アメリカナイズされてドラッグ漬けになったジャップたちよ!
福間健二は世界を肯定する
「すぐれた文学は読む人を励ますものだ」という大江健三郎の言葉を思い出す。
イビサ!バレアリック!
そしてジェントリフィケーションによって変わりゆくイビサ、、、
村の最後の日々
運び出される数々の民具、それらは「この場所」でないと力を発揮しないだろうことを予感させる
ダムで沈められる村
狩り、山菜採り、漁、畑作、祭りや習俗、すべてが豊かであるだけにもうこの村が丸ごと無いことが、ものがなしい
柳田國男や宮本常一を読んでいるときのよろこびがこの村にある
「アフリカで最も長く続いた内戦は1983〜2005年にスーダンで起こった」
2011年に独立してからも内戦は続いている
「水は低い方へ流れる」
遠いどこかで起こっていることもいつかここにやってくるし、今ここで起こっていることもいつかどこかへつながっている、責任がある
元イスラエル軍兵士による自己批判
イスラエルの中にもこうした運動があることは「希望」だといえるが、
2023ベスト
冒頭から泣きどおし
出演者全員の声が素晴らしい
カラッとした気持ちよさがある、でも明るいわけではない
様々なものが混ざり合って一つの共同体になる様は、彼らの素晴らしい「多声混唱」に象徴されている
イオセリアーニが故郷ジョージアの危機を前に製作したこのドキュメンタリーを見た今となっては、他のイオセリ>>続きを読む
大傑作
経済・交通・ブレッソン
あらゆるイメージは別のイメージに変換・交換される
「交換は常に贈与か略奪かであり、等価交換という均衡に落ち着くことは決してありえないのである。」(絓秀実『革命的>>続きを読む
オスロ合意の年に結婚したガーダ。
彼女は、第二次インティファーダでいとこが殺されたことをきっかけに、1948年イスラエル侵略時のことを女性たちに話を聞いて、本を執筆することを決める。
家を破>>続きを読む
すべての革命はのるかそるかであり、すべての革命は早すぎるか遅すぎるかである。
ところで、ずっと鳴いてる鳥さんたちはどこにいるんだろうか?
12年に一度行われる、女性中心のお祭り「イザイホー」
この映画が撮られた1978年以降イザイホーは行われていない
何が問題か。
ジェノサイドからの救済としてつくられた国の人たちが今、ジェノサイドをしているということだ。
ハビエル・エローという詩人がいた。
詩人は、ランボーのように21歳で詩作をやめる、と言っていたという。
それは射殺されることで現実となる。
詩人の孫姪が、詩人の兄妹・同級生・恋人・友人・同志た>>続きを読む
占拠、虐殺があった村を撮った写真がある。その地を写真家が再び辿るが、村の光景は変わり果てている。
生存者の女性は、自分が写っているその写真を見た瞬間から涙が流れ、とめどなく言葉があふれる。
この映>>続きを読む
大傑作!
原作からの編集もうまいと思う 泣きました。
消費の欲望の先にある共存への希望
農民、先住民の側に立っていたクーデターによる軍事政権は、次の政権によって記録ごと闇に葬られた
そのクーデター政権は成功だったのか、失敗だったのか?
パレスチナ住民のインタビューであるこの映画の裏面にあたるのが『沈黙を破る』という、イスラエル兵によるイスラエル批判運動についてのドキュメンタリー作品だ
9年前の光景だが、ハマスをめぐる情況など、>>続きを読む
傑作!!!
思うところはたくさんあるが、ラストをどうとらえるか?
永山則夫を思い浮かべながら
故郷喪失者たちのアメリカ
夢遊病者たちのアメリカ
「スカッとジャパン」見てる感覚に陥った
これをただ楽しむということはできなかった