エレファントさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

エレファント

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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

良かったのはチェリーの花びらが舞い落ちるシーン。諦念と虚無から覚めて相棒と任務を思い出す。死体につかまりながら岸へと上がるのも印象的

ラストレター(2020年製作の映画)

4.9

乙坂が別れ際、二人の少女を写真に撮るシーンが本当に美しく、印象深かった。
監督の「こういうのが撮りたいんだよ」という態度に「こういうのでいいんだよ」と頷くばかりの最高映画。
だから汚いおっさんの自分語
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

売れ要素てんこ盛り。
でもサムロックウェルがかっこよすぎるから問題なし
生まれ変わったらサムロックウェルになりたい

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.3

「母親と暮らしてる醜いデブだものね」

そんな言い方ないだろ!!!

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.9

不思議な映画である。3年前も今日も、圧倒されながら没入感の得られない数時間だった。淡々とすずさんの日常を辿りながら緊張と緩和が交互に訪れる構成のせいかと思ったが
、一番は、敢えて言うならば加速的な社会
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.9

安心の白石クオリティだが最近の『凪待ち』と比較すれば演出がやや露骨かも
でも物語としてはこっちのほうが高次であるからその辺のバランスが難しい

マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

4.2

またティモシーシャラメ。
宣伝が教師に恋する冴えない学生という構図を全面に出してるからそういうのを期待するとなんじゃこれ、となる
が、この真面目な映画にとってビリーの行動障害というのはただの装飾でなく
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

確かにゴッサムシティはゴミまみれで財政上の問題から福祉施設も閉鎖されるなど行政が行政の体を成しておらず、貧富の格差は開き、人心が荒廃している。この点で2019年現在だからこそ出てきた映画、評価される映>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.3

宇宙映画だけど宇宙映画じゃないというか…。
人間的なるものと非人間的なるものとの間で浮遊するロイが人間性を取り戻すのかというお話。
太陽系の彼方にいるかもしれない知的生命体は、もう殆ど神と言っていい存
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

ストーリーはまぁ粗筋から予想できるが、美しい作画と繊細な演出は劇場版でも健在である
京アニ特有の青空を背に羽ばたく鳥たち。
いつも同じ人が撮ってんのかしらないけど好き

天気の子(2019年製作の映画)

4.8

はっきり言って「君の名は」より数段上をいく傑作ではないか。
映像体験とすれば劣るかもしれない、が、ひとつの作品としてものすごく誠実な結末と言える。
結局われわれの社会は誰に強制されたのでもなく、われわ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

5.0

びっくりした。ポストトゥルースを題材に一級品のエンタメ映画に仕立てている。それと同時に青春映画だから間口が広い広い。

凪待ち(2019年製作の映画)

3.9

「津波のせいでダメになったんでねぇ、津波のおかげで新しい海になったんだ」

プロメア(2019年製作の映画)

3.8

燃やし尽くして鎮火するという伝統的火消し。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.9

犯罪映画で優れたものは我々の道徳を置いてけぼりにした価値判断基準を提供してくれるが本作にはそれが一切ない。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.6

ルビー・サファイアで時間の止まってる人間にも親切なキャラクターチョイスだった。

バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

3.5

大不評だからどれだけ破綻した映画なんだろうと思って観てみたら意外とよかった。
平坦なストーリー進行だけどそれでいいのではないか。あかね自身、世界が広がったかもしれない、たぶん。と言っているから。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.6

笑いあれば涙ありはいつものことですが…
失うものあれば得るものあり、得るものあれば失うものあり。
これまでMCUを貫いてきたのは決して一面的な善と悪が跋扈しないというこだわり。今作も例外ではない。