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過日の『違国日記』の夏帆の雰囲気がどこか懐かしく感じ、あれは何だったんだろうと思い返したら、海街diaryの時の夏帆だった。
公開時に観に行った記憶があるけど、それから観てないから恐らく9年ぶり。>>続きを読む
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安心のA24作品。今回も悍ましい映画だった。個人的に好きな映画が多いプロダクションだけど、積極的に見たくならないのはあるあるだと思う。これも、もう一度見ようとは思えない…
タイトルの「関心領域」とは>>続きを読む
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思ったよりほのぼのとしていて心地よかった。槙生と朝の距離がドンドン縮まりながら離れたりもする感じや、奈々ちゃんの存在だったり…良くも悪くも「普通」って感じではあった。
あくまで原作ありきでの映画化と>>続きを読む
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最高すぎるんだが。
2019年と昔を行ったり来たりしながら、3人の人間関係がどう成り立って(拗れて?)いったかを描いていくわけだけど、全てがタシの掌の上で転がっている感じ、たまらなく面白かった。観客も>>続きを読む
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映画館で見ておけばよかった。
音楽系のアニメは個人的に大当たりか大外れかの2択しかないと思っているが、これは完全に前者。何から何まですごかった。
僕はジャズの素養が全くと言って良いほどないが、そんな>>続きを読む
『阿賀に生きる』の存在は薄らと知ってはいたものの、佐藤真という監督がどういうアプローチでドキュメンタリーを組み立てていくのかは知らなかった。勿論『阿賀に生きる』も観たことがない。
正直途中で寝てしま>>続きを読む
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『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介x石橋英子のタッグだった為に大きな期待を持って観に行ったが、やはりその期待は裏切られることはなく、前作よりもシンプルで淡白。映像美や劇伴の存在感をもっと大いに感じるこ>>続きを読む
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ひたすらにしんどかった。途中何度も席を立ちたくなった瞬間があった。
劇中で石原さとみが「いつからこの世は狂ってるんだろうか」と嘆く瞬間があったが、この作品の中で描かれている人物は皆狂っていたように思>>続きを読む
障害者、そしてその対義語の健常者という言葉があるが、聴覚障害を持つケイコは確かに障害者だ(読んで字の如くではあるが)。
しかし、ケイコが無音の中で生きている世界は、紛れもなく彼女にとって日常であり、そ>>続きを読む
原作は角田光代、監督は今泉力哉。
角田光代の「どうしようもない人間」に対する表現力は凄まじいものがあるし、今泉力哉が演出する「クズ男(女)」はリアルすぎて気持ち悪いレベル。つまり色んな意味で最強タッグ>>続きを読む
初めての黒沢清作品。サイコホラーに苦手意識を持っていたから克服の意味合いも込めて、「ノリと勢い」で早稲田松竹のレイトショーに駆け込んだ。
感想、と行きたい所だけど、正直難解すぎて分からなかった、とい>>続きを読む