シロさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

2.5

中国系カナダ人の主人公に感情移入させられてしまった。ある日ときめいてノートに殴り書きするとか笑。うちも親が過干渉だったし。親の目をかいくぐってなんか色々やったなぁとか思い出した。テーマは簡単。感情は私>>続きを読む

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

2.0

私の敬愛するバンドのギタリストが365日お酒を飲んでる人でレコーディング中もライブ前もお酒を飲んでてけっこうネタにされてたんだけど、ボーカルの人も一時期ライブ前にお酒を飲んでたことを告白して、ステージ>>続きを読む

無垢なる証人(2019年製作の映画)

2.8

初めは仕事のために自閉症の子は証人なれないと決めつけた弁護士が心を通わせていくうちにそうではないと気付く。ジウは最初から本当のことを言っていた。気付かなかったのはこちらの落ち度だ。自閉症の子の世界が垣>>続きを読む

ゴーストライター(2010年製作の映画)

2.7

どこが終着点か分からないまま連れていかれるミステリーって良いね。集中力ない私でも集中して見れた。最後がちょっと弱いかなとも思ったけど。真実かどうか知らないけど政治批判が透けて見えたのが良かった。我が国>>続きを読む

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

2.2

思ったより火星人が地球にアタックしてた!チートすぎる。でも頭だけで会話するとかティム・バートンのシュールさは健在。豪華俳優陣にも関わらずチープなB級感が面白い。火星人の造形もキモかわいくて良いね。どう>>続きを読む

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

2.9

韓国映画熱が高まってるからそれだけで期待値が上がってしまう。コメディ要素もあるしもちろんアクションも凄いし俳優はかっこよく撮られてるし感動もさせられて本当にクオリティが高いなって思う。これを言ったらめ>>続きを読む

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

2.5

初ベトナム映画。日本よりもっと蒸し暑そうだけど何だかとっても魅惑的。少女が女性になる瞬間。セリフが少ない映画は好きだ。ドラマ性はあまりないけれど彼女たちの一挙手一投足に興味がそそられる。疲れた体に沁み>>続きを読む

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

2.7

将来こんな未来が来るかもと思うとゾッとする。自立した女性に恋人なんていらないし、正論でぶん殴られるのも嫌、幸福を押し付けられるのも嫌い、一人になりたい。でも独りになるのは寂しい。誰かに寄り添いたい時も>>続きを読む

グッバイ・シングル(2016年製作の映画)

3.1

辛い題材だなぁ~って思って敬遠してたけど観て本当に良かった。コメディなんだけどちゃんと年相応の女性の将来の不安とか世間からの偏見や、若くて妊娠してしまった女性の苦悩も描き切ってて良かった。最後にはまさ>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

1.4

噂の(?)橋を渡るシーンが見たくて!CGのない時代。なんか模型にも見えるけどちゃんと人間動いてるしやっぱり実写!?頭おかしいんじゃないの笑。どうやって撮ったの?本当に。

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

2.1

思ったよりも近年で、思ったよりも長く時間がかかってて驚かされた。そりゃ誰も巨大企業に挑もうとしないわな、と。過去に観た同じような題材はきっと脚色されていて、今作は実話ベースでちょっと淡々としていたけど>>続きを読む

群盗(2014年製作の映画)

3.4

ウエスタンとか時代劇ものとか食わず嫌いだったけどめちゃくちゃ面白いじゃん!義憤に駆られた民衆たちが権力者たちに立ち向かうって絶対面白いに決まってるのにねぇ。ひたすらカン・ドンウォンがかっこよかった。こ>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

1.5

困った。どうしても興味を持てない。車の町に生まれ育ったのに。

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

2.1

設定がもろBLEACHの初期やんけ!と思ったけど徐々にハリウッド映画らしくなっていったね。ウィレム・デフォーが出てると嬉しい。子どもたちを見守る優しい大人感ある。主人公が彼女とイチャイチャしすぎて鬱陶>>続きを読む

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

2.8

ディザスターアクションものなのかなと思ったらスパイものでもありバディものでもあり、かっこいい大人たちが活躍する映画でしたね。噴火を最小限に抑えるには北朝鮮から核を盗むしかなかった…。地質学者のマブリー>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

2.7

ヴァンパイアになってみたいと思う?人間以上に速く力もあって永遠に歳を取らないし死なない。しかし人間の血を飲まなければいけない、夜にしか生きられない。ヴァンパイアのことを思うと胸がギュッとする。人を殺す>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

2.5

ロボトミー手術という非人道的な手術がかつてあったことに驚愕する。精神病棟には入ったことないので分からないが学生だった頃をちょっと思い出す。ルールに縛られ個性を殺し大人が扱いやすいようにする。でもぼくら>>続きを読む

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

2.2

自分は何者?なぜ追われてる?っていう既視感のある設定だけど12時間ごとに体が入れ替わるっていうのが面白い。しかも敵側にも成り代わるからそれを利用してどんどん真相を暴いていく。ホームレスのおっちゃんが良>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

2.1

王道の青春映画。自分の小学生の頃を自然と思い出しちゃう。友達の家に遊びに行っていい意味でも悪い意味でもびっくりすることもあるけれど今では良い経験だったなと思う。「またね」の言い合いが良かった!

