シャイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴート、お似合いを通り越してもはや奇跡の化学反応。どちらも絶妙にファニーなお顔立ち。もう同じ画面に収まってるだけで目が霞むんですけど。眩い…。病気と純愛の掛け合>>続きを読む
観るときのコンディションによっては致命傷になりかねない。本当に容赦のない映画ですよね。ああ、やっぱり愛は死ぬんだな。この映画を観た後しばらくはこの確信が揺るがなかった。困る。
目と耳は存分に踊った。でも肝心の心が踊りきらん…。喜怒哀楽の全部のせをするにはもう少し尺が必要だよー。気持ちの切り替えみんな早過ぎやしないか…。歌って踊って一件落着、とはいかないデリケートな部分でしょ>>続きを読む
重石を背負う男女。出会ったところで逃げられない二人の恋が静かに発光する。池脇千鶴の顔や体に染みついた生活感が演技のレベルを越えている。どんな映画でも彼女はいつもノンフィクション。綾野剛が思わず手を伸ば>>続きを読む
全編に充満している激しい憤り。絶対に目をそらすな、という気迫すら感じる。この惨たらしい事実をオブラートに包んでは何の意味もない。そのことを作り手は知っているのだと思う。「可哀相」という感想だけで終わら>>続きを読む
自分や家族に置き換えると足がすくむ。どんな病気でも未知のものは恐ろしいです。アリスも彼女の家族も、苦悩しながら決して愛を見失わない。その姿が理想であればあるほど、わたしの中のエンタメ度は上がり現実味は>>続きを読む
目当ては菅田将暉…目当ては菅田将暉…。鑑賞中何度も自分に言い聞かせた。美しき若者たちの叫び。文字どおり「山ー!」「海ー!」と叫ぶ。そういう年頃、というだけでは納得できない悲しき大人です。共感させてもら>>続きを読む
日本の将来が不安になる映画。ある意味社会派ドラマなのでは…。なんて愚かなと呆れる気持ちを圧倒的な面白さでねじ伏せてます。お利口な青春ドラマよりも断然身近に感じさせる罪深さ。共感も心当たりもあってはいけ>>続きを読む
心暖まるそばから冷えていく。間違っても泣きたい時に見る映画ではないと思う。他人同士が心の血を通わせるつかの間の幸せ。それを奪う社会。怒りと悲しみで泣くどころではなかった。泣く暇があったら戦わないといけ>>続きを読む
降りかかる全ての不幸がバンドの味方をしているという皮肉。こうも不屈を見せられると熱くならざるを得ないですね。なんかもう笑っちゃう。YOSHIKIの形容し難いキャラクター含め、興味深さしかない映画でした>>続きを読む
真相解明なし。答え合わせなし。しかし無性に好きな映画。江口洋介と原田芳雄のナイスコンビネーション、ピュアなアバズレ娘がハマる市川実和子、美しさ絶頂期の柏原崇。脇の脇である荒川良々や岡元夕紀子まで、強烈>>続きを読む
トムハとクリパ、どっちか選べと。とんでもない愚問。トムハ以外の選択肢があるのだろうか。という気持ちが念頭にあるので何一つ解り合えない映画でした。リース・ウィザースプーンはそもそも優柔不断顔ではないので>>続きを読む
草加せんべいの偉大さを痛感。なるほどせんべいはまず舐めるのか。あのシーンがハイライト。サラリーマンと戦場という組合せが期待通りシュールな笑いを誘う。真面目に姑息にサバイバルするオジさんたちの汗、何故か>>続きを読む
憂鬱という言葉で足りる映画ではない。日常と生活にこびりつくこの感情は絶望です。人と物が溢れている現代で、はじかれてしまうのはいつも正直な人間だ。戦うことも許さない社会の在り方に虚しくなります。「わたし>>続きを読む
正直に善良に生きていても、こうです。貧しい者同士が寄り添い、ギリギリがギリギリを支える。差し出すべきは他にあるだろうに知らんぷり。行政のマニュアル全てが間違っていると言わない。基準も線引きも必要。でも>>続きを読む
さざなみ。穏やかな響きの後ろに大波の予兆を感じる。幸せな余生のスタートラインで肩を並べていたはずの二人。このタイミングで何故…。なかったことにできない夫の告白。もうどこにも戻れない妻。愛を育てた時間が>>続きを読む
住まい交換旅行というファンタジー。しかも交換先にジュード・ロウがいるのでしょう?しかも男やもめで優しくて涙もろいのでしょう?こわいこわいこわいこわい。壮大なドッキリを想像して楽しめない。ケイト・ウィン>>続きを読む
どこかのアパートのどこかの一室。ふたりぼっちを選んだ夫婦。覚悟なんて大層なものはない。こぼれたから手を差し出す。他人に触らせたくないものを全部自分で。それだけの話。悲観するのはおかしいのかもしれない。>>続きを読む
心清らかな老姉妹と仕事の出来る女バベットによる最上級のおもてなし映画。「おいしい」って、味だけじゃないと思う。不可抗力で顔がほころぶ。食べている人たちも、観ているわたしも。
「大金あげます」というインチキ広告を信じたジジイが家族を巻き込み旅に出る。ジジイはその金で息子孝行してやりたいらしい。なんとゆう他力本願。けれどわたしはそんなジジイにとことん付き合ってやりたいと思った>>続きを読む
大人になってからの邦画ベスト。この映画を観る前と観た後で、色んなものの見え方が変わりました。徳江さんが愛した世界なら、わたしも出来るだけ大切にしたい。ちゃんと見たい。迷いや不安は少しだけマシになった。>>続きを読む
本もアニメも映画でも、わたしのメインはマシューとマリラ。アンに愛を教えたあのジイとバアですよ。マリラの厳しさ、マシューの優しさ。とくにマシューの好々爺ぶりがもう…。アンのドレスを買いにいくシーンはこの>>続きを読む
オンボロトラクターで旅するジジイを眺める。無口で頑固、でも目には慈しみ。何十年も踏み出せなかった一歩なんだよ。その覚悟を想像するとそれだけで胸いっぱい。ベスト・オブ・ジジイを選ぶならこの映画のリチャー>>続きを読む
友情では収まりきらない。これはもはや愛のカテゴリーだよねってゆう。どのエピソードにも女性への敬意を感じる映画。意味がわかると怖い話、みたいなオチも最高です。ジェシカ・タンディの思い出話なら際限なく聞い>>続きを読む
わたしのシニア好きはたぶんこの映画の老夫婦から始まった。隣人、悪人、宇宙人、すべて引っくるめて甲斐甲斐しくお世話するジイとバア…。あたりまえに親切を繋いでいくこの寛容さ!フィーチャーされずともそれが伝>>続きを読む
心のふれあいってこういうことよ…。頑固ばあさんと黒人ドライバー。馴れ合いを許さない、けれど互いにしか踏み込めない距離感。他人でも家族でも成立しない、なんだろうこの気高い絆。ラストシーン、また少し縮む二>>続きを読む
世間様のひどい言われように耳が痛い。この映画がとても好きなわたしです。正体の見えない何かに怯えながら家族と自分を見つめ直す、良い映画じゃないですか。ババアの頭突き、チビるじゃないですか。
世間様のひどい言われように耳が痛い。この映画がとても好きなわたしです。正体の見えない何かに怯えながら家族と自分を見つめ直す、良い映画じゃないですか。ホアキンの銀紙帽子、かわいいじゃないですか。
アマゾンを舞台に戦うジェニファー・ロペス、絵になるー。迫力ボディ(主にヒップ)に見惚れるばかり。ただこの映画のおいしいところは半ナマ状態のジョン・ボイドが全部持っていきましたけどね。
元気の押し売り。人工甘味料みたいな嘘のキラメキが口に合わない。そしてどうしてこんなに古くさいのだろう。演出も装飾も。これだけのキラーチューンを用意してここまで心が踊らないなんてある意味奇跡。
映画通の上司に「オレのベスト」と紹介され気軽な気持ちで鑑賞。開始10分で気づく。これは気軽に紹介されていい映画じゃない…と。ああ、少し、ほんの少しでもいいから、この映画から何かを感じとるセンスがわたし>>続きを読む
ティーンムービーの中でもずば抜けて脚本が面白いと思う。女の子特有の「意地悪の心理」と、その連鎖をむちゃくちゃうまく描いてるー。女って大人になってもこうゆうとこあるよ。意地悪クイーンを演じたレイチェル・>>続きを読む
ヒロインがね、幼なじみのお母さんと瓜二つなんですよ。なんかもう妙な親近感持っちゃって。アッコちゃんのお母さんドロンドロンになってる!がんばって!みたいな。全部引っくるめて良い思い出しかない。
世にはびこるモフモフキャラクターの中でマイベストを選べと言われたらわたしは迷わずイウォークを選ぶね。限りなくクマに近い珍獣。ちなみにこのジャケットは「エンドア」ではなく一作目の「イウォーク・アドベンチ>>続きを読む
少女アシュラを主人公にした孔雀王続編。孔雀役が涼やかな三上博史から特濃阿部寛に変更された不思議。この映画でアシュラは何かと血を吐いていて、彼女に憧れていた子供のわたしはお絵描きをするとき必ず人間の口も>>続きを読む
魔界とか妖怪とか、マンガでしか知らなかった幼いわたしの世界をグロテスクに一変させた映画。怖くて怖くて両手の隙間からハマり見たっけ。当時アシュラという少女を演じたグロリア・イップに憧れて雑誌を切り抜いて>>続きを読む