清水さんの映画レビュー・感想・評価

清水

清水

JUNK WORLD(2025年製作の映画)

4.0

ゴニョゴニョ版を観た。ゴニョゴニョしてるけど割と日本語で、前作よりも現代に近い設定だからなのかな?とか、ちょっと遊び過ぎてるな、とか思ったり。今作と前作だったら前作の方がかっこよくて好きかな、でも次作>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

なんで今まで観てなかったんだ?!公開当時体調悪かったんだっけ…?クイニーの衣装とメイクが美しくて本当になんでも似合っちゃうのね…。クリーデンスどんどんイケメンになっちゃって流石エズラミラーだし。グリン>>続きを読む

あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.5

サントラがめちゃくちゃ良い。私自身は親戚付き合いが苦手だからかピーターの家族たちのグイグイ来る感じにビビり倒したけど、皆良い人たちなのは分かる。家族が居ない孤独なルーシーには眩しくて温かいよね。みんな>>続きを読む

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.5

ロビン・ウィリアムズの演技力凄すぎる、完全にババアだった。遊ぶこと楽しむことが得意な良い父親である反面、仕事も続かず家事もできずやりたい放題でろくでもない夫。我慢できず離婚する気持ちも分かる。でも子供>>続きを読む

仮面の男(1998年製作の映画)

3.0

ディカプリオの一人二役の演技が素晴らしい。表情だけで兄弟のどちらかすぐに分かる。6年間も鉄の仮面を着けられていたのに肌が綺麗なのツッコミどころだし、あれだけ銃で撃たれても誰も倒れないのも無敵過ぎて笑っ>>続きを読む

いつか読書する日(2004年製作の映画)

3.0

物価の安さに時代を感じた。もう少し歳をとってから観たほうが沁みたのかもな〜。末期癌で死が近いからって容子の要望がとても我儘なものに感じた。美奈子への想いを妻に悟られてしまう槐多もどうかと思うけど。才の>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.0

孫が産まれるのに「おめでとう」じゃなくて「ありがとう」という言葉をかけることに強い違和感を感じた。お前のためじゃねーよ。あの時すぐに起きられたんだから真っ先に消火に専念したらいいのに…ってモヤモヤが終>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.5

90分ワンカットとは思えないほど無駄なシーンがひとつもない。観ている間ずっと学生時代に居酒屋でアルバイトしていた頃のことを思い出していた。この胃がヒリヒリするような緊迫感とか、常に誰かが嫌われているこ>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

4.5

ハラハラドキドキしてめちゃくちゃ楽しめたし面白かった!どんな楽園でも医療は大事だよ…虫歯のシーンですら不憫に思えたのに…。クリストをああしてしまってから皆が楽しく遊んでいるのを見て、人間の恐ろしさを目>>続きを読む

沈黙を破った男(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

電車を降りれば殺されると皆分かっていたんだろうか。口では慰めを言いつついざ武装した男が来ると自分の身を守ることしかできなかった主人公と、身分証を持っていない青年の代わりに電車を降りた退役軍人。電車が動>>続きを読む

外の音、僕の世界(2022年製作の映画)

3.0

最初は1秒だったズレが7時間弱にもなればもはや耳が聞こえないのと同義。朝方1人で踊っている姿が虚しかった。全然ハッピーエンドじゃないのに主人公が何故か前向き。

皆既食の外交官(2022年製作の映画)

3.5

人間の浅ましい交渉になんて星は応じない。とんでもなく美しいアニメーションだった。

リッジ(2022年製作の映画)

3.0

大丈夫だって言い張って全然大丈夫じゃない病人が一番厄介ですからね…自戒も込めて…

スナッチ(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人は殺せても犬は殺せない。犬が玩具飲み込んだところでオチが想像できちゃった。牛乳投げるシーン好き。

葛城事件(2016年製作の映画)

3.5

父親が最悪過ぎる。特に中華料理店でのシーンに彼の性格がよく出ていた。母親も母親で残酷なまでの過保護な愛情が苦しい。一体何のために建てたマイホームだよ。すくすくと育ったみかんの木が虚しい。

ヒューズ(2022年製作の映画)

3.5

こんな老人になっても働かなきゃいけないなんて…そしてここまで追い詰められなきゃいけないなんて…人生怖すぎる。

未来から来た君(2021年製作の映画)

3.5

マリオカート楽しいよね。いつどんな選択をしたって、どんな職業についたって、どんな生き方を選んだって、未来のことは分からない。最後ほっこりした。

マグダ(2022年製作の映画)

