Shuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Shuya

Shuya

映画(478)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.6

「なるほど、こういうことか!」と自分の中で予想が立った瞬間にそれを完全に覆す展開に襲われ、また謎の展開に持っていかれる。
とてつもなく変な映像体験で、言葉通り「笑うしかなかった。」
だからといってつま
>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.6

脚本がめちゃくちゃ綺麗。
何もモヤモヤなく最後まで走り抜ける展開と、こうなってほしいと思うように進んでいくストーリー展開。観ていて、ものすごく気持ちが良かった。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.6

とにかくアイリン夫婦とその周りとの温かさの違いと言うのがかなり際立っていて、観ていながら辛さと幸せさを同時に味わえる奇妙だけどいい作品だった。

すごくハートフルな気持ちになれる映画なんだけど、最後は
>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.3

4時間超えの超大作、ちょうど移動時間が長い事情があったので。
まずとてつもなく長い映画で、飽きないのか、助長過ぎる展開なんじゃないかみたいな懸念点は完全になくなるほど詰まりに詰まったどのシーンもなくて
>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ素敵な映画だった。
物語が大きく動くところって最後くらいだけれど、無駄なシーン1つなくずっと注目して観れたところが良かった。

人生山あり谷ありというのはまさにこのことなんだと思う。どれだ
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

すごく人間臭くていい映画だった。
まぁ実際にこの実験を自分でも試してみようとは思わないけれど、酒呑んだら緊張ほぐれてみたいな考え方は分かる。
でも人間欲深い生き物で、なんにでも「適量」というものはある
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.2

ほん呪ファン必見の本作。所々の展開が目茶苦茶「ぽい」演出の数々で好きだな〜となった。

ホラーと言うよりはミステリー調に進んでいくストーリーで、どんどん出てきた要素がリズムよく繋がっていくのが気持ちよ
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

苦しい映画だけどめちゃくちゃ楽しめた。
登場人物全員ゴミと言うけれども、結局田母神さんが可哀想で、あそこまではいかなくとも人間あんなことされたら、ああなってしまうよなと思ってしまう。
それにしてもyu
>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

3.8

これぞポケモンという青春冒険譚。
大枠は知っているストーリーなのに、それにワクワク出来る、小学生時代を思い出させてくれるいい作品だった。
ただ映画だから仕方ないけど、バタフリーやリザードンなどサトシの
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

目茶苦茶気味が悪い映像の中に美しさが紛れるという不思議。
ベラは数々の場所で色々なことを学んでいく中でのあのラスト。これが人生というものかもしれない

シカゴ(2002年製作の映画)

4.0

ミュージカル"映画"ってあくまでも映画で、ストーリーの中に音楽が入ってるという構成のものが多いけど、今作は音楽が主体でまさに"本物"のミュージカルといった感じで楽しかった。

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.0

映画の伝えたいメッセージを最初に伝えてくれるため、まっすぐそのままの意味で受け取ることが出来る。
まぁかなりひどい仕打ちを受ける映画だけど、あらすじの面白さで少し期待しすぎたのかもしれない。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

去年1番観に行けなくて後悔してた作品なのに、実際に鑑賞してもっと後悔に溢れた。
こんなに興奮できるサクセスストーリーはない。
あと、海外作品が扱う「クールジャパン」っていいよな

オットーという男(2022年製作の映画)

4.9

久々に目頭が熱くなる作品に出会った。

ルールに厳しく、なりふり構わず怒鳴り散らすお爺さん。若者からしたら典型的な「ダルいジジイ」だけど、彼のバックグラウンドや近隣住民との関わりが深まるにつれて、どん
>>続きを読む

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.8

シンプルに楽しめるアクションムービーに仕上がっている上、反抗期の親子愛と、その愛の形の対比もきれいに描かれていて、観ていて唸った。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

初インディ。
最初の舐めて「毒だ」ってシーンから引き込まれて、笑いながらワクワクするまさに少年心を思い出させてくれる冒険譚だった。
やっぱあのBGMいいなぁ

第3逃亡者(1937年製作の映画)

4.3

崖での救出シーン、犯人が発覚するまでのカメラワーク、どこを取っても飽きずに楽しめる構成で、これが1937年の作品かぁと驚いてしまう。

トパーズ(1969年製作の映画)

3.0

後半(まさに「トパーズ」の話)になってからは目の離せない展開で楽しく観れたけど、それまでの前半が少し助長に感じた。

と思ったら、吹き替えはカットされた90分版らしく、それだったらもっと楽しめたのかも
>>続きを読む

それいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ(2006年製作の映画)

