すあまさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

すあま

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メッセージ(2016年製作の映画)

4.9

文化の成り立ちやその違い、概念など、なんともワクワクする内容だった。
難しいし、ド派手な展開ってわけではないけどエンターテイメントしていて物語に吸い込まれて行く。
音楽も素晴らしく、じっくりとこの世界
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.8

ホラーだと思って観て、やっぱホラーなんだけどいい映画だった。

ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

4.1

音楽オタク、ここまでくると観ていて幸せ。楽しい映画でした

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

無愛想な男の現在と過去を行き来しながら、物語が進む。彼に何があったのかがわかるにつれとても重く苦しい物語になっていく。
大きな展開はないけど少しづつ良い方向へ向かっているようなそんな感じ。
海が綺麗

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

4.5

序盤のブルーフィルムから怪しげな電子音に吸い込まれていく。
わざとらしいくらいのライティングもかっこよくて、いろんな表現が詰め込まれている。
ラストカットの美しさよ

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.2

辛い映画。過去との対比でとても苦しく出口がない関係の2人がとても美しい。
選曲も素晴らしい

ベルベット・ゴールドマイン(1998年製作の映画)

3.8

始まりからとてもお洒落。劇中のミュージックビデオも素晴らしい。
サスペンスの要素もあり楽しめました

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

3.7

街の雰囲気が良かった。
物語はこれと言って、な感じ。
今までロウ イエの作品を何作か観ていますが、個人的にはあっさりめな印象

草原の河(2015年製作の映画)

-

コンディションの問題で寝てしまった。
目覚めてからの映像が素晴らしくてもっかいみたいな

SHARING(2014年製作の映画)

4.2

序盤からに感じた低予算感は途中から気にならない。サスペンスでありながらホラーな演出。夢と現実を行き来するので、難解な印象はありましたが、そんな事はなくエンターテイメントとして楽しめました。
素晴らしい
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百年恋歌(2005年製作の映画)

3.7

シンプルなストーリーの3つの短編
どのカットも美しくてうっとりする。選曲も素晴らしく、切なさを演出してくれる。
ただオムニバスなので上がっていく熱量を毎回リセットさせられるうえでの、この静寂さはしんど
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ろくでなし(2017年製作の映画)

3.8

面白い映画。不器用な恋愛も観ていてソワソワする。芝居も素晴らしい。
だけどもっと刺激を求めていたみたいで、少し物足りなく感じた。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.6

国、役所への怒り、抵抗は虚しく消えて行ってしまう。
でも生きるために必死であらがう。
そこで葛藤する苦しさや、悲しさ。どうにも出来ない状況を我々に突きつけられているような感じでとても辛い、
助けようと
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作家、本当のJ.T.リロイ(2016年製作の映画)

3.6

この作家に興味を持った人たち接触しようとした人たちが、とても豪華。
電話の音声が中心なので、絵としては少し退屈かな。
そんで長く感じた。

4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

4.2

ひとつひとつのシーンをじっくりと丁寧に描いていく。長回しが多くて話の展開自体は少なめ。
結構痛々しかったりのシーンも冷たい視線で見つめているようなカメラ。
2人の女性の関係がとても興味深い。

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.7

面白そうな題材ではあったのだけど、後半のめり込めず、な感じ。不器用な愛の形が恐ろしく、母親に相手にされたかっただけなのに、次第に後戻りの出来ない所まで行ってしまう。
ヴィオレッタが死ぬほど美しい。

天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

4.9

難しく不安定な女性の感情はズブズブと深みにはまって逃げられないものになって行く。
孤独であるがゆえの行為もどこか切なくて、一時的なものに過ぎない。
あんなにも切ない再会があるだろうか。

夜と霧(1955年製作の映画)

3.5

30分ほどでここまで打ちのめされる、映像体験。
決して面白いとは違うけど考えさせる作品

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

おしゃれ映画だと甘くみていたのですが、面白かった。
物語は、コミカルにスピーディに進んで行くので2時間がとても濃密。
心理的なところでとても興味深くみられた。小洒落てて、少しでこっぱずかしくもあるけど
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.8

前作ありきの今作。最高だった。
各キャラクターがさらに深まりなんとも愛おしい。正しい続編。
音楽も相変わらずのセンス。最初から最後までカッコいい

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.6

クーリンチェを思い出させる絵作り。淡々と進んで行くけど美しい音楽が重なり飽きさせない。大まかな話し自体はシンプル。でもそれぞれが抱えるものは結構複雑。
また観たくなる

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.7

子供から大人へ、人生を見せつけられる映画が好きなもので、これはドンピシャなのです。
なんとも大変な環境の中でも、彼の支えになってくれるものは少なからず存在していて、でもそこが時代とともに変化して行った
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イノセント15(2015年製作の映画)

4.7

口数の少ない2人の会話に漂う張り詰めた空気を余すことなくカメラで映した感じ。
確かにクーリンチェに近い感じもしたけど、カメラはもっと近くに寄り添って、2人のひとみを見せてくれる。良い意味で長く濃厚な作
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.1

時系列をいじっていって、最後それが繋がって…
じゃなかった。ただモヤモヤさせる。結果よくわからなかった。
役者は良いのに、何も残らない

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

4.0

少女マンガ的なキャラクターが苦手だなぁと思ったのだけど、慣れてくれば問題ない。
大友の自然な会話が好きでした。美しい絵作りで好きなのだけど、祭りのシーンが安く見えてしまった。
だけどもエンディングのコ
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.5

最高な映画。アクション満載でクズどもの思惑が交差していってラストに爆発する感じ、タランティーノっぽい過剰な暴力に、ロックストック〜のようなカタルシス。
ラストの葬儀場は仁義なき戦いを連想させる。
韓国
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.5

吹っ切れたエロさがどこまでも突き抜けて行く。もはや清々しいくらいに。
視点を変えて語られる一部、二部。どエロ映画だけど、サスペンスとしてとっても楽しめる。
天才

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

素晴らしい映画は、あらすじが簡単にまとめられるらしい。この映画もそう。単純な話。そこにどれだけのオカズを盛り込めるかってことなのだろう。
きっと多くの映画を観て来た人たちが、その引用を楽しみながら、素
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ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

4.0

静かで、美しさにも恐怖が重なってる。重々しい空気感を漂わせながら、それをぶち破る、銃声や階段落下。
見せ方の面白さ。ストーリーも意外ではあったけど楽しめた。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

素晴らしい脚本。恐怖の演出、芝居。どれもがしっかりと合わさっていると思う。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.3

ストーリーがどうとかよりも圧倒的な画力にやられた感じ。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

1度目の感想は登場人物を追いきれなかった。でも大まかな内容はわかった、画面から伝わってくる2人のヒリヒリする距離感や、暗闇で見えない世界。
俯瞰でそこに生きている人々を断片的に覗き込んでいるかのような
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