潮騒ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

潮騒ちゃん

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幽幻道士(キョンシーズ)(1985年製作の映画)

4.8

キョンシーで育ってきてるんでね。これは外せません。霊幻道士ほどではないけど見腐ったなー。当時はテンテン以上の美少女はこの世に存在しないと信じてた。後にぼくらの七日間戦争の宮沢りえに出会って覆る。

霊幻道士(1985年製作の映画)

5.0

キョンシーで育ってきてるんでね。これは外せません。初恋の人がマイケル・J・フォックスならはじめての先生はラム・チェンイン。今観ても傑作だと思う。音楽もアクションもエピソードの絡ませ方も。

フル・モンティ(1997年製作の映画)

5.0

10代の頃この映画と出会い、生まれてはじめてオジサンのスッポンポンに愛しさを感じました。どこまでもドン詰まりでこの先良くなる保証など何もない、でも!やるなら今しかねえ!決意あるオケツが誇らしい。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.4

痛快・爽快・悩殺ボディ、みたいな映画を想像していたのでダークな世界観に少々戸惑った。DCはマーベルと比べてなんとなく画面が湿ってる。まあガル・ガドットは輝いていたけれども。麗しすぎたけれども。全部の部>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

同じ時間に寝て起き、同じ仕事に行き、同じお弁当を食べる。わたしは毎日のルーティンが気に入っている。同じようで同じじゃない小さな変化が好き。この映画のさりげなく特別な感じが好き。誰でもない人のなんのこっ>>続きを読む

ロッタちゃん はじめてのおつかい(1993年製作の映画)

4.6

宇宙一ヒョウ柄の似合う幼児。ロッタちゃんはどこにでもいる奇跡の女の子だと思います。我が道を突き進む勇ましい彼女を見守るご近所さんありがとう。その安心安全な世界感がわたしは大好き。

キック・アス(2010年製作の映画)

4.8

大人が食べたいお子さまランチ。刺激物たっぷりでやみつきです。マチルダ、ロッタちゃん、そしてヒットガール。立ち向かうオカッパ少女が映画を変える。

アルバート氏の人生(2011年製作の映画)

3.6

絶句してもしたりないアルバート氏の人生。その苦しさ、いかばかりか…。グレン・クローズの清潔な初老感がアルバート氏の性をぼやかす。不幸なだけでなく不可思議な存在感が良い。

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

4.2

キュンを凝縮したような男の子。まだレジェンドになる前のジョン・レノンは、淋しがりやで生意気で憎らしいけど好きなの。アーロン・テイラー・ジョンソンの子犬のような所作が母性をかきむしる。彼の母を演じた二人>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.6

いつも大人しい職場の女性が「バーフバリ、最高ですよ」と珍しく進めてくれたので鑑賞。この映画に滾った彼女の秘めたる情熱に萌えました。

ヴィクター・フランケンシュタイン(2015年製作の映画)

3.2

マカヴォイとラドクリフの相性の良さはなかなか。オタク変人を演じるマカヴォイは狂気とキュートのスレスレをうまく渡る。ラドクリフの健気さもいい。ただ、最後に出来上がるモンスターがなーーー。ズッコケが過ぎる>>続きを読む

フィルス(2013年製作の映画)

3.0

ヒゲでマッチョで不潔で悪徳。なぜ、マカヴォイをキャスティングしたのか問いたい。なぜ、線の細い優等生マカヴォイに恋する乙女の夢をブチ壊すのか問いたい。マカヴォイもマカヴォイで憑依してしまうのでフェリスと>>続きを読む

ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

4.0

カーッ。小生意気なマカヴォイ最高。興味本位でとんでもないところに足を踏み入れちゃってまー。フォレスト・ウィテカーの独裁者ぶりが不快。古い油で揚げたフライを食べた翌日みたいな胸悪さ。

ペネロピ(2006年製作の映画)

3.6

クリスティーナ・リッチに豚の鼻をつけたら絶対可愛さのマリアージュが起こるよね。という発想から生まれたに違いない映画。室内中心なのでマカヴォイの美しい目の色があまり活きていない。それだけが残念。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.8

手触りのいい映画。受け入れてもらうための努力よりも受け入れる強さを持つ人にわたしは憧れる。トモはどんな大人になるのかな。

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.6

不幸の星の下に生まれてしまったんだから仕方ない。西原理恵子原作に登場する女の子たちにはそういうあっけらかんとした諦めと受け入れて生きる強さを感じる。

ビザンチウム(2012年製作の映画)

3.6

オセンチで寒々しい雰囲気が良い。悲しげに血を啜るシアーシャの美しさよ…。背徳的ー。そして吸血姉妹より血が似合ってしまう男ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。普通ソバカスっておてんばいたずら大好きなイメー>>続きを読む

神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)

