想い描いていたものよりもずっと渋い味の映画。扉を開けた先は崖だったかのような思いがけなさ。
少女の赤いスカーフが胸に焼き付いている。
異常犯罪者と美人研修生の話の外側で論じられるジェンダーと父娘の関係性。
アカデミー賞を受賞したのは猟奇性だけではなかったのね。
ガーデン要素は思ったより少なめ。
出だしのアメリ感と図書館と主人公のファッションが良い。
デザインは世界の見え方を変える。
世界を楽しむ一つの方法。
ディズニー映画で言葉を取り戻した自閉症の男性のドキュメンタリー。ディズニー映画のようなピュアな言動にに心を掴まれる。
『アイヒマンを追え!』との相互補完が推奨されていたので鑑賞。
残酷なナチの描写というよりは、戦後の生き方を描いた人間ドラマ。
美術賞を受賞するだけにインテリアや小道具、映像そのものが美しく思わぬところに見応えがあった。
ずっと観るきっかけを探していた映画。
『アウシュビッツの歯科医』を読み終えた勢いで鑑賞。
古典的で軽やかな笑い。
気分が軽くなった。
気取ってないパリは素敵で初めて行ってみたくなった。
アメリを観た時のような歪さとかわいさ、いつまでも心に残る中毒性。世界観とインテリアとサリーホーキンスがとにかくかわいい。
あの時退屈で観るのをすぐにやめてしまったはずなのに、あらためて観なおすとやけに響いて美しくて寂しい気持ちになった。
エルファニングの笑顔が可愛くて何度も一時停止してしまった。