優秀助演女優賞おめでとうございます。

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

3.8

極限までエロスを描いた問題作。ここまでポルノ的な作品は初めて。
鮮やかな色彩や役者の表情は見事。
大島渚監督だからこそ撮れる作品。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

5.0

初、アッバス・キアロスタミ監督作品。
すごく良かった。子供の表情もリアルでストーリーも良い。何よりもひたむきな少年の行動が胸を打つ。最後の場面は感激。
大好きな作品になった。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

初、ルネ・ラルー監督。
すごい色彩と世界観。残酷な描写も多いけど独特なSF世界に引き込まれる。
性交渉に関する発想は驚きと同時に理解した瞬間に、この作品の面白さを感じた。

王と鳥(1980年製作の映画)

4.5

監督ポール・グリモー。脚本ジャック・プレヴェール。高畑勲監督をアニメーション映画の世界に誘ったと聞いて見た映画。
美しく、思想的で、最後のシーンは感服。
アニメーションが表現の手段になりうることを思い
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

刺さった!
テルちゃんの気持ちが痛いほどわかる!
若葉竜也も良かったな〜。恋愛ってダサくて、痛くて、気持ち悪くて、純粋。
初、今泉力哉監督作品。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

すごく派手な映画ってわけじゃないけど、なんか好き。三角関係と思う反面、どこか他人事なエヴァが良い。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

原作を読んでたからストーリーはわかってたけど、ラストシーンは違うから良かった✨「ムーンリバー」は名曲。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.7

安藤サクラを知った作品。
彼女の演技がただただ凄すぎる。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.7

岡崎京子の傑作。
沢尻エリカがハマり役すぎた。
 ー人生なんて、自分で決めるのよー

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

4.3

レスリー・チャン可愛い!同性愛をテーマにしてる作品だけど、純粋にカップルとして見れた。互いに思いやり、傷つき、そして立ち直っていく。トニーレオンとはまさに黄金コンビ。

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