うたおさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

うたお

うたお

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セッション(2014年製作の映画)

4.0

歪で 滑稽で 狂気に満ちていて、痛々しいくらいに純粋な音楽という世界。
音楽だけをひたすら追い求め走り続ける。余計なものは、全て削ぎ落として、最後に、ただただ “音楽”だけが残っていた。
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

色鮮やか豪華絢爛な映像美。そこは、さすがと言わんばかり。

ただ、期待したほどではない。物語のテンポがあまり宜しくない。映像がただただ美しいだけで、ここぞ!という見どころがなかった。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

予告を見てから、もう観たくて観たくてたまらなくて、公開日初日あさイチで鑑賞。仕事ちょうど休みで良かった~

ミュージカルとしては最高の作品。最高にエネルギッシュで、歌詞がメロディーが心にビン
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.5

〈 若き天才が未来を変える〉

映画界に、新しい息吹を吹き込む27歳グザヴィエ・ドランの作品

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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

最高にノッてる映画。

音楽を聴くことで、その類まれなる能力を発揮する運び屋、“ベイビー”。

もともとカーチェイスが大好きなんだけど、そこにミュージックを噛み合わせるって最高よね。
ところ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

激ヤバ。最高に刺激的なエンターテインメント。

2018年2月3日 再び DVDで鑑賞。
面白くないとすぐ寝る母も寝落ちせずに見れました。
私は、ひとりで映画館で観た時は、2度ほどビビって飛び
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.5

純粋で、繊細な 物語。
終始、涙ポロポロで胸が苦しくて苦しくて仕方がなかった。

キャラクターたちのそれぞれの思い、その思いによってぶつかったり、だめになったり、ほんと全然いい方
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

前日に「キングスマン」を鑑賞後の鑑賞。今作は完全に、前作の続編なので、予習なしでは、観られない映画でした。観といて良かったー。

若きキングスマン タロン・エガートン演じるエグジーの活躍に
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

私の友達曰く、性癖に突き刺さる映画。
紳士なおじさんが、キレッキレのアクションシーンを繰りなす最高にイカしてる映画。カッコよさ全開。
多少…いや、かなりブラックジョーク効いてる。
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.5

歌に込められた想い、そのとてつもないエネルギーを全身で感じた。

♪Do you hear the people sing?
Singing a song of angry men?
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

穏やかで静かな作風、だけども、強く胸を打つ力強い作品だった。

突如、現れた謎の物体。言語学の第1人者であるルイーズは、“彼ら”の地球へやって来た目的を聞き出すため、政府に雇われる。
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PK(2014年製作の映画)

4.3

初インド映画。声をあげて笑いました。そして、泣きました。期待以上。

すごく全体としてあたたかみのある映画。観終わった後、観て良かったな〜と思える映画です。PKの人間離れしたキャラクタ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

良作。まず、なんといっても映像美。どこを切り取っても絵になる美しさ。個性際立つキャラクターたち。カラーリングもオシャレで、美術館で芸術品を鑑賞しているような、そんな気持ちになる。

だからと
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.6

太平洋戦争、沖縄戦。

衛生兵として、人を殺さず、人を救うことで戦い抜いた男の実話。


   お話自体は、 アメリカ軍目線であるため、私たち日本人は敵として描かれている。ちょっと、
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.3

試写会にて鑑賞。万人受けする映画。親子、恋人、友達同士、誰と行っても楽しめる映画だったと思う。ただ、私は万人受けする映画と合わないので、みんながクスクス笑っているところで笑えなくて残念(笑)>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

2.8

想像していたものではなかった…
すごく情熱的な恋愛劇でして、私の肌には合わなかったのよ…

でも、動物たちは、素晴らしかった。あれは、どこからどこまでが、本当に動物がやってるの?動物 観に行
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ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

3.3

ナチスの戦犯を祖父に持ちホロコーストの研究に勤しむトト。ホロコーストの犠牲となったユダヤ人の祖母を持つザジ。ザジは、研修生として、トトのいる研究所へやってくる。お互いに、いろいろなモノを抱える2>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

最近観た映画で断トツ面白かった。タイトルで敬遠してた自分ほんとアホだったと思う。

まず始めの、淡々と語られていくちょっと変わった主人公の日常、あたりから心鷲掴み。テンポがいい。ジョーク
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エスター(2009年製作の映画)

4.8

ー この娘、どこかが変だ。

子供を死産。その悲しみから逃れられないでいた夫婦、ケイトとジョン。二人は養子をもらうことで、その悲しみを癒そうします。孤児院。そこで会ったの少女、エスター。
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.4

ミザリー。てっきり太っちょのいかつい彼女の名前だとばかり思っていたのだけれど。彼女の名前は、アニー。可愛らしい名前だこと。
と、思っていたのはつかの間、すさまじいキャラクターだった。コロコロと変わ
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.2

バツイチ男二人が、便利屋として、まほろ市に住むくせ者たちの依頼を彼らなりに解決していく物語。二人のおっさんが、もだもだやってます。
多田と行天の醸し出す独特の雰囲気、噛み合ってないようで噛み合
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.6

“この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい ”

そんな前置きで始まるこの映画。終わってから、あぁ、そうだったのか。だから、ここが!!あそこが!!あぁ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいて作られているというから、驚きだ。映画は、いつだって自分の知らない世界を、リアルに教えてくれる。

法律は、弱いもののためにあって欲しい。マイノリティだからといって、望みが叶わ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.3

最高に面白かったし、最高に青春だった。ある記事で、『ホラー版スタンド・バイ・ミー』と書かれていたけど、まさに、その通り。コンプレックスを抱えた少年少女たちが、恐怖に立ち向かう冒険物語。
とは
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亜人(2017年製作の映画)

3.5

原作を読んだ人、読んでいない人、両人が楽しめる映画だと思います。
原作を途中まで呼んでいた私としては、佐藤さんどうなんだと不安でしたが、剛くんは剛くんで良かったと思います。ちょっと、原作とここ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.3

 第48回アカデミー賞受賞。よくよく見かけるタイトル、パッケージに1度は観ておくべきだと思い、今回観賞。
 はじめの方は、少し飽きもきますが、次第に見入っていきます。登場人物ひとりひとりの個性が強いで
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

 妻に先立たれ、独り暮らし。仕事は、医者から止められてしまう。そんな主人公が、貧しいシングルマザーの女性を支え、また彼女も主人公を助け、お互いが家族のように支え合うハートフルな映画。だと思い込んで見た>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

 ブラックファンタジー。美しさと気持ち悪さを兼ね備えたおとぎ話のような作品。
 父曰く、後味が悪い作品。私に言わせると、素敵な終わり方。
観る人によって捉え方が違うエンド。見終わったあと、一緒に観た人
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.5

 彼の背中。そこには赤いペンキで大きく❌と書かれている。

 その背中越しに映し出される彼の日常。
シャワー室に裸で詰め込まれる人々。叫び声。銃声。死体。死体。死体────
見ているだけで頭がおかしく
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キャビン(2011年製作の映画)

3.4

 ホラー映画というよりも、アクション映画?とにかくハチャメチャな作品でした。友達とふたりで「やばww」くらいのテンションで観れます。自分、あまりホラー映画は詳しくないのでわからなかったのですが、いろい>>続きを読む