しずくさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

しずく

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シャイン(1996年製作の映画)

4.0

実在のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた人間ドラマ。ノア・テイラーが演じた学生時代のラフマニノフ練習からコンクールでの演奏シーン、そしてジェフリー・ラッシュが演じた猫背姿で、くわえたば>>続きを読む

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.5

「旅行しよう、何かが変わる」

バスジャック事件によって、心に深い傷を負った運転手の沢井と2人の兄弟が、人生を再生させるため旅に出るというストーリー。運転手の沢井を演じた役所広司さんの「生きろとは言わ
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット主演のラブストーリー。すごく良くできた脚本です。分かりづらい部分もありますが、記憶が無くても何度も惹かれあう2人は、やっぱり素敵だなぁと思います。再度観ると、なる>>続きを読む

アウトロー 哀しき復讐(2009年製作の映画)

3.0

韓国で実際に起こった事件をモチーフにした映画です。前半の凄惨なシーンと報われない奥さんの境遇に心が痛くなりました。復讐をしても愛する人は戻ってこない…タイトル通り「哀しき復讐」なのです。(2015年鑑>>続きを読む

しあわせの雨傘(2010年製作の映画)

3.5

夫が突然、心臓発作で倒れたことにより、経営する雨傘工場を任せられた主婦の奮闘ぶりを描いたフランス映画。世間知らずの主婦が、家族や周りの人たちと協力して会社を立て直していく様子は面白かったです。お飾りの>>続きを読む

好きだ、(2005年製作の映画)

3.5

「何であたしは泣いたんだろう」

1組の男女の17年間の恋を描いたラブストーリー。17歳を演じたのは宮崎あおいさんと瑛太さん。河原のキスシーンが大好きで、やっちゃった感も、何も言わず帰る彼も、泣く彼
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.5

「山守さん、弾はまだ残っとるがよ…」

シリーズ第1作。菅原文太さん演じる広能昌三を中心に暴力団同士の争い、人間関係と裏切り、裏切りと、目まぐるしいストーリーですがそこが面白い。やられるとチャララ~チ
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悪いやつら(2012年製作の映画)

3.5

税関職員として働いていた主人公が、裏社会の若頭に近づき、裏社会でのし上がっていくストーリー。どうしようもない男なのに、コネがあればどんどん出世していく社会、何の力もないのにあれよあれよと登っていく地位>>続きを読む

母なる復讐(2012年製作の映画)

3.0

未成年による女子高生強姦事件を題材にした映画。母親の復讐したい気持ちは分かりますが、無防備過ぎる行動は少し疑問が湧きます。ただ、これが実際に起こった事件だということで「トガニ 幼き瞳の告発」と同じ怒り>>続きを読む

ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

4.0

5人の犯罪者たちに犯罪のスキルを教えられ育てられた少年の運命を描くクライム・サスペンス。少年を演じたのはヨ・ジング。制服を着た高校生がアクション、カーチェイス、銃撃戦で魅せてくれ、ハラハラドキドキの連>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

砂漠の中にあるカフェを訪れた女性と、カフェを経営している家族と客たちとの交流を描いた映画。ジャスミンとブレンダ2人の女性の最初と最後の顔の表情が違うのが印象的で、自分らしく生きることの素晴らしさを感じ>>続きを読む

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.0

俳優でもあるロバート・レッドフォードが監督として家族の絆を描いた映画。自由奔放な弟を演じたのは、ブラッド・ピット。この映画がきっかけで一気に注目を浴びたというだけあって、存在感がものすごくあります。綺>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.5

もし、まだ1人暮らしで俺を待っててくれるなら
黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ。

2014年11月10日に83歳で高倉健さんが亡くなり、追悼映画が何本か放送されました。この映画を初めて観たのは、
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.0

夫役のチョン・ウソンの優しい眼差しがすごく切なくて、声をおさえて泣くシーンなどもらい泣きと言ってもいいくらい、後半は泣きっぱなし。ソン・イェジンも守ってあげたくなる表情が良かったです。(2015年鑑賞>>続きを読む

私は王である!(2011年製作の映画)

3.0

韓国版、水戸黄門。実在した人物なので、歴史的な要素が多いかと思ったのですが、どちらかというと、コメディタッチで描いてあるので、韓国の歴史を知らなくてもまったく心配いらず、楽しめます。(2015年鑑賞@>>続きを読む

インディアン・サマー(2001年製作の映画)

3.5

夫殺しで裁判中の女性と、本当に女性が夫を殺したのか事件の真相を追うエリート弁護士とのサスペンスストーリーかと思っていたのですが、ラブストーリーにまで発展したのには少し驚きでした。ちょっと強引な展開もあ>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

5.0

前科者の青年と脳性麻痺の女性が互いに心を通わせていくラブストーリー。家族や社会から、阻害され居場所のない2人ですが、一緒なら笑いや癒しがあり、そこはまさにオアシス。たとえ言葉でなくても、不器用でも愛が>>続きを読む

同い年の家庭教師 レッスン2(2007年製作の映画)

2.0

片思いの相手を探しに韓国へと来た在日韓国人の女の子"純子"と、下宿所の息子とのラブコメディ。下宿所の息子に家庭教師として韓国語を教えてもらうという設定でしたが、純子ちゃんの日本語がたどたどしいのが気に>>続きを読む