3.4

短い映画だけど50分間ずっと生きる意味を問われ続ける。幼児向けアニメとは到底思えない(笑)
物語の展開は、かなり典型的なわがままな子がアンパンマンを通じて変わっていくというストーリーで、大人でもしっか
>>続きを読む

バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.3

列車の中で人が消えるというサスペンスでありながら、ミステリーホラーのような展開。
中盤で明かされる彼女の行方とその後のラストにかけての展開がずっと飽きずに観れて古臭さを感じさせない。

クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

4.2

クレヨンしんちゃんの皮を被った完全なゾンビホラー映画。ホラーのお決まりのような展開を繰り返していくし、結構ハラハラできる。
風間くんぐらいしか感動要素がないから、クレしん映画に感動を求めている人はあま
>>続きを読む

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.7

ヒッチコックはすごい。
これだけの名監督たちに影響を与えてるんだから。
とにかく彼のカメラワークは天才的。まんまと彼のトリックに我々は騙されてしまっている。

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.7

最高のサスペンス。あらかじめ犯人がわかっている状態で物語が展開していくから、なぜか我々は「バレるな!捕まるな!」と犯人を応援してしまう。
前半の犯行パートから後半の推理パートまでずっと飽きずに見られる
>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.4

これがこの国のリアルなんだけど、劇中何度も「フィクションであってくれ」と願ってしまった。
なんとなく噂や感覚で知っていた北朝鮮の悲惨な事情は全てリアルなんだと。
「我々は国を出たくて出たわけじゃない」
>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

4.2

展開がきれいすぎる。完全に騙されたというか先入観で観てしまってた。すごい。

私は告白する(1953年製作の映画)

4.3

信仰をとるか自分の幸せをとるか
なかなか思いつきそうにない斬新なストーリーでハラハラ感がたまらない

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.8

絶望的な状況での人間ドラマ
創り上げられていくユートピアの住人はまるで宗教のようになっていくけど、そこの泥臭さはリアリティあった。
実は400本以上観ているのに初の韓国映画でした

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.2

「ヤバイ奴にはもっとヤバイ奴を」

設定はとにかくぶっ飛んでるけど、そこにある性にまつわる描写っていうのは、なかなか見ごたえがあって、途中からは目が離せないほど。
しかし、この作品の主題というか、もっ
>>続きを読む

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画、すごく好きです。
人って良くも悪くも変わる生き物で、倦怠期とか別れる前のカップルによくある「〇〇君、変わったよね」ってセリフみたいに、付き合った当初(好きになった当初)のことを回顧しがち
>>続きを読む

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.5

たまにはほっこりできる映画もいいもんで。
とにかく超豪華キャスト陣、誰しもがどこかで見たことのある俳優さんたちしか出てなくてテンション上がります

知りすぎていた男(1956年製作の映画)

4.3

ヒッチコックらしい巻き込まれ映画。その中でもサスペンスというよりも誘拐というテーマで繰り広げられるドラマ要素強めの映画。
とにかくケ・セラ・セラがいい曲

(2023年製作の映画)

4.3

新年1本目。
登場人物みんな悪で、自分のことしか考えていないような奴らばかり。皆が出世を夢見て、競争相手の首を欲しがる。たくさん首が落ちたり、信長や光秀の首を必死になって探したり、作品のタイトルにふさ
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

色々と解釈が必要な映画で、ター自身の栄光から崩壊までを描いた作品だけど、崩壊までの前置きが長い上にクリスタ関連のエピソードが少ないというかほぼないのが退屈とか難解とか言われる原因なのかなと。

鑑賞後
>>続きを読む

先生!口裂け女です!(2023年製作の映画)

4.5

これ、すごく面白いです。超当たりB級映画って感じ。
口裂け女をポップに描くのかと思いきや、人間味あふれるというか(人間じゃないけど)、優しい一面を描いていて、段々と鑑賞しながら口裂け女の登場を待ってい
>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終わり方が綺麗だったし、色々と伏線も回収してくれたけど、何点かあれ何だったんだろう?っていうのもある。
途中現れた母親が普通にミアって呼んでたけどあれは偽物ってことで良かったのか??
あと普通に痛々し
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

日常を描いた作品。
些細な日常の中で色んな人と出会うんだけれど、大した事件が起きるわけじゃない。でもそれが普通でそれに一喜一憂するのが人生なのかなと。

とにかく役所広司さんの演技がすごくて、無口なお
>>続きを読む