原作未読。裁判というのは、真実を炙り出すために作品上用いたある種の舞台装置なんだと思う。実際裁判なんて難しいけど、母校であれに近いシステムはあったから現実離れしているとは感じなかった。
中学時代、>>続きを読む
穢れが伝染し、受け継がれていく怖さが描かれている。点在する不可解な現象も、辿ると原因は同じって‥その感染力の高さが恐ろしい。
様々な物語が絡み合って、ミステリーのように楽しめた一方で、最後の演出だ>>続きを読む
京本に褒められて帰り道を嬉しさいっぱいで駆けていく藤野。藤野に手を引かれて楽しそうに外の世界へ駆けていく京本。お互いの足りないものを、お互いが埋めてあげられる最高の関係に見えた。
何かを創作したり>>続きを読む
「なかったことになる時間」にせず、最後にちゃんとお守りを持っていたし、貴船に戻っておいでよって言ってるし、しっかり前に進めている主人公に拍手。戻りも留まりもしない時間と川って、よく似ているなあと改め>>続きを読む
時空の原理とかSFとか難しい事はよく分からないけど、時間なんて人間が創り出した概念でしかないから、「今」を見なきゃって気持ちになった。過去や未来の自分に縛られていては、この瞬間を生きている自分がもっ>>続きを読む
『先生、このクラスは異常です』って台詞があるけど、中学ってああいう場所だと思う。全然異常じゃない。多感で自意識過剰で、人として1番中途半端な時期。残酷な程に平気で人を傷つける。
目には目を歯には歯>>続きを読む
序盤から感じていた小さな違和感が、きちんと最後で回収された。タイトルが全てですね。この映画はUSそのもの。
これが1960年の作品なのが驚き。今でこそあの結末に納得できるけど、当時は映画のラストシーンになってしまう程異色なものだったのかも。
カメラワークやストーリー構成、音楽などに無駄がなく、これぞスリ>>続きを読む
私も誰かにとっての怪物なのかもしれない。そう思わせられた作品。
誰もがそれぞれの正義を持っていて、どれも間違いじゃない。けれど、正義と正義がぶつかった瞬間、怪物は生まれてしまう。それは噂話や被害妄>>続きを読む
家族って、愛とか絆の象徴で描かれる事が多いけど、綺麗なだけじゃない。呪縛なんだよね。家族の嫌な部分詰め合わせみたいな映画だった。
まずは「Yes」と言ってみる。その後の事はその後考える。考え過ぎて行動できないよりも、とりあえず飛び込んでみて、痛い目見るのも人生。ラストシーンが特に好き。
ジョーカーのカリスマ性に期待して観た人にとっては物足りなさがあると思うが、それこそが、映画の中でジョーカーに勝手に熱狂し、勝手に落胆した人々と同じ思想なんじゃないかな。
“この車は赤い”。黒くても赤いと思えばそれは赤になる。信仰とは、信じたいものを正しいものにしていくことなんだろうね。「カラスが白い」と言われれば、色の概念さえ変えてしまうのかもしれない。
映画の>>続きを読む
最後にボロ泣き。おもちゃ一つでこんな映画作れるピクサーの製作陣よ‥。
アンディ、ウッディのこと何よりも大切な宝物だから、自分の幸せよりウッディの幸せを優先してあげるところが本当に優しくて素敵な子だ>>続きを読む
何を仕掛けられているんだろうと疑いながら観たけど見破れなかった。好きなのは結末だけかな。ハッキングにもたいした動機がないし、登場人物に魅力がないのも残念。
せっかく面白い結末なのに、その結末にしな>>続きを読む