同い年の家庭教師(2002年製作の映画)

3.5

女子大生が家庭教師をすることになったのは、ケンカと留年を繰り返す同じ年の高校生男子。全然勉強してくれない彼に振り回されながらも、惹かれていくラブコメディ。クォン・サンウとキム・ハヌルの掛け合いがコミカ>>続きを読む

カル(1999年製作の映画)

3.5

猟奇殺人を題材にしたサスペンス。「謎だらけで多分1回見ただけじゃ全貌は分からないでしょう」という情報をもらい興味が湧き、観たのですが、確かに分かりません。謎が解けたと思ったけど、それが正解なのか分から>>続きを読む

亀、走る(2009年製作の映画)

3.0

手配中の脱獄犯と田舎のダメ刑事との攻防を描いたクライム・サスペンス。面白いんだけど、何か惜しい。コメディ要素も多く、刑事がボコボコにされても脱獄犯に立ち向かう姿はグッときます。亀だっていざとなれば走る>>続きを読む

オーバー・ザ・レインボー(2002年製作の映画)

3.0

交通事故に遭い8年間愛した女性を忘れてしまった天気予報士が、同じサークル仲間だった女性に助けを求め、過去の想い人を探すというラブストーリー。ストーリーが進むにつれ、なんとなくラストが読めてしまうのが残>>続きを読む

音痴クリニック(2012年製作の映画)

3.0

好きな人を振り向かせるため音痴を克服しようとするヒロインと、音痴クリニックの講師との王道ラブコメディ。ストーリーがとても分かりやすく、楽に観られる映画です。音痴なのに、気持ちよさそうに歌っているヒロイ>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

何者かに15年間監禁され続けた男の復讐劇かと思いきや、それだけで終わらず真実を知ったときの衝撃は2004年度最高でした。そして暴力シーンの力強さ!金づち持って狭い廊下で敵対するシーンは圧巻です。韓国映>>続きを読む

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.5

ディズニー長編アニメーションの記念すべき50作目となるファンタジー・アドベンチャー。ラプンツェルの表情が活き活きしていて、本当にかわいい!ディズニーにすてきなプリンセスがまた一人加わりました。美しいシ>>続きを読む

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.0

ディズニー・アニメ史上初めてヒロインがアフリカ系の設定。魔法にかけられたカエルに頼まれキスしたヒロインもカエルに変身してしまい、人間に戻るため冒険に出るというストーリー。ディズニー映画では珍しく"死">>続きを読む

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.5

"人間の世界"へさらわれた息子を探す、父マリーンの冒険を描くファンタジーアドベンチャー。いざという時に頼りになる仲間。周りの仲間に支えられ成長していく子供。そして親子の絆。単純なストーリーの中にもいろ>>続きを読む

トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

3.0

少年が宇宙船に乗り、財宝が眠る伝説の惑星を目指す「宝島」をモチーフにしたSFファンタジー・アドベンチャー。15歳の少年ジムと悪党のシルバーの人間らしい交流は心をあったかくしてくれます。(鑑賞年不明@D>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.5

「モンスターズ・インク」に入る前の学生時代のストーリー。サリーは少しスリムで、マイクは歯の矯正中、ランドールも初々しい。キャラクター作りでは、スタッフに学生時代の写真を持ってきてもらい、18歳と大人と>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.5

ピクサー長編アニメーション4作目。 子供の怖がる声がモンスター社会でのエネルギーになるとは発想が面白い。モンスター達が仕事をしているシーンが好き。そしてブーが可愛い!(2001年鑑賞@映画館)

ももへの手紙(2012年製作の映画)

3.0

少女と3人の妖怪との交流を描いた夏にぴったりな映画です。妖怪イワ役の西田敏行さんがアニメなのに西田さんっぽくて笑えます。この映画を観ていたら、なんだか田舎に行きたくなりました。(2013年鑑賞@テレビ>>続きを読む

ある会社員(2012年製作の映画)

3.5

表向きは普通の会社ですが、実は裏で殺人請負をしている会社で働く主人公。こんな会社、恐ろしいわ(笑) 恋愛の要素もあるのですが、どちらかと言えばアクション中心でハラハラドキドキ興奮しました。分かりやすい>>続きを読む

あの子を探して(1999年製作の映画)

3.5

生活を支えるため学校へも行けず働きに出される中国の子供達の現状が描かれています。勉強することの嬉しさを表している子供達の笑顔は、心に残りました。(2002年鑑賞@DVD)

バンビ(1942年製作の映画)

3.5

森で生まれた鹿のバンビの成長を描くストーリー。オープニングの森の奥へ入っていくシーンは奥行と立体感があり感動的。スタジオで本物の鹿を飼ってスケッチを繰り返す日々だったそうで、柔らかでいきいきしている動>>続きを読む

白雪姫(1937年製作の映画)

4.0

グリム童話の「白雪姫」を原作にした世界初の長編アニメーション映画。人間や動物の柔らかな動きや、立体感のある映像、そして音楽との融合が素晴らしい。時が経っても色あせないディズニー映画。(鑑賞年不明@DV>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.5

『隣に間借りしていた老人との出会い・鍵の持ち主・留守電・母親との関係・ブランコ』このキーワードを通してオスカーの再生と成長を描いてある感動的な映画。観終わった後「あぁ、いい映画観たなぁ」としばらく余韻>>続きを読む