咲さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.5

観光スポットとして大きな収入源になっているビーチに、突然人喰いザメが現れる話。

姉と超リラックスしながら観たので鮫が襲ってくるシーンも「わ〜怖〜」ってテンションだった。
中々自分の目で見ないと信じら
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.9

黒人差別が残る1930年代のアラバマ州で、冤罪で咎められた黒人青年の弁護を担当するアティカスとその子どもたちの話。

この時代に強い信念を持ってトムを弁護したこと、そして正しさを子供に教えたことって簡
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.8

再開発で取り壊されそうになっている古いアパートに住む住人たちの元に、物を修復する能力をもつ飛行物体たちがやってくる話。

可愛さ満点の癒し映画。このちょっとファンタジー要素強めの感じと、平和ボケな展開
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.6

妻を亡くし息子と2人でシアトルに住む男性と、彼をラジオで知り気になりだした女性の話。

出会った瞬間に「この人だ」って、本当にあるんだろうか。しかもお互いにだなんて。
その衝撃がなくても幸せな人たちだ
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

亡くなった恋人の住所に手紙を書いたら、同姓同名の別人から返事が来る話。

TWICEのmvにオマージュがあって気になってた作品。エモすぎる。かなり良かった。
学生時代のちょっと照れ臭い感じも、それを思
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.8

朝鮮戦争中の収容所で、イメージアップのために寄せ集めのチームが作られ、様々な事情に振り回されながらもタップダンスの習得に励む話。

言葉もまともに通じない、虐げる側と虐げられる側の構図だったらそりゃ不
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9

21年前に離れ離れになった「家族」と再会したナターシャが、ウィドウたちを育てる組織レッドルーム壊滅させようとする話。MCU24作目。

ナターシャ及びスカヨハ大好きなので嬉しいのはもちろん、Littl
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

3.6

アメリカで働く主人公が、台湾への帰国をきっかけに家族や友達と過ごした日々を回想する話。

大人になると、無邪気に毎日を過ごしていた幼少期とはどうしても同じ気持ちではいられないし抱えるものも増える。その
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

事故に遭い脳死状態になった娘を、諦めたくない母親の話。

難しいな…。僅かでも希望を信じたい母親の気持ちもわかるし、弟の苦しみもわかる。
いくら確率論を持ち出されようと、「もしかしたら」を考えると一生
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.6

人間の世界を恐れつつも憧れを抱くシーモンスターの少年が、バイクのために陸に上がる話。

期待してたよりは感動しなかったけど、まぁ可愛らしい作品だった。パスタが終始美味しそう。
なんで水分拭くだけで人間
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

言葉にするのが難しい、けど色んなシーンで涙出た。
理解できない世界観もあるにはあったけど、かなりついていきやすい展開だったと思う。

あの綾波ではない綾波の純粋な気持ちと行動、可愛くて切なくて悲しかっ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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旧版とは全く違う展開で、ついていくのに必死だった。並行世界に飛んだのかと思った。
そしてこれはカヲルくんのための作品だな。シチュエーション違ったけど「何言ってるかわからないよカヲルくん」いただきました
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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序よりもアニメ版とは違う点が多かったような気がする。トウジ良かったね。笑
5号機パイロットやカヲル君は結局ここでもあまり深掘りされてなかったなぁ。
ダミープログラムの残忍なシーンでのあの音楽が狂ってて
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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ちょっとアレンジ加えた総集編。
何度見てもシンジくんが不憫。全シーンにおいてシンジくんの味方です。

アスカもカヲルくんも眼鏡の子も出てないこの段階でも十分面白いな。アニメ見てるからついていける感は否
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

3.8

水上に浮かぶ学校に赴任することになった先生たちが、一つの日記を通して繋がる話。

てっきり交換ノートで仲良くなると思ってたら時系列を上手く使ってて面白かった。
終盤のヌイの図々しさはちょっと腹立った。
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.5

日本全国にできた20世紀博物館により、大人たちが子供の頃に帰ろうとする話。

昔見て、「ミサエとヒロシがお菓子貪るシーン」と「マサオくんのバス運転シーン」と「階段走って登るシーン」しか覚えてなかったん
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長いお別れ(2019年製作の映画)

