セーマンさんの映画レビュー・感想・評価

セーマン

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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

That's entertainment!
画面の中の何もかもがキラキラ輝いている。今の時代には真似しようとしてももはや不可能な、この時代ならではの輝きが詰め込まれている、と感じた。

歌とダンスのシ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.5

続編が公開されるというタイミングでの初鑑賞。続編は未鑑賞。

映画としてはお金をかけてよく作り込まれた紛れもない秀作。結末は予想通りであるものの、ハラハラドキドキさせられ、迫力満点のシーンには手に汗。
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

何度目か? 久しぶりの鑑賞。何度見ても毎回同じように心が締め付けられるのはなぜ? 人がたくさん死ぬ映画は好きじゃないのに、何度も見てしまうのはなぜ?

今回の鑑賞でもこれという解答にはたどりつけず。し
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

さすがにVFXの迫力はものすごいものだった。海中を追いかけてくるゴジラ、銀座の建物や人間を踏みつぶしまくるゴジラにひたすら恐怖を感じた。あの空間に自分がいたら腰が抜けてしまって、即踏みつぶされていたで>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

5.0

これはかなり好きな映画でした。
マドレーヌの波乱の人生、彼女と時を過ごすことでシャルルの心がどんどん開かれていく。二人を追いながらこちらの気持ちも大きく揺さぶられます。

そして何といっても背景となる
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

言わずもがなの映画史に残る金字塔。
絶対的、神の領域に達している作品。

アボロ11号が月面着陸をする前、コンピュータは穴あきテープでプログラムを読み込ませていたであろう頃、これほど的確に未来を映像化
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

カンヌのパルムドールを始め、数々の賞を取った作品ということで、期待して見たのだが個人的にはイマイチだった。

後から後から事実が明らかになる主人公
→無実なら最初から全部証言しましょうよ

会話を隠し
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花様年華(2000年製作の映画)

5.0

練りに練った映像表現。ワンカット、ワンカットに痺れる。これぞ映画。これこそ映画。名画ランキング上位に君臨するのもむべなるかな。

ストーリーは弱い、はっきり言って。しかしある意味ストーリーはどうでもい
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

原作未読。
演技力の高い俳優さんがそろい踏みで、演技についてはさすがという印象。しかし。

冒頭から安藤サクラに引きつけられて作品にのめり込んでいたら、後半からは妻夫木聡が主体になって、サクラさんの出
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東京物語(1953年製作の映画)

5.0

うん十年ぶりに鑑賞。やはり名作だ。間違いない!

どこが? とおっしゃる方もいるかもしれないので、自分なりにまとめてみる。

①ストーリー
子を持つ親子であればきっと誰もが味わうことになるだろう普遍的
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

原作未読。普段ジャズは聴かないが、かなりインパクトのある演奏シーンだった。ストーリーもかなりの胸アツもの。3人のそれぞれのストーリーがとても感動的だった。

というところで思ったのだが、原作は漫画で、
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めまい(1958年製作の映画)

4.5

衣装が、おしゃれ。これが50年代のリアルな装束なんでしょうか? 男性がスーツに帽子を合わせるところなんかも。マデリンを助けに海に飛び込む時に、帽子をサッと投げてから飛び込むんですよね。自分だったら慌て>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

このぶっ飛んだストーリーは原作通りなんでしょうか?だとすると、この映画の功績は、その見せ方。映像美やスタイリッシュな衣装などを駆使して、結果、ストーリーの際どさを絶妙に緩和していたるのでは、と思いまし>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

ほとんど予備情報無しで初回を鑑賞。不穏な雰囲気のまま展開していく中で、何か娘の身に事件が起きてしまうのか、とハラハラドキドキしながら見てしまいました。

が、恐れたような展開にはならず、ホッとするも、
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

現時点でディズニーピクサー映画のマイNo.1作品。(見てない作品多いですけど)

ミゲル君の音楽への思い、家族への愛が、もうたまらなく愛おしくて、涙涙。

ストーリーもとても上手くできてるし、映像もと
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.5

洋楽ファンにはたまらない。登場するのは動物キャラだけどこれは絶対大人向けのアニメだ。(子どもも見ていいけど)

でも、主人公?のコアラはいただけない。真顔で普通にウソついたり、人のモノをいろいろ盗んだ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.5

いいお話だったし、絵も美しい、アーシャもとても素敵な女の子だし(ちょっとソバカス付けすぎじゃない?)、さすがにディズニー、お金かかってて完成度高い。

100周年で力を入れたのだろうけど、あえて言わせ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

マンガ「墓場の鬼太郎」第一話で鬼太郎の誕生を読んだことはあったが、この映画はそれ以前の目玉オヤジが目玉だけになるまでの前日譚を描く。

水木先生の原案が存在していたのか定かではないが、おそらくないので
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

5.0

これぞリンチという作品。過去作の様々な要素が盛り込まれ、ファンとしてはたまらない2時間半。

最近出版されたリンチの評伝によると、この作品はもともとテレビドラマ用に、しかも「ツインピークス」の続編的に
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

現在のアカデミー賞の潮流の端緒となる作品として、歴史的に語り続けられるだろう作品。

社会性あり、エンタメ要素あり、音楽性ありといろいろな点でよく作り込まれてあったと思います。

ドクの佇まいがとても
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流浪の月(2022年製作の映画)

2.0

まずは、これは松坂桃李の映画だったな、と。広瀬すずも頑張ってたけど、頑張ってます感が出すぎでした。
あと、これは本人のせいではないとは思うのですが、「広瀬すず」の存在感が強すぎるのでどう役を演じても「
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.8

今さらの初鑑賞。で猛烈感動。でもボロボロ泣くというより、心にズーンと来る方。

アニメだし、絵のタッチやすずさんのキャラなどからだいぶまろやかな感じになっているとは思います。本当にキツいシーンは上手に
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