skgnさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

ミニマルミュージックの緊迫感を味わえただけでも劇場で鑑賞する価値があったと思えた。
オッペンハイマーとストローズの視点に忠実に、場面を切り替えながら魅せるプロットはメメントを彷彿とさせる。
日本人とし
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

現実逃避なんだろうか。
それともファンタジーなんだろうか。
積み上がったものが戦争や疫病で崩れるのは一瞬で、また積み上げていく作業は目を背けたくなるくらい根気がいる。
今まさにそんな時代の変わり目にい
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

原作を補完してくれるような粋な演出と音楽。ファンサービスも蛇足に感じさせない説得力があった。
ロトスコープに少し違和感。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.4

ムーラン・ルージュのような高揚感はなかったけど、終始音楽が素晴らしかった。
If I Can Dreamはグッときた。

パーカーの独白には映画を観てる側も確かにと言いくるめられそうになる瞬間があって
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ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

4.0

冒頭から配慮のない風刺がガンガン効いてて公開年を見てびっくり。いい意味でもっと昔の映画かと思った。
フランス映画の粋なエスプリを感じられる。

流行を追いかけて若いつもりでいる人よりも、自分のルーツや
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

本当にやりたかった記者の仕事と華やかだけど自分の意思ではなく流されるままに続けているファッション誌の仕事。絶妙に迷ってしまう魅力的な選択肢を用意した悪魔的シナリオで、自分だったらどうするだろうと考える>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

他人の成功を妬まず心から祝福するって簡単ではないけど、人を羨みながら生きていく人生の貧しさに気がつかされる。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

とっても優しい映画。冒頭とエンディングに出てくる羽根のように、風に乗ってふわふわ流されるまま生きてもいいと安心させてくれる。
なりたかった自分になれなくても大丈夫。
人と違っても大丈夫。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

相対性理論とか量子力学とか難しいことやってるけど、突き詰めると愛の力ってすげーをとんでもなく複雑で上質な装飾をつけて観せてくれる映画。
大切なもののために挑戦することの素晴らしさを思い出させてくれる。
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

ちょいちょい出て来る人物名やアイテムなど、スーターウォーズファンならクスッとくる仕掛けがたくさん散りばめられていて満足度高い。アクションシーンも派手なので、それだけでも楽しめるけど、唐突感のある演出も>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.8

泣いた。日本にもお盆の文化があるけれど、もっと大事にしようと思う。そろそろ帰省しようかな。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.6

シナリオにツッコミどころはあるものの、世界観や映像のスケール感は期待以上に楽しめた。
旧三部作をなぞるような展開が多く、時が経っても人の心は変わらないなと。
ep9でスカイウォーカー・サーガは終わりみ
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明日へのチケット(2005年製作の映画)

3.6

人間愛に溢れた群像劇。
疲れた時、行き詰まった時にまた観たい。

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.9

僕の人生は小さな失敗の積み重ねだ、とまで評していたジャン=ドゥー。
苦難の道を経て、美しい季節の訪れを感じ始めた矢先に訪れる結末に、さぞ悔しい思いだったことでしょう。
正直始めは療法士の手法を子供じみ
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天使の分け前(2012年製作の映画)

3.2

天使の分け前。財産の再分配と捉えるなら、累進課税とかまさにそれなんだろうか。そう考えると所得控除も可愛く思える。ウイスキーが飲みたくなる映画。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.2

人との繋がりって断つのは簡単。
でも喧嘩するのと同じかそれ以上に楽しい思い出もあったりするわけで。
そうそう上手くやり直しなんてできるもんじゃないので、後悔しない様に生きたいものです。
セリフにも含蓄
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

自分の意見って人に伝えるにはエネルギーが要るから、代弁者が現れて、しかも優れたリーダーシップまで備わっていたら歓迎してしまうだろうな。時代によって正義も異なるということは冷静に考えなくてはいけない。

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.0

近未来だけどちょっとダサい、タッキーな世界観で割と好き。
人物の感情を設定を活かして画面いっぱいに表現していて、さながら遊園地のアトラクションの様だった。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.2

人の感情は他人には測れないと。
クレアの言葉の真偽は結局どうなのよ?と鑑賞者まで巻き込んでくるから憎いね。
遊び心があって楽しい映画。
この監督が描く若者と老人の交流、好きだなぁ。

いつも思うことだ
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