加藤ラッセルさんの映画レビュー・感想・評価

加藤ラッセル

加藤ラッセル

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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.5

過度なポリコレの対比として描かれる、ワープア、介護といったサイレントマジョリティ、好物。。。挟まれるギャグも良かった。
終わり方はうーんって感じだったけど、それでも余韻に浸れる、好きポイントがいっぱい
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

昨今のこの手の映画の中で一番人類への脅威が感じられず、ショボかった。何の説明もないのがこれはこれで素晴らしかったが、説明の変わりに流れる映像が退屈すぎる。開始10分くらいで敵さんに登場してもらって、さ>>続きを読む

ホワイトアウト(2000年製作の映画)

2.9

ダム要素が全く生かされていない。全シーン、ダイ・ハードで見たことあるシーンになってしまう。ダム構造・設備を生かした戦闘シーン入れたり、流域住民が人質なのをもっと深掘りしてもろて。。

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭にて。。。全シーンが我がの血となり骨となり過ぎている。小学生の頃のトラウマ、生け贄シーンは未だに心臓バクバクするし、レイダースマーチが流れれば2回とも泣きそうになっちゃった。

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.8

前半があまりにも眠たく、目が醒めたら本当に異国の地に放り出された感じになってしまった。そんな異国の地に慣れたところで急展開を迎え…牧師と観客の心情をリンクさせるのは上手いと思った。映画の元ネタになった>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

この人の代名詞、記憶を辿る追体験、ぐちゃぐちゃ時系列、序盤はやはり集中した方がいいのと、アメリカの戦前の共産主義運動ってあんまり他の作品で見たことないので意識しておくとわかりやすいかも。
本人や科学者
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

3.9

ブルース・スプリングスティーン兄貴イキ顔の真実。。。バケモン連中の集まりでも人間というのは本質的に変わらなくて、学園祭のクラスの演し物の練習みたいになるのだな。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

申し訳ない、白い半透明のカラコンしてるだけの子供にしか見えない、、、この子が見えないなりに導きだした答えが物語のキーなのはキツい。←正直、この"見えない"っていうのも、事件の場にいなけりゃ成り立つレベ>>続きを読む

漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~(2024年製作の映画)

3.5

色んなエピソードを持った漫才師の方々が出てくるけれども、結局「面々」止まりで、彼らが漫才協会と交わるような場面が無かった。結局漫才協会って何だよ。塙監督の漫才師愛が強すぎたが故ということにしておこう。>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.7

これはワイが仕事で嫌々作った資料か?前半シーンで調理されて出来上がったロンゲン監督以下、登場人物のキャラ付けの不味いこと不味いこと。後半も男塾のアニメの終盤みたいな進め方しててびっくりしてしまった。>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.4

北朝鮮が拉致を認め、報道番組で北朝鮮の暮らしや脱北者の映像を流してたのがが20年くらい前で、あれから何も解決してないんだよな。脱北一家のパパママが当時だったらギリ20代くらいか。しきりにキリスト教を持>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

水中で戦え!!
「父親の敵を討つ」とか「収監中の弟」とか全部聞いたことある話なのはバカ映画(褒め言葉)の教科書にそう書いてあるからで、その通りに作ってくれて最高なんだけど、もうちょっとアクアアクアして
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

-

すんごい久しぶりに観たけど、間違いなく前観たときより面白い。前回から今日まで、映画的体験を重ねた分だけ、この映画の凄さ・面白さが分かった気がする。
「記憶を消してもう一度~」とは思わない。ぼんやりと誰
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.4

規模・人脈含めて限界を感じる。スタローンならエクスペンダブルズの終活をキチンとやってくれると思ってたんだけどなぁ…これじゃ「単にスタローンがじいさんだから出番が少ない」だけになってしまう。
映画始まっ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

平山の過去も、この後訪れる独身男性の末路も描かないので、憧れられるし、しばらくはつらい現実を忘れさせてくれる。タイトル通りの作品。ダンサー・イン・ザ・ダーク路線を警戒してしまったけど杞憂でした。
「観
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(2023年製作の映画)

3.4

家康の天丼ネタは芸人らしいな~って感じで、あと加瀬亮の名古屋弁が印象的でしたが、それ以外は特に可もなく不可もなく…淡々と暴力が描かれていく。この時代の人権意識の皆無さと同性愛はこんなもんやろ、と個人的>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

私生活パート多め。世界史に疎い身としては指導者としての評価というか、フランス国民の立ち回りがよくわからんかった。敗戦1発で追放されたと思いきや、何で流刑地から戻ってきて軍率いてんだ?観賞後にナポレオン>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

海外評価が高いと聞いて。おたくらがB29で日本を焼け野原にしたのと、そこから立ち直ってゴジラ(1954)作るまでになった歴史を知るきっかけになって欲しいね。当時の日本人描写はかなりいい。
⇒とかいう歴
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

インディアンの命は犬の命より軽い。三時間半、こんなの観てるとこっちの倫理観がぶっ壊れる。人が死んでも「まあそうなるよな」って感じ。とは言え退屈ではなく、ちょうど集中切れるくらいでストーリー転換し始める>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

いい年こいて寡黙なエージェントごっこしてるときにイヤホンで音楽聴いていいのか!?助かるー!!
予告編見た感じ、仕事哲学やルーティンにもっと重きを置くかのかと思ってた。某サイヤング賞YouTuberと比
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.3

アメリカ映画でこういうAIや米軍の描かれ方珍しいな。アメリカンスタンダードとはあべこべな世界で描かれる生命や倫理についての問題、向こうの人たちはどんな気持ちでこれ観てるんだろうか。ロボコップ2のラスト>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.1

死の淵まで付いてくるの死神じゃん。最後の方『死霊館』と同じBGM使ってない?
派手さこそないが、締めるべきところで締める溜めの美学。倍速視聴マンにはわからんでしょうな。

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