3.9

認知症を患った父親と、彼の家族の話。

先日見たfartherとは真逆ともいえる。切ないシーンもあったけど微笑ましくて胸が暖かくなる場面も多かった。画面が基本明るいのも影響してるかもね!あと料理や食材
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.8

少し変わった家族が、AIロボットに占領されつつある世界を救おうとする話。

コメディのテンポ良くて面白いな〜と思ったらスパイダーバースの制作陣か。さすが。
犬とブタで混乱して食パンって結論出すの何度見
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Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.8

サラリーマンが女性講師に惹かれ社交ダンス教室に通い始める話。

ちょいレトロな質感も好きだけど、どんどんダンスにハマって目の輝きが変わってくのがよかった。周りの生徒さんも探偵の人もいい味出してたな〜。
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

認知症を患う男性と、彼を支える娘の話。

認知症患者の視点からの世界が見える、といった感じ。感動する展開!というよりは、彼の戸惑い・不安・恐怖を思うと胸が苦しくなって、涙が出た。
名前と顔が一致せず、
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.4

地球の危機を救う五大要素を探す話。

ついていけんかった部分も多かったけど、「最後に愛は勝つ」みたいなことか。
コミカルな部分がちょこちょこ挟まれてて、アクションもあり近未来的な街の姿も見れて、退屈は
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.6

工場で働き詰めだった主人公が、あれやこれやで色んな状況をくぐり抜けて行く話。

アニメーションの様にコミカルな動きと、感情が分かりやすい表情。チャップリン節炸裂。
後は最新技術に踊らされる人間を風刺し
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

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「何を…カヲル君…君が何を言ってるかわかんないよ!カヲル君…」、何度聞いても笑っちゃうな。14歳ぽさ出てて。

アニメシリーズも漫画もどっちも見てるから、随所随所のシーンがアニメでも描写されたのかどう
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

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先に漫画を読んでたから流れについていけた。てか漫画読んでなかったらほぼ分かんなかったと思う。
開始数分で「おい!シンジくん!笑」となり、レイの顔がついたエヴァシリーズ、緊張感なくてギャグかと思った。
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学校(1993年製作の映画)

3.8

夜間中学の先生と、そこに通う様々な境遇の生徒たちの話。

西田敏行にぴったりの役。熱くて、優しくて、ちょっと抜けてる感じ。こんな風に一人一人に向き合う先生いたらそりゃ懐くわ。
イノさんが焼肉屋で「何が
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

3.7

梅雨の季節に、亡くなった妻が帰ってくる話。韓国リメイク版。

日本版観てたから内容は知ってるけど、それでもほろりときた。2人の愛もだけど息子の成長に。
どの役の人も日本版原作と同じ雰囲気で、変に脚色を
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独裁者(1940年製作の映画)

3.5

ユダヤ人迫害を推し進める独裁者そっくりな顔をした男の話。

チャップリンだ!って感じのちょび髭とポンポン出てくる軽いコメディ。見応えがあるとは言えないけど見やすかった。
ふんわり見てたけど、最後のスピ
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.6

妻と二人暮しをする詩人の中年男性が、美しい青年のことが気になり出す話。

切ないな〜。主人公にとっても戸惑いだっただろうし、どう昇華させて良いか悩んだと思う。ぶつける愛じゃなくて、与えて施す愛だったな
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ブラザー(2017年製作の映画)

2.8

父親の葬儀のために田舎の山奥へ駆けつける兄弟と、彼らが出会った不思議な女性の話。

流し見しちゃってあまり頭に入ってこなかった。マドンソク出てれば全部面白いんじゃないかと思ったけど流石に限度があった。
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

ウォール街の証券会社で働き始め、金と権力と女とドラッグを思いのままにしていく男の話。

3時間あるのに長さを感じさせなかった脚本はすごい。彼の人生と同じで勢いがある。最初は純粋な気持ちでも、裏を知り得
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

天才的な頭脳を持つ学生が、頼まれて多くの生徒にカンニングをさせる話。

裕福勢の、「お金を払えばどうにでも解決できる」と当然のように思ってる様子がちょっと不気味なくらいだった。うまく逃げ切って欲しい気
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フック(1991年製作の映画)

3.0

飛び方を忘れ大人になったピーターパンが、もう一度ネバーランドを訪れる話。

紆余曲折がない展開なのでちょっと物足りなかったけど、ファンタジーな世界観は良かった。ロビンウィリアムズにピッタリな役柄。