3.0

80歳になったマグダが過去を語るので、この少女は死なない、という安心感があった。常に誰かの役に立とうとする彼女の強い思いが伝わってきた。

エリシャの手紙(2023年製作の映画)

3.0

子のプライバシーはないのか。過保護過ぎるのでは?とも思うけど、自分がレズビアンで苦労したからこそ余計に心配になってしまうのかな。でもあの手紙を書くことにどれだけの勇気がいったことか。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

ネイティブアメリカンの墓地となっているロスアラモスに街を作って用が済んだら原住民に土地を返すって、身勝手だよなあ。キティは育児ノイローゼになったり心配したけど最後までとても強い女性で一番感情移入できる>>続きを読む

制服の下の私(2023年製作の映画)

3.5

布とアニメーションの組み合わせが面白かった。伝統や文化も大事だけど、強制されるものではなく自由に選べたらいいよね。

アイリーン・グレイの孤独(2023年製作の映画)

3.0

アイリーン・グレイのことは知らずに鑑賞したけど家とインテリアがとても良かった。ひとりで丁寧な暮らしをしている時はとても楽しそうだったのに、客人たちが彼女の孤独を荒らしてしまった。散らかされた部屋が物悲>>続きを読む

キスしたいだけなのに(2023年製作の映画)

2.5

バスのおばさん2人の間に座るの無頓着過ぎて笑った。婚約したのにキスもイチャイチャもできないなんて!ってブチギレてるけど、キスできても長続きしそうにない2人…無職であることを責めるならなんで婚約したんだ>>続きを読む

愛に手を差し伸べて(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

知り合ってもいないのにお互いを眺めるだけで手首が旅をするほど思い合うってなんなんだ。最後元に戻って良かったね。

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.0

何故か家に2だけDVDがある。1は初めて観たけど2と比べてやっぱり1の方がストーリーしっかりしてるな。というか蘇生可能なんだ。何度観ても魔導士たちのビジュアルがとにかく最高〜。ウジ虫とかゴキブリとかネ>>続きを読む

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

3.5

ウィキッドの舞台は観たことないけど、ちゃんと『オズの魔法使い』だった。 glee好きなので「Defying Gravity」が聴けて震えた。グリンダが自意識過剰な性格でウザいのに虐められず人気者なのは>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.0

ミュージカル好きなんだけどそこまで刺さらなかった…。ラテン音楽×ミュージカルのハイパワー。『シェルブールの雨傘』ほどではないけど、ほぼ歌って踊る。人種差別、不法移民、貧困…と内容は重めなんだけど、愛と>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.5

ダフネとジョセフィンも普通に可愛いんだけど。白黒映画だからかな。マリリン・モンローの美しさは言わずもがな。水着着たら流石にバレるでしょとか無茶なシーンも多々あるんだけど、3人が可愛いし面白いから全然オ>>続きを読む

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.5

関東大震災における朝鮮人虐殺のことは「井戸に毒を入れる」というデマの話で思い出した。なんとなく授業で習った気がする。この二人のことは全く知らなかった。マスコミを煽動して都合の悪いことを隠す政府のやり方>>続きを読む

スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.5

父親はアル中でどうしようもないけど、唯一子供たちを愛しているんだよな。母親は愛人と暮らして実の子供を居候呼ばわりするし、子供が必死に救いを求めても嘘吐きと殴り「私たちの仲を壊したら許さないからね、私の>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.5

全然刺さらなかった…。ショック…。あまりにも成功し過ぎて脳内お花畑サクセスストーリー。上映時間90分至上主義が呪いのよう。ポンポさんの撮るB級映画なら90分でいいけど、ジーン君の映画の内容で90分は絶>>続きを読む

かくしごと(2024年製作の映画)

3.5

近年の映画界の町田市の扱いに笑う。子供は親を選べない。虐待されていた子にどれだけ愛情を注いで幸せな擬似家族生活を送ったところで、世間から見れば誘拐事件。それぞれの嘘、かくしごとが明らかになるたび驚いた>>続きを読む

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.5

また町田が舞台の映画だ。底意地が悪く、嘘吐きで、暴力的。主人公の魅力が全然分からないし観ていてイライラする。そして同族嫌悪もあった。私も23歳の頃は精神科に行くかどうかの瀬戸際で、当時の恋人への暴力と>>続きを読む

Sleep Singing(2022年製作の映画)

2.0

ラストで何がしたいのか分からん映画になってしまった…。

ミート(2009年製作の映画)

2.0

不気味で不快なのはいいけど途中で飽きた。

水になる雪(2018年製作の映画)

3.0

「子に適した世界かな」
現代の日本ですらそう思うのに、ましてや戦時下なんて…