レミニセンス(2021年製作の映画)

2.9

「インセプション」の二番煎じ感は否めなかったけど面白かった。かつて愛した女性は何者なのか?点と点が結ばっていくのが快感。ワッツの銃の腕前がめちゃくちゃ凄くてびっくりした。水上都市がきれいだった。過去に>>続きを読む

悪のクロニクル(2015年製作の映画)

2.8

完璧なシナリオ!こんなん予想できんわ。人を殺した汚職刑事、身内から逃げ、更には死体を吊るした犯人も追わなければならない。一筋縄ではいかないストーリーにぐいぐい引き込まれた。ちょっとしたセリフが伏線にな>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.5

ごめんなさい。こんなに辛い映画だと思わなかった。はっきり言って話は読めるしご都合主義だしキャラクター造形はブレてるし許せない展開もあるけど、めちゃくちゃ泣かされました。「なんでうちらだけがこんな目に遭>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.3

ほっこりする素敵な映画だった。感情って厄介なもので怒ったり悲しんだり病んだり嫌いになったりするけれど、それすらも人間の大事な部分で、愛したり楽しんだりするからこそ感情を言葉にして出してもいいんだと思わ>>続きを読む

殺人の疑惑(2013年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

父親も伯父もクズすぎるわ。ダウンが不憫で仕方がない。娘を溺愛する父親像が最後にすべてひっくり返される。お前(ダウン)のためにやったんだ、とか言われたらめちゃくちゃ気持ち悪い。思い出がすべて台無し。でも>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

2.4

さかなクンの自伝的なものを想像してたらかなりフィクションで面白かった~。そもそもさかなクンをのんが演じてるのが凄い!本当に本人に見える瞬間があった。すごい女優さん…。「好きに勝るものはない」って真髄だ>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.1

これはドイツでしか撮れない映画だなぁ。自分たちの祖先が犯した罪を忘れないぞっていう戒めを感じる。人間が不完全なら法律もまた不完全であると認識させられる。被告人の動機が判然としなくて夢中にさせられた。観>>続きを読む

渇き(2009年製作の映画)

2.3

あらすじ読まずに見たから何の話か分からず本筋が見えなかったけど、まさかソン・ガンホが神父でヴァンパイアでエッチなシーンが見られるとは思わなかった。ファム・ファタールの豹変ぶりが凄かった。こんな韓国映画>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

2.7

マイルドな「プラダを着た悪魔」みたいな映画だった。憧れの職業に就くことって難しくて大抵は不本意な仕事に就くことになるけれど、工夫次第でやり甲斐も見つけられるよね。未だにファンの心を掴む「ライ麦畑~」っ>>続きを読む

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.4

両片思いすぎて胸がドキマギするー!親友でいることを選んだこそ尊い2人の関係性。どうしても自分の人生も振り返ってしまう。人生は本当に山あり谷ありで、でもどちらかと言うと谷のほうが多いからそういう時に助け>>続きを読む

MASTER マスター(2016年製作の映画)

2.4

詐欺師と警察官のバトル。騙し騙され、私には全貌が理解できなかった笑。でも悪役演じるイ・ビョンホンがたまらん。それと対峙する正義感の強い刑事のカン・ドンウォンがこれまたかっこよかった。国を跨ぐ戦い、頭脳>>続きを読む

ヤマドンガ(2007年製作の映画)

2.2

雨のせいで後半がちゃんと撮れてなかった😭だから前半だけの感想になるんだけど突飛な発想に毎度毎度驚かされる。ヒロインが球体に入ったままのアクションとか、「胸が高鳴るなぁ」と言いつつそのままご臨終になると>>続きを読む

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.3

うつ病のことが分かるとても良い映画だった。色んな人に観てもらいたいと思う。自分はうつ病ではないのだがhps体質で落ち込みやすいのだけど、出来ることだけやって頑張らなくてもいいんだなとすごく気持ちが楽に>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.0

開始30分くらいで置いていかれた。難しい。世界観だけは好き。SFと砂漠の相性は抜群だね。ティモシー·シャラメの顔面力が強い。もうちょっとまとめられなかったんだろうか?

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

2.8

韓国版「エリン・ブロコビッチ」でのようで痛快だった。高卒女子3人組が会社の汚水流出疑惑に挑む。終始コミカル調で展開も早くて見やすかった。何より彼女たち3人を応援したくなる気持ちが推進力だった。女だの、>>続きを読む

ルームメイト(1992年製作の映画)

2.3

優しそうなルームメイトが実は…?恐ろしい…。何が恐ろしいって女の子なら憧れの子がいて同じような物買ったり服装とか真似したり逆に真似されて嫌だなって思った経験があるはずだから。ここまで行き過ぎることはな>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

今までの是枝監督の作品の中で1番好き。
傍らで殺人事件が起きるのにそんなことよりも子どもを捨てる(預ける?)という罪について心を揺さぶられた。「捨てる前は福祉 捨てた後は警察」というセリフが印象的だっ
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