shioriさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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幸せになるためのイタリア語講座(2000年製作の映画)

4.0

さいごの食事のシーンがすべてだと思う。橙色の光が薄暗い中に灯されて 、みんなで目だけで会話をするの。 それは幸せに満ち溢れてる。みんなちょっとずつ不器用で、だからこそとてつもなく いとおしい。 だいじ>>続きを読む

夜のピクニック(2006年製作の映画)

3.6

原作読んでないと わかりにくいところあったかもしれないけれど、しおりは読んでたから有りって事にしちゃおう。 あとは「ピクニックの準備」に引き続きコメディちっくなのは否めない。。 ちなみに、郭智博の演技>>続きを読む

ピクニックの準備(2006年製作の映画)

3.5

しおりは元から恩田陸贔屓だから結構アリかも。でも、受け付けない人は無理だろうな~ なにげにコメディだしね、これ。 図書室の海(ピクニックの準備)→本編の原作 →コレ→本編 この順番がベストなんじゃな>>続きを読む

ルールズ・オブ・アトラクション(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初め方の撮り方最高!!音楽も雰囲気も、好き。 全体的におしゃれだな~。 でも、 セックス 薬 セックス薬そしてセックス。“ありがち”?? アメリカの大学生の青春映画。 でも、ショーンのイカれた友人の「>>続きを読む

ククーシュカ ラップランドの妖精(2002年製作の映画)

2.6

ぜったい好きと思って観たけどわりと期待ハズレ。 設定やら舞台やら タイトルやら予告編、 無音の雰囲気はいいと思うんだけど。 まず最初3人が出会うまでに1回ダレて 後半もダレます。うーん。惜しい。 会話>>続きを読む

世界でいちばん不運で幸せな私(2003年製作の映画)

5.0

メリィゴーランドの缶、紅くて大きな林檎、 バターがかった色合いの映像、 濃紺と朱色のチェック、 病院のリノリウムの床の柄、町じゅう同じ種類のレトロな車達、薔薇のステンドグラスの窓、ストライプ柄の壁紙、>>続きを読む

猫が行方不明(1996年製作の映画)

3.0

思ったより現実的な、ひとりの女の人のハナシ。猫を探しつつ、自分を探しつつ。 そんなにオシャレな映画かなー。期待しすぎた? あの同居人、いいな~。一緒に住みたい。あ!オープニングは めちゃめちゃかっこよ>>続きを読む

世界の終わりという名の雑貨店(2001年製作の映画)

3.0

原作を昔読んだ事があって、この映画を観始めた時は  こんなにごちゃごちゃしてる話だったっけ、って思ったけど 後半、とてもよかった。なんといっても 高橋マリ子と西島さんの声が、本当に心地よかった。 世界>>続きを読む

ローズ・イン・タイドランド(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

腐った死体を真ん中に みんなで平和に暮らすところは まさに残酷なおとぎ話の真骨頂。 ローズの世界が断然いいの!ひとりで遊ぶって、誰もがきっとこんな感じ。 母親が死んだ直後の 父と娘の対応が好き。

点子ちゃんとアントン(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほのぼのしてるばっかりじゃなく、ちょっと辛くなるエピソードも練りこまれてる。“貧乏だけどお母さんの愛情がたくさんで毎日一緒に居られるアントン” “充分なぐらいお金持ちだけど お母さんと毎日一緒に居られ>>続きを読む

PicNic(1996年製作の映画)

4.6

これが、ほんとうの オトギバナシ。 黒い羽 、賛美歌 、壊れた人形、落ちる太陽、聖書 、透明のお弁当 。純粋だからこそ残酷。観た後、またすぐ初めから観たくなる映画。 メリィゴーランドが止まった時みたい>>続きを読む

エイプリルの七面鳥(2003年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

“愛する人がいつ居なくなるかわからない恐怖” どんなに恐ろしいだろう。途中、寝てる妻に不安を感じて とっさに生きてるかどうか確認するシーンでは何回観てもぞっとしてしまう。ところどころなんでもなさそうな>>続きを読む

ベアーズ・キス(2002年製作の映画)

4.0

とことんシュールな映画だと思う。 特に教訓めいたモノもない。無駄な説明もない。だけど、好み。寝る前に読んでもらう、 すこしだけ悲しくなる絵本みたい。

ポビーとディンガン(2005年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こういうハナシで泣けるのって、しおりは、すごく心地良かった。あんなラストって他にある?そして、最後のケリーアンのあのセリフ! 途中どうなるかと思ったけど 期待を裏切られなかった映画。そしてみんなオース>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.8

  きもちわるい食べ物たち 気弱な夫、痛々しい妻 そして愛らしいオテサーネク 。

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

4.0

とにかく、チャプター観るだけでも心が痛くなるようなエピソードがわんさか詰まってる。“じぶんがいなくなったあと”の為に、着々と準備していく様子がたまらない。すごく強くて、潔い、アンの表情が好き。泣くって>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

4.5

いままでで一番イメージ通りの納得の行くALICE。この監督のいいところは、食べ物がぜんぶきもちわるいところ。紺碧色の洋墨を飲みたくなりました。

旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

4.0

すごいね。いつだったか前作を観て、それで最近原作を全部読んで、それでこれを観たらもう興奮以外のなにものでもない!!!3冊分がうまいこと詰まってて、原作にほとんど忠実なところに感動。勿論省かれてるところ>>続きを読む

