shirokumagirlさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

小学生の頃64のマリカでレインボーロードの短縮コースに乗れるのを頑張っていたのを思い出した。ゲーム禁止の家で育ち、幼馴染の家に集まってやらせてもらっていただけなので、そんなにネタはわからないかも…と思>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.7

ずっとどう生きていけばいいんだろうって考えているしこれからもそうなんだけど、これをこの形として映画にした是枝さんすごいな…と思った。

犬王(2021年製作の映画)

4.1

やっと観れた!古典を扱う故に好き嫌いなど少しありそうだけど私は本当に大好き。湯浅さんってまさに犬王なんじゃないかと思った。湯浅さんと松本大洋タッグの男の子ふたりの描写マジで好き。終始眼福。平家物語観て>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.6

終始うわぁ…となった。森山未来が学生時代の友人にしか見えない(業種もほぼ似たところだし)。当時のサブカルチャーと生きる人間にとっては同族嫌悪的な感情に潰されそうになる映画のように感じた。時系列をいじっ>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

嫌味とかではなく、素直にサービス精神旺盛な親切なエンタメ映画だった。ライティングがとても綺麗。柳楽くんの仕草や発声がすばらしく、ビートたけしにしか見えない。大泉洋、水曜どうでしょうファンすぎて藤村Dと>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.5

観る季節を完全に間違えたからか、あまずっぺぇすぎてあまり物語的には刺さらなかった。もちろん魅力的なアニメーション映画であることはわかるんだけど。上司がエヴァより良かったとか言うから期待しすぎたのかも。>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.4

今泉力哉さんの映画に出てくる人間たちは、確かにめちゃくちゃいるぞというリアリティがある。生活していて現れるまじでくそだりい理解に苦しむ気持ち悪い人間を描くのがうまい(悪く思わないでほしいけど本当にそう>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

電話のカットのみでここまで登場人物たちの人間性や背景が伝わるのがすごい。途中から感じていた違和感の理由を静かにじんわりと理解できて、アスガーとともに頭を抱えた。アスガーの人物像がこのストーリーを招いて>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

ずっと「何か」が起こっていた。自分に近しい何かの感覚が多重なレイヤーによって描かれ、もう言葉では拾いきれない。オーディションの時の手話のシーンが忘れられない。そのシーンだけでなく、その人の言葉がないの>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

細田守は青春時代の日常描写を魅力的に描くのがとても上手な人だよなあ。カミシンとルカちゃんのシーンで長い尺を使っていたのがすごくよかった。はじめルカちゃんがザ女的な女のように描かれていてヒヤヒヤしていた>>続きを読む