3.8

死にいそぐ恋人たち。好きなテーマ。アリエル・ホームズの全てを拒絶するような目がケイレブ・ランドリー・ジョーンズと見つめ合う時だけ溶ける。いいなーおい。この映画のジョーンズの死相は異常。ほぼ死神。

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

3.6

赤と白。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズのための映画。そもそも血との相性が異常に良い男なのでとりあえず彼には血を滴らせておいたらいいんだと思う。映画の面白さは置いといて背景とベストマッチしているジョー>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

5.0

だいっすき。バツメンはもうこれ単体でいい。ミュータントとして生きる若者たちの学び苦悩そして友情。青春が爆発してる。ここがちょっとなーというところがひとっつもない。あってもわたしには見えてない。優等生マ>>続きを読む

キャンプ(2003年製作の映画)

3.4

何気にサントラがいいんだよ。この映画で始めて「wild horses」を聴いてとても好きな曲になった。今ではスターのアナ・ケンドリック、確かにこの映画で最も印象に残ってるのは彼女だった。

ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

3.4

悩めるデハーンは絶品。ただ、シュールな作風は人を選ぶ。「ハッピー・ボイス・キラー」のアナ・ケンドリックが生首で魅力開花させたようにオーブリー・プラザもゾンビになってからが俄然輝いていた。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.4

プレイスとビヨンドとパインズの順番がいつもごっちゃに…。三部構成で見せる家族の映画。引き込まれるパートとダルいパートの差を感じる。世界一運転が似合う男ライアン・ゴズリングがバイク乗りってもうそれだけで>>続きを読む

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.4

制服姿のデイン・デハーン目当てですいません。男なのにファムファタール感がムンムンのデハーン。妖気が迸ってる。いいなー好きだなー。ダニエル・ラドクリフは顔色の悪いハリー・ポッター。

クロニクル(2012年製作の映画)

4.2

この頃のデイン・デハーンは最上級。デハーンとか、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズとか、エズラ・ミラーとか、怪しくて暗くて異形な美しさを放つ役者が好物。デハーンとミラーは最近路線が変わってしまい残念。ジ>>続きを読む

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.2

ものすごく高価な拾い物映画。少し前の旧作って今では考えられないほど主役級がひしめいていて目が忙しいよね。嬉しい眼精疲労。無骨で粗野でハードボイルド。贅沢な漢三兄弟物語。

MAY -メイ-(2002年製作の映画)

4.2

なぜ「アメリ」は愛されて「メイ」は愛されないのか。どちらも妄想癖のあるおひとりさまじゃないか。末路が違いすぎる。誰かメイの孤独に触ってあげて…。わたしに触る勇気はない。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

エミリア・クラークの眉毛は生きている。難しいテーマのラブストーリーを誠実に着地させることができたのは、エミリア本人から滲み出る真心と純真さに嘘がなかったから。サブタイトルは「世界一変な柄のタイツが似合>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.0

あんた誰や…。レニー・ゼルウィガーの顔が、顔がー!あんなにキュートだったのになぜ…。年を取ってもブリジットは相変わらずの学ばずぶり。やっぱり人はそう簡単に変わらないのだな。顔は変わっても。

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.4

1よりさらに太らせたのがいけない。1のポチャカワ具合が黄金比だったのに。ドスコイ感が強くなったブリジット、続編ではさらに学ばない女まっしぐら。でもやっぱり愛されてる。くっそ羨ましい。

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.0

冷静になって考えるとブリジットは結構な甘やかされガール。何もかもさらけ出してイケメン二人に愛されるとかどんな奇跡だ。「ありのまま」コンプレックスの身からすると羨ましさを越えて憎い。ただこの頃のレニー・>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.2

池上彰より解りやすい宗教の授業。純度100%のPKがみんなの心の中にある「なぜ?」を代弁してくれる。宗教を否定も肯定もせず、あなたが本当に信じたいものを見失わないで、と言われた気がした。

エイプリルの七面鳥(2003年製作の映画)

4.6

小さくて目立たないけど大切な映画。この家族、簡単に開くドアの前で一体何年立ち往生していたんだろう。その年月すら愛しく感じた。ギリギリでも間に合えば遅くない。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

5.0

恋に落ちる時の心拍数、触り合う至福、息も絶え絶えな愛の終わり。五感で感じることの出来る映画。人間はシンプルに肉と魂で人を好きになるんだなと改めて思う。不恰好で美しいと思う。

少女は悪魔を待ちわびて(2016年製作の映画)

3.8

表情筋を封印したシム・ウンギョンの新たな魅力開花。復讐に燃やす執念が愛らしさの中で暴れていた。ナイフやガラスを使った見せ方がとても巧みな映画。その刃にしっかりと人の念を感じる。痛覚を否応なしに刺激して>>続きを読む