ロバと王女(1970年製作の映画)

4.5

すごいすごい。 ぜんぶ すき。 だいすき。あかいの あおいの きらきら 文句なしです。うっとりするくらい綺麗。BGMがわりにずっとリピートしつづけたいくらい。無駄がありそうで、まったく無駄がない>>続きを読む

コーラス(2004年製作の映画)

3.5

よくある感じのストーリーなんだけど、子供達の歌声が抜群に魅力的!!全部想像通りだったのに それでもゾクゾクしちゃう。薄灰色の画面が好き 。“池の底”は一見絶望に見えるけど、きちんと陽の光がさしこんでく>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

3.5

なんとゆっても喧嘩のシーンが最高! 団結っぷりが好きなのね。“知らない”っていうことが 、こんなにも罪になるなんて すごく悲しいことだ 。そんな「観る(知る)」と「観ない(知らない)」では 、全然意味>>続きを読む

キス★キス★バン★バン(2000年製作の映画)

3.5

友情あり銃撃戦あり恋愛あり成長あり教訓あり親子愛あり師弟愛あり笑いあり涙あり! てなかんじで盛りだくさん。 それを音楽のかっこよさと、テンポのよさで進めてく!おしゃれ映画?と評判なだけあって、ブルーの>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

4.0

まずオープニングでよだれが出そうになります。その後も、音楽がトコロドコロ切り取られていたり、“口をきかない”為に小説のタイトルで会話したり、アンナ・カリーナの赤いニーハイソックスだったり、とにかく映像>>続きを読む

男たちの大和/YAMATO(2005年製作の映画)

1.5

なんかの番組で素の彼を観てから、松山ケンイチが好きになった 。蒼井優かわいい。

タッチ・オブ・スパイス(2003年製作の映画)

4.0

しおりは時代背景なんて全然しらない。でも、この無駄のなさは気に入った。無駄に感動させず 、説明せず 、そう上手くもいかないの。これだけ聞くとなんてつまらない話 、って思うかもしれないけれど 、それがき>>続きを読む

ぼくセザール 10歳半 1m39cm(2003年製作の映画)

3.2

アンナ・カリーナが超ファンキー!! 「女は女である」の後に観たもんだから、いい意味でカルチャーショック。 はじめとさいごの青空と風船がカワイイ★

シューティング・フィッシュ(1997年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

POPなジャケットとPOPな音楽♪ ちょっと考えが甘い感じに不満だったし、最後の映画っぽすぎる展開にもうんざりしてしまったけど 、全体的には好みです!デュランの心底あまーーいマスクと、ジェズの不器用す>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

サスペンス…ってよりかは人間ドラマ? 慌しい厨房の様子に興奮しちゃう★みんな書いてるけど いっかい飲食店で働いたりすると共感しちゃう! 停電の中料理してて電気ついた時の感じはすごーく好き!達成感?でも>>続きを読む

フライ,ダディ,フライ(2005年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

わざとなのかもしれないけれど 、初めのシーンで既にダレちゃう。 しおりは、もっとガツっと掴まれる方がスキ。内容は想像通り?想像以上? 観てて恥ずかしくなるシーンが多かった。確かに最後は狙い通り爽快な気>>続きを読む

スコルピオンの恋まじない(2001年製作の映画)

1.2

やっぱりしおりウディ・アレンがダメみたい。なんでまた借りちゃったんだろう。 「世界中がアイ・ラヴ・ユー」で懲りてたはずなのに。なんかね、どの登場人物にも共感できないの。全体的に浅はかな感じがするのも×>>続きを読む

死に花(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ドイツ映画「ヤンババ!」を思わせるその内容。勿論痛快!おじいちゃん達がスゴクかわいい!でも、痛快なだけじゃなく寿命だったり痴呆だったりと、ちょっと寂しいエピソードも有り。展開はどうしようもなく無理もあ>>続きを読む

穴/HOLES(2003年製作の映画)

1.3

よくもわるくもディズニー映画。 しおりがよく行くTSUTAYAでは なぜか「サスペンス」のコーナーに置かれてたけど、大丈夫??

ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

観てるとちゅう、「なんでこれ借りたんだっけ??」って、ずっと思ってて 、エンディングでやっと「“テリー・ギリアム”だったからだ!」って思い出したのでした。赤ずきんとかね、グレーテルがさらわれるって設定>>続きを読む

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.0

やばい!加賀まりこを見る目が100%変わりました。ユカの声!背中!くりくりな瞳にあの唇!かわいいかわいいかわいい!他にも ファッション、街並み、かあちゃんとのやりとり、光の具合、エピソード、キッチュ>>続きを読む

ざわざわ下北沢(2000年製作の映画)

2.5

予想以上にユルい。空気と一緒に出すような声、好きなんだ。観たきっかけは いろんな俳優さん調べてくうちに やたらとこのタイトルが出てくるから。下北沢を歩きたくなります。

オレンジカウンティ(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

トム・ハンクスに似てるな~って思ってたら 実の息子なんだってね!びっくり!ジャック・ブラックがいつも通りいい味だしてます。 ああいうジャンキーちっくな役やらせたら天下一品。 個人的には彼女のアシュリー>>続きを読む