シヲリさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

シヲリ

シヲリ

映画(188)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.2

芸術的ではあるけれど胸糞悪い映画。プラド美術館で見た「快楽の園」のような奇妙な生物の住む星の話。人に勧める気にはなれないし、なんでみようと思ったのか、今思うと不思議!

トイレのピエタ(2015年製作の映画)

4.1

こういう感じの日本映画、好きだ。
RADWIMPSは別に好きじゃないけど、野田さんの演技は色気や誰にも出せない空気感があって、とてもとても素敵だった。
最初、病院の子供達やリリーフランキーの馴れなれし
>>続きを読む

チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜(2011年製作の映画)

3.2

ストーリーはあんまり響くものはないんだけどバイオリンが心地いい。登場人物のエピソードが枝葉のように伸びていく構成が面白かった。主人公に魅力を感じなかったからこの点数。

危険なプロット(2012年製作の映画)

3.2

フランス映画っぽい演出が多い。嫌いじゃない。
男の子の色気にどきどきする。しかし邦題がダサいなぁ。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.5

いい話、なんだろうけどそれは結果論であって、当時の世の中的には絶対に評価されない行動だったと思うんだよなー。正義ってなんだろうか、トムハンクスが何故憲法まで持ち出して彼を弁護したのか、最後までいまいち>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.3

あらすじから、もっと暗くて鬱々とした感じなのかと覚悟して観たら、非常にポジティブな映画で、救われた。どんなに絶望的な状況でも次の手を考えられる人間に、私もなりたい。

海街diary(2015年製作の映画)

3.7

淡々と話は進んで、大事件が起きるわけでもなく、登場人物それぞれの悩みとか、家族観とか、そういうもののうつろいを描いた話。
しかしつまらないわけではなくて、続きも気になるし、ちゃんと観た。こういう作品は
>>続きを読む

キャデラックレコード 〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜(2008年製作の映画)

3.2

特に音楽好きじゃないからか、特段ものすごく惹かれたところがあるわけでもなく、淡々と見てしまった。芸術家のこういう生活、昔は憧れたけど今はそうでもないなー。

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.0

親になろうとしてるから、この映画は親の目線で見るかと思ったけど、結局メイジーの目線で見てることに驚いた。私はこんな不憫な思いをせずに大人になれたことは幸せだったなと思った。大人の都合で大人でいさせられ>>続きを読む

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.7

radioheadのburn the witchのPVを見て、なんとも言えない不気味な空気感に惹かれて映画も見てみた。集団心理、宗教、マイノリティとマジョリティがテーマかな。刑事さんもこんなに深追いし>>続きを読む

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.4

久々に見た、完成度の高い話だった。手塚治虫の火の鳥のような、輪廻をテーマにした話。複数の話が同時進行するから場面転換は激しいけど不思議と混乱せず、すんなり世界に入っていけたし、3時間もある映画だったな>>続きを読む

名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

2.0

久々に見たコナン映画でした。テレビはともかく映画はもっとストーリー練られてると思っていたのだけど、こんなもんなのでしょうか。建物を爆発させておけばスケールでかくなって映画が成り立つとでも思ってるのかと>>続きを読む

グラスホッパー(2015年製作の映画)

2.9

ずいぶん前に原作を読んだけどまったく頭に残ってなくて不思議に思っていた。映画を見たらその理由は、ストーリーに厚みがないからだとわかった。すかすかの、ぺらぺら。謎の組織の目的も全くリアリティがないし、な>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.6

よくできた映画ではあるけれど、鬱々とした感じが今の気分ではなかったし、人に勧めたいとは思わなかった。底辺の人間の生活を見てるのはなかなか苦痛で、この話も、一昔前の自分ならビビッときたんだろうけど、今の>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

予備知識も何もなく期待もせずに見たらまぁそれなりに楽しめた。各ゲームの世界観が凝ってて、お菓子の国は子供の時見たら本当に夢中になっちゃうだろうなって思った。ストーリーはまぁありがち。マリオカートやりた>>続きを読む

クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

2.7

クレヨンしんちゃんシリーズの中ではかなり異色。悪の組織が出てくるものと思っていたら最後まで出てこなくて、結局自然相手のパニック映画で本当に拍子抜けした。しかもサボテンに人が食われまくって結構事態は深刻>>続きを読む

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

3.9

三谷幸喜のぬるーいコメディの面白さはわからないけど、ウディアレンのピリリとスパイスの効いたコメディは素直に面白いと思った。見ながら色々突っ込みたくなっちゃうところが上手いなと思う。彼女の親友といい感じ>>続きを読む

