「映したいと思わなくなるまで風景を見続けるのだ。見飽きてもいけない。再び見飽きなくなるまで風景を見続けるのだ」
フロイトのための後付け映画
こんなの撮って何になるのか?謎解きして楽しいか?精神病者をバカにしているのか?
知性もユーモアもない。大変つまらぬ。
佐藤寿保デビュー作
ピンク映画でエロいと感じることはないが、これはエロい
彫刻を作るのも猫をなでるのも鳥を治療するのも同じ手つきで組成していく。
自分の思い通りにならない世界を肯定する、開かれている。
Andre 3000
何も起こってないようだが、森の中は動きに満ちている。
アメリカ、その収奪の歴史。
搾取される孤独な牛が報われるときはくるのだろうか
「明治の新政府は、全道の開拓を急いで積極的に移民を募集し、>>続きを読む
「たたのイメージたち 絶えず遠り過ぎていく」
アウグスト・ヴァルカリスのピアノが素晴らしい。
「私たちはここにずっと居たし、居なかった。私たちは同じ場所を違うレベルで旅している」
オリエンタリズム以外の何物でもない。
吉本新喜劇かこれは。何重にもおぞましいものを見た。
マリオ・ジャコメッリの写真を思い出す。
人は突然死ぬ。残された人たちはどうすることもできない。新しい時間にむかうことは、いなくなった人を忘れてしまうことなのか、忘れてしまうことはいなくなることなのか。
終盤の存在論的転回。
國分功一郎>>続きを読む
本当に人は死んだらいなくなるのか。死んでも変わらずそこにいる、というのを「空気がある」とか「時間が流れる」みたいに意識しないくらいのこととして感じられないだろうか
中身がないのに時間軸を切り貼りして中身があるかのように見せかけている。
プレゼンが達者なコンサルが作ったパワポみたいな映画である。
「家族が亡くなった場所だからこの家に来るのが好きなの、住みたいくらい。
ここに来て思い出すの。お父さんやお母さんや家族がどんな目にあったか」
「あの、なんかとても・・・いい所ですねぇ」
「移動する記憶装置」=人間
ex.『二重のまち/交代地のうたを編む』『王国(あるいはその家について)』『東京の生活史』
『父を探して』の監督、待望の第二作
感涙!
「色」が物語を推進させる。
音が鳴る、その音で木の葉が落ちる、風で木の葉が飛んでいくその方向を示す、そこへ向かって走る。
「私は生き直すことがで>>続きを読む