シュンティさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シュンティ

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プラチナデータ(2013年製作の映画)

3.7

原作未読。

近い将来、国民のDNAが管理されて、犯罪検挙に利用されるようになる、というのが基本骨格。そのDNAデータを「プラチナデータ」と劇中で呼んでいるが、この言葉の意味が、後半になるにつれ、変わ
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.4

こういう恋愛は、きっと若い時にしかできないんだろうな。変な万能感で、相手の全てを受け入れられると思って、でもできなくて。その、若さからくるある意味での過ちみたいなの、すごい好き。胸がギュッとなった。切>>続きを読む

あなたへ(2012年製作の映画)

3.5

高倉健は、本当に映画俳優だったのだ、と深く感じ入った。別に、高倉健のことを知っているわけでもなく、作品を見てるわけでもない。ただ、映画の中での、その佇まいが、映画に生きる人、というものだったと感じたか>>続きを読む

tokyo.sora(2001年製作の映画)

4.2

なんで、こんなに自然な台詞回しができるんだろう、と思いながら見てた。ここに登場する人たちは、東京の華やかさからは遠いところにいる。だけど、そんな人が、東京ではほとんどのはずで、そこにリアリティを感じた>>続きを読む

8月のクリスマス(2005年製作の映画)

4.2

もし、誰かが死ぬとして、持っていけるものはなんだろうか、と考えたときに思い浮かんだのは、思い出。誰にも汚されず、純粋な思いは、たとえ世界がなくなっても、存在し続けるだろう。そんなことを思った作品。

レンタネコ(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ネコをレンタルする、という商売を通して、人々の心の穴を埋めていく、といった内容。荻上さんらしく、ゆるい作りの中に、芯がちゃんと通ってるような印象。心の穴の埋め方は人それぞれあると思うけど、そこに、ネコ>>続きを読む

星を追う子ども(2011年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

長らく、僕はこの映画が好きではなかった。

新海誠が「秒速5センチメートル」で名が知られるようになり、僕もそれで新海誠を知った。

美麗、という言葉が陳腐なほどに幻想的な現実を描くその作品が、とても好
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モテキ(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ブルーレイで再見。モテキやっぱり面白い!

その要素は色々あると思うんですが、それは自分が映画公開時にみた時の感想から紐解くとしましょう。

■楽しかったんだよ、純粋にさ

見た直後の思いを書きましょ
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