白河夜船(2015年製作の映画)

3.4

昔の私ならビビビと惹かれた映画だったろう。憎めないんだけどなんとなく嫌悪感がわいて、ぬるぬるしてて、きーってなる話。ずるいずるい世界の話。

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.5

この手の映画って、前半の主人公のダメっぷりにいらっとしちゃうのよねー。しかし、その描写がないと後が引き立たないから仕方ないんだけど。
染谷将太の首をすくめる笑い方、ダメな主人公のダメさがすごく伝わって
>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.6

冷たい熱帯魚を先に見たからか、思ったほどエグくないなって思った。耐性ができただけかしら。
一番の悪人はリリーフランキーなんだけど、正義のために事件を追い続けた山田孝之が、この事件を通じてある意味悪人に
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

ラテンの音楽が心地よくて、出てくるお料理も全部美味しそうで、見終わったらお腹がすいてきた。
お父さん、荒い感じだけど人間味や情熱があって決してクズじゃないし、息子も素直で可愛くて、次第によくなってく父
>>続きを読む

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.9

思ったよりずっと面白かった。驚きはないけど、安心してみていられる感じ。

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.9

セレブな生活と落ちぶれた生活、交互に描いててその対比が際立っててうまいと思った。ラストはああ、そういうことだったのね!とびっくり。幸せをつかもうとする彼女の姿を皮肉たっぷりに描いてて、でもあんまり重く>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

2.3

とにかくミニオンズが可愛くない。むしろ、声やら顔やらワチャワチャした感じがイラッとする。故に全く面白いと思えなかった。ストーリーもキャラクターにも全然魅力を感じなくて、久々に見て損したなって感じの映画>>続きを読む

はじまりのみち(2013年製作の映画)

3.6

そうか、戦争映画の切り口はこういうのもあるのか、と気づかされた作品。ラストの作品集みたいなのはやや間延びした感じがあったけど、そこまでの展開は良かった。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

2.9

どうしてこんなに評価が高いのか、正直よくわからなかった。そりゃぁ音楽やファッションも素敵だったけど、ストーリー的にはそこまで惹かれるものもない。。意外性もなく、淡々と進むので、いまいちどこが山場かわか>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

ハッピーエンドの話かと思ってたから、ラストに向けて全然良くならない状況に焦りを感じながら見てしまった。優しく、暖かい愛に溢れた映画で、ルディ、ポール、マルコ、みんな大好きになった。現代は、彼らの生きや>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

この時代だと相当斬新な映像技術だったんだろうなー。ストーリーは特にひねりもないけど、娯楽作品としてはそこそこ楽しめた。むしろ、妖怪ウォッチバスターズがこの映画を相当パロッてるのがわかってそっちの観点で>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.2

最初キャスト逆!って思ったけど、始まったら全然違和感なかった。アクションシーンとてもワクワクしたし、原作のいいところをちゃんといかせてて、珍しく実写で成功した例だなと思った。音楽もとてもマッチしてた。>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.4

扱うテーマは女性の社会進出と性的マイノリティの人の生き方という真面目な内容だけど、明るいコメディタッチ(しかし鼻に付くような笑いじゃなくて好感が持てた)で描いていて、魅せ方がうまいなーと思った。セレー>>続きを読む

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.2

美しい夜の映画。
映像も音楽も綺麗でうっとりさせられた。
話はなんてことないんだけど、世界観に魅了された。ジムジャームッシュ監督の中では、一番すき。

スイートプールサイド(2014年製作の映画)

3.8

この時期って大人から見れば本当に馬鹿みたいなことで悩んだよなーって思い出した映画。飽きさせない描写と、最後の感情むき出しのシーンが魅力的だった。嫌いじゃない。

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

4.0

ちょっと間延びした感はあったけど、わかりやすいストーリーでなかなか楽しめた。この時代に行ってみたくなった。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.4

単純な娯楽映画。もっとびっくりなどんでん返しでもあるかと思ったけど、まぁこんなもんかって感じ。いつも感じるけど、この手の映画は予告編が一番面白そうに見える。

蜜のあわれ(2016年製作の映画)

2.8

妙な演出(赤子が話すときの水音とか、幽霊が横からスライドして出てくるシーンとか)があまり気に入らなくて、ちょっと冷めてしまった自分がいた。もっとナチュラルにこの世界観に入れることを期待していたのに。>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

3.4

私には子供がいないけど、自分に同じことがおきたらどうなるか、考えさせられた。
しかし子供を撮るのが上手い監督だなー。