咲さんの映画レビュー・感想・評価

咲

オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

最愛の妻を失い、生きる気力を無くしていた気難しい男性オットーの話。

幸せなひとりぼっちを先に観てたので、リメイク版である今作に新鮮な感動はなかった。けど十分心に染みたし観てよかったなと思えた。ヒュー
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妻たちの逃避行(2021年製作の映画)

3.0

祭祀の準備を妻たちに全任せしてくつろぐ夫たちを見限り、妻たちが逃避行する話。

日本より更に親戚付き合いや目上の人への礼儀が大変そうな韓国、亭主関白や家事の軽視もしんどいだろうな。どの国も上の世代の感
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若き見知らぬ者たち(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

母の介護をしながら精神的にも肉体的にもギリギリの毎日を送る主人公の話。

監督と主演俳優陣の舞台挨拶後の鑑賞。彼らの言葉に影響されながら見た部分もあるのでとりあえずはスコアなしで記録。

途中、感動で
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劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング(2017年製作の映画)

3.0

ドラマのエグゼイドの続き。

思ったより根本解決してない!笑 ドラマで残った課題がスッキリするのかと思いきや、DLCって感じの小盛り上がり。面白くないことはないけど、ドラマの満足度には及ばないかな。V
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

ポワロが休暇で訪れたエジプトで殺人事件に遭遇し、乗客の中に紛れた犯人をつきとめようとする話。

原作はもっと面白いんだよ〜〜と声を大にして言いたい。原作に沿おうとはしてないのは頭ではわかりつつ、最近読
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.6

彼女と別れ傷心の男性警官が、大人の魅力を持つ女性に出会ったり、不思議な女性から好かれたりする話。

どこか切なく感じる音楽が胸に残る作品。タイトルは聞いたことあって気になってはいたけど中々タイミングが
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

-

田舎の村で、弱った体を支え合いながら生きる98歳と89歳の夫婦の話。

ドキュメンタリーなのでスコアなし。これは泣かせにきてますね、泣くしかないです。子供達に肌着渡してね、春はこれを着てね、あなたは夏
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.0

突然終戦直前にタイムスリップした主人公が、特攻隊員の青年たちと出会う話。

決して美化してはいけない特攻。本人たちだって死にたくなかったし親しい人が死にに行くのを喜んでた人なんていないはず。国のために
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母とわたしの3日間(2023年製作の映画)

3.9

幽霊になった母親が、娘の様子を見るために展開から地上へ3日間降りてくる話。

メインキャストが5人だけで、3日間の様子を描いたシンプルな作品。だけどまんまと泣きました。特に日記を読む娘を見て、「こんな
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.2

ロンドンで家政婦をしている未亡人の主人公が、憧れのドレスを手に入れるためパリのディオールを訪れる話。

んーー、正直そんなにピンと来なかった。
良い人ばかり出る良い話で、華やかなドレスや可愛らしい主人
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マイ・ハート・パピー(2023年製作の映画)

3.5

結婚相手の犬アレルギーにより、飼い犬の引き取り先をいとこと一緒に探すことになる話。

ワンちゃんたちがひたすら可愛い。あんな目で見つめられたらそりゃ引き取りたくもなる。預かってもらうはずがどんどん増え
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.5

イタリアの田舎で小さな本屋を営む高齢の店主と、店を訪れる客の交流を描いた話。

このポスター?にある「幸せなブックリスト」みたいなふんわりした話ではない。せかせかしたシーンもなく、単調で静かに染み入る
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

-

金カム実写映画版。
実写化あるあるだけど、新規ファン獲得ってよりは原作ファン向けかな。どうしても説明短めで話が進んでいくので、原作知らなかったらポカンとしそう。

再現度でいうと、結構満足!何より白石
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トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

3.7

朝鮮戦争中、北朝鮮と韓国の兵士たち、連合軍のパイロットが、山奥の小さな村に迷い込み、村人と交流する話。

戦争を扱ったものだということは観る前に知ってたので予想はしてたけど、最後の方辛すぎる。あのまま
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.6

ドラマシーズン3の続き。コードブルーシリーズの最終話。

全体的にはドラマ版の時とそんなに変わらない盛り上がりだったけど、藍沢のビデオメッセージで胸がぎゅうってなった。藍沢って口下手なだけで頭の中では
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8

余命を宣告された役所勤めの主人公が、自分の生き方を振り返る話。

主人公より、息子に感情移入してしまった。悲しみが計りきれない。後は自分の祖母や両親がこんな想いを抱えていたら…と想像すると鼻先ツンとし
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.6

「次に宿題を忘れたら退学だ!」と言われたともだちのノートを持って帰ってしまった主人公が、ノートを返すために友だちの家を探しに行く話。

何と純粋な少年だ。大人たちに雑に扱われながらも諦めずに必死に友だ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.5

恋人を失った主人公を友人が連れ出し、600mある老朽化したテレビ塔に登ろうとする話。

思ったよりかなりサクサク登ってったな、ってのが最初の感想。絶対手痛いし命綱無しパラシュート的なものも無しで、あそ
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古畑中学生 ~古畑任三郎生涯最初の事件~(2008年製作の映画)

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流石に中学生なので殺人ではなかった。犯人が最初にわからないという、推理もの王道であり古畑任三郎シリーズにとっては新鮮な切り口。
まぁ演出で黒幕は察せます。笑

最後が1番アガるポイントだったよ。ここで
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ULTRAMAN: RISING(2024年製作の映画)

3.3

仕方なくウルトラマンを始めた主人公がある怪獣の子供を預かることになる話。

ありそうなアメコミものをウルトラマンでパロディしました、ってのが率直な感想。それが悪いとは言わないし、退屈はしなかった。
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.7

生き方に悩みながら過ごす主人公が、ナニーをすることになる話。

色んな感情になった。「私がクマにキレたわけ」ぽい話なのかと思いきやもっと大人向けで、特に妊娠出産子育て周りに不安を持つ女性の肩を抱くよう
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ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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アニメ4期の続き。烏野対音駒。

因縁のゴミ捨て場の決戦。ざっくり言うと「ファンが見たい胸熱シーン盛りだくさん」で、私も素直にそれらに感動した。烏野メンバー1人1人も愛おしいし、音駒も誰1人嫌いじゃな
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サンドロット/僕らがいた夏(1993年製作の映画)

3.7

主人公がある街に引っ越してきて、野球を通して地元の少年たちと仲良くなり、たくさん遊んだりふざけたり頑張ったりする夏の話。

割と好きな感じですね。夏休みの金曜ロードショーにいいのでは。
少年たちの一夏
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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

3.2

自転車レース中に誘拐された孫を探しに行くおばあちゃんと犬の話。

絵のタッチが独特でちょっと苦手ではあった。かなりダークな作品だし何か苦しくなったよ。ちょいちょい人の表情が怖い…。建物の感じとか色味と
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タキシード(2002年製作の映画)

3.5

タクシードライバーをしていた主人公が、運動神経が良くなるスーツを着てハッスルする話。

ジャッキーが可愛らしくて結構好きな感じ。笑
人知れず開発されている化学兵器的なものから特殊機能を持ったスーツを着
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.6

売れない作家がある日たまたま表舞台に出なくなった大女優に出会い、彼女の脚本を手直すことを条件に彼女の家に住むようになる話。

サイレント映画で活躍した女優という設定もあり、とにかく目力がすごい。目で切
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.2

やるせなさと反抗心から家出した主人公が、田舎の飲食店で働くことになりクセの強いムキムキ料理人と出会う話。

マドンソクがもっともっと活躍する姿が見たかった…。TWICEにキャッキャしてたのは可愛かった
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.6

運動神経を格段に増幅させる薬を巡り、シティハンター冴羽獠が新宿の夜を駆け回る話。

話はアニメとか劇場版を既に見たことあったのですんなり理解できた。キャラの説明とかないままどんどん進んでいくので、原作
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