私は将来どんな人間になりたいかと問われたら、このグレゴリー・ペック演じるアティカスと答えます。誰もに観てもらいたい往年の名作。
原題「Body Heat」がしっくりとくる。真夏のむせ返るような空気と官能に溺れる男の姿。ストーリーも台詞回しもとても練られています。女って怖い。
この映画を観てる間は子供の頃の自分に戻れる気がする。あの頃に感じた不安とか、大人に対する不信感とか、死に対する漠然とした恐怖とかを思い出させてくれる。
辛いとき、側で寄り添ってくれる家族や友人の存在の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
殺し屋という冷酷な一面とミルクが好きで観葉植物を愛でる可愛らしい一面のコントラストが秀逸で、レオンという人物にあっという間に魅了される。
マチルダはレオンと過ごすことで父親のような暖かさを得る代わり>>続きを読む
芸術讃歌!芸術で人の心は変えられる。
歴史から学び、芸術家が虐げられる世の中が二度とこないことを切に願う。
アンディは夫婦関係にも希望を持って、銃を使わずに引き返したのかな、なんて考えるとまた悲しい。
普通に生きていても、道から外れて刑務所に入っても人間関係やルールに縛られて自由がない。
本当の自由とは何か>>続きを読む
誰もが胸に抱く郷愁を呼び起こされる作品。
実家で暮らしたいとは思わないけれど、故郷にはなにか大切なものがある気がして、この映画を見ると久しぶりに帰りたくなる。
ラストシーンは100回観ても100回泣>>続きを読む