くるんぱさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

くるんぱ

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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.6

仕事明けで見るのにこんなにぴったりな映画はありません。何も考えず、ただただカモの家族と一緒に空を飛んで冒険。幸せな現実逃避でした。楽しかった…!
ヒコロヒーさんハマり役でしたね…とっても自然でした。
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コットンテール(2022年製作の映画)

3.7

身につまされすぎて心が痛い。
見たくないものは見ないし見えない兼三郎。自分の世界を持っていると言えば聞こえはいいが、畢竟自分の心に鎧を着せた引きこもりである。妻や息子、鉄道の時刻や雨風でさえ、自分の世
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ストリートダンサー(2020年製作の映画)

3.6

インド映画をシアターで見たのは初めてだが、これは映画館で見るべき!これでもかというほどのダンスシーン、CGエフェクトもギンギンに効かせて臨場感に圧倒されました。所狭しと跳ね回るダンサーたちの肉体美には>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

助ける人も、助けられる人も、みんな孤独なクジラたち。哀しく重たいストーリーだが、どうあれ届かぬ思いはきっとない、という確信めいた気持ちが救いになる。
杉咲花はハマり役。西野七瀬はキマり役。余貴美子と倍
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

ストーリーは至ってシンプルだが、しっかり振り切ってエンタメとして完成している。アクションシーンのこれでもかというほどの煙幕とスローモーションは声出して笑ってしまった。無茶苦茶やってんな!そういうの好き>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

好きな類の映画だろうと思ったら、予想を超えて大好きな映画でした。涙ぼろぼろ。

終始、役所広司の顔面大写しで進むストーリー。彼が扮する無口な清掃員平山のセリフは最小限。ルーティンのように淡々と毎日が過
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

やべぇもんを見ました。惹き込まれっぱなしでした…!
何よりエマストーンの怪演に喝采。最初のベラは焦点も定まらず足元も覚束なかったのに、自分が何者かを知り、強い大人になった時には立派な足取りに。心動きま
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.5

パワフルでソウルフルなゴスペル、ブルース、バンドサウンド!ミュージカル映画の王道ど真ん中、大満足。音のいい映画館で見られて幸せでした。
題名にもなっている紫色は、人種やセクシャリィを初めとしてマイノリ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2

藤沢さんのPMS、山添くんのパニック障害。その他の登場人物も、皆それぞれ抱えている暗闇があり、誰しも当事者にはなれないけれど、寄り添う優しさに救いがある。そんな支え合いは、寄りかかりすぎない自立した心>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.1

音楽が素晴らしい!ディズニーらしい、広がりと厚み。仕事終えて空っぽになった心にスーッと入りました。
ただ、気