シロさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

2.3

家父長制を盾にしたロバート・デ・ニーロの振る舞いがもう最悪すぎてめちゃめちゃ腹が立った。レオ様が出てなかったら観てなかったよ。他人が自分にはないものを持ってることが気に食わないとか、ネコババするとか、>>続きを読む

3-4x10月(1990年製作の映画)

2.1

草野球のシーンで始まったから今回は893とか出てこないかなぁと思ったら全然出てきた。日常に潜むバイオレンス。昔はたけし軍団がよく出演してたのね。ガダルカナル・タカがこわい。でもなんかコメディに見えると>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

ルッキズムなんてクソ喰らえ!な自己肯定感アゲアゲな映画。コントみたいな勘違いネタがおもしろかった。周りにいるならネガティブな人よりもポジティブな人のほうが絶対良いよね。外見を美しくしようとする人は素晴>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

2.2

北野武とマ・ドンソクはほぼ刑事かヤクザの2択なんだけどこちらは刑事のほう。めちゃめちゃバイオレンス。5分に1回は暴力シーン。最初はツッコミがボケを叩くようなコメディっぽいのもあるけれどだんだんとエスカ>>続きを読む

君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.2

予知夢、夫への疑惑、窃盗事件…頭の中が「?」でいっぱいだった。1つずつ解っていくんだけどそこからも二転三転して最後まで目が離せなかった。ここまで焦らしといて中途半端な真相だったらただじゃおかないぞって>>続きを読む

エリジウム(2013年製作の映画)

2.6

富裕層と貧困層が真っ二つに分かれてるディストピア、設定がたまんない。自分の病気を治すためいざエリジウムへ。まさかのあいつがラスボスとは。やはりパワー(!)こそすべて。典型的な話ではあるけれど描写がリア>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

1.7

開始早々スマホをいじり始めてしまった…。ごめんなさい。鬱じゃないけど自分も自分の性格が嫌いすぎてたまにしにたくなるから辛いのはリアルだけで充分って感じ。

王の願い ハングルの始まり(2019年製作の映画)

2.4

大学で1年韓国語を習っていたのに何1つ覚えてなくて後悔しました。文字を最初から作るって相当困難ですよね。でもハングルって法則性があって分かりやすくて好きです。(覚えてなくてごめんなさい。)先週観た「世>>続きを読む

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.6

涙止まらん。先週観た「少年の君」が傑作だったから期待してたけどこちらの作品も凄かった。感想を書くのが難しい…肌で感じる作品だと思う。2人に感情移入できる時もできない時もあるし、「少年の君」が「リリィシ>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.5

アメリカのドラマ「フルハウス」みたいな設定だけど話は重かった。人の死にどう向き合っていくか。
個人的な話しをすると先月、職場の仲良くしてたおっちゃんが急に亡くなった。言われた直後は信じられなくて何とも
>>続きを読む

世宗大王 星を追う者たち(2019年製作の映画)

2.6

歴史ものに出てくる王様ってたいてい悪いやつだけど笑、こんな革新的で懐の大きい王様が実際にいたなんて。2人で星を眺めるところなんて良いよね。策略とかよく分かんなかったけど、なにか新しいことをする時に絶対>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

4.0

なんか既視感のある話だった。「告白」とか「リリィシュシュ~」とか「白夜行」とか。中国、いや世界中で同じようなことが起きてるんだなと痛感した。もう心打たれすぎて号泣するしかなかった。「リリィシュシュ~」>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

2.4

ホラーテイストだけどめちゃくちゃヒューマンドラマだった。エレファントマンはあのまま仰向けで寝て死んでしまったんだろうけど最後に夢を叶えられたから少しは報われたかな。医者と会うまでの人生は散々だったけど>>続きを読む

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

2.9

訴えかけているような絵の大きい目がマーガレットの悲しみと同調しているように見えてきてなんだか胸が苦しくなった。男性優位社会で商売上手な旦那の絵でいたほうが売れる事実に気づき共犯関係になってしまう。憎た>>続きを読む

ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

2.4

意外とおもしろかった。テーブルクロスと同じ柄のスーツとかちょいちょい笑ってしまった。アクションもしっかりしてて調理場での戦い好きだった。2人のやり取りも良かったし、無駄に恋愛描写とかないのが良い。1番>>続きを読む

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

2.4

現実と虚構が入り交じってて訳が分かんないのが逆に気持ち良かった。まさに悪夢のような映像なんだけど、実際に戦地に行った人はPTSDを患ったりしてあながちフィクションでもないのかなって思ったり。ホラー映画>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

2.9

ジェイク・ギレンホールって映画によって顔変わるん?「プリズナーズ」ではイケメン刑事だったし、「複製された男」では野暮ったい大学教授だった。で、今回は瞳孔の開ききった共感能力のない異常者。目的のためなら>>続きを読む

ワンライン/5人の詐欺師たち(2016年製作の映画)

2.0

こういう題材だとどうしても「オーシャンズ11」みたいなの想像してしまって勝手にハードルを上げてしまう…。融資詐欺の手口も分かりにくいし地味だし、主人公が好きになれないし悪役もパッとしないし唯一感情移入>>続きを読む

ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

2.6

禿げかかったジョニー·デップが全然かっこよくないけど犯罪者としての威圧感がビシビシ伝わってくる。巧みな話術と容赦ない仕打ちが本当に怖い。近くにいたら絶対に関わりたくない。それにしてもFBIがアホすぎる>>続きを読む

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987年製作の映画)

2.1

ウォン・カーウァイ作品で出会ったレスリー・チャン目当てで鑑賞。ホラー、コメディ、ラブストーリー、アクションと満載の映画だった。気持ち悪い所はちゃんと気持ち悪いし、「なんで顔を近づける?」「口臭で追い払>>続きを読む

パイプライン(2021年製作の映画)

2.2

もっとスマートな犯罪劇だと思ったらめちゃめちゃしんどい仕事(?)だった。スポンサーという名のヴィランがめっちゃサイコパス。だけど主人公もすごくタフ。撃たれても何であんなに動けるの?一進一退の攻防がおも>>続きを読む

チャトラパティ(2005年製作の映画)

2.4

主題歌(?)が入るタイミングが完璧で高揚感ある!ヒョロヒョロだった少年がサメをも倒すチャトラパティに。雑なCGはご愛嬌。血なまぐさい辛いシーンとラブコメディの温度差がすごいんよ。でも歌とダンスはインド>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.9

歴史に疎いのでもうちょっと分かってたら楽しめたかもって思ったけど、それでもエンターテインメントとしておもしろかった。バイオレンスあり、コメディあり、恋愛要素もあり、もちろん北野武風味が存分に発揮されて>>続きを読む

アルファヴィル(1965年製作の映画)

1.9

正直よく分かんなくて何回も睡魔が襲ったけど、言論や感情統制などの管理社会系ディストピア的世界観は好き。もっとこの世界のこと詳しく知りたい。アンナ・カリーナかわいい~。あとタバコの火が点いた時だけ顔が見>>続きを読む

パーフェクト・バディ 最後の約束(2018年製作の映画)

2.6

ソン・ガンホさん、キム・ユンソクさんと並び韓国3大 名俳優だと思うソル・ギョングさんが主演。彼の顔の演技が個人的に好き。「最強のふたり」のような話だと思ったら「最高の人生の見つけ方」の要素も入ってきて>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.0

「ハッピー·デス·デイ」の監督らしく面白いホラーコメディに仕上がってますが、「ハッピー~」よりも私はこっちのほうが断然好きだな。女の子の体で中身が殺人鬼だとただ凶暴でかっこいい、で終わるけどその逆だと>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

1.9

病気の恋愛ものって苦手だったけど案の定苦手でした。これは見た自分が悪い。ずっとジメジメしてて病気を美化しすぎてて合わなかった。今までRADWIMPSが音楽を担当して良かった作品は残念ながらないですね。>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.1

泣けるゾンビ映画でお馴染み前作同様、今回も泣きそうになってしまった。が、ディストピアものとしても本当におもしろかった。協力し合えばいいのに残った人間同士で争うの愚かすぎて好き。あぁいう環境で逞しくなっ>>続きを読む

アンノウン(2011年製作の映画)

2.4

事故に遭ったら自分以外の何者かが自分だと名乗っていた話。アメリカの映画だと思ったらドイツが舞台で、ダイアン・クルーガー様の活躍が見られて嬉しい~。超美人なのにマニッシュな出で立ちがかっこよくて好きな女>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

2.6

こういう群集劇の映画って苦手かなと思ったけど後半になるにつれてだんだん面白くなっていった。ていうか初っ端から物騒すぎて見る映画間違えたかと思ったくらい。良い人も悪い人も金持ちもこれから金持ちになる人も>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.2

今回もマブリーの無双っぷりにニヤニヤが止まらんwドアや窓(の概念)も破壊し尽くす腕力が爽快すぎる。対するは最狂の悪役。顔からして目がいっちゃってるし、見事な悪役っぷりに逆に少し応援してしまいそうになる>>続きを読む

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

2.0

点数付けるといつも2点とかなんだけど、なんだかんだフィリップ·ラショー監督好きです。お馴染みのメンバーで相変わらずの下ネタ、もはや安心感すらある。アメコミ映画へのリスペクトも忘れてはいない。フランスの>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

2.0

1つの事件をきっかけに「ファーゴ」方式でどんどん悪化していく話。これはコメディか?って思うほどむちゃくちゃな設定。待ちに待った結末も微妙。緊迫感もないし逆に呆気にとられる展開。俳優陣だけは豪華。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.4

これは「グラン・トリノ」に続く秀作!クリント・イーストウッドやっぱり最高だよ。歳を重ねるのが楽しみになってきた。メキシコの大自然に触れ、動物たちと戯れ、今までの知識や経験が彼らを救い成長させる。鶏とか>>続きを読む

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.0

最後めちゃくちゃ泣けた…。でも前半はすっごくおもしろくて何回も笑った。枝豆弁当のインパクトやばかったw自分も結婚する前の母親を見てみたい。私ももしタイムスリップしたら父親とは止めとけって言うかもしれな>>続きを読む

水を抱く女(2020年製作の映画)

2.7

勝手に人魚の話かなって思って見たら全然違ったけどけっこう自分好みの映画だった。不思議でちょっと残酷なラブストーリーっていうな感じ。水って何であんな神秘的なんだろう。昔水泳をやってたこともあって水の中っ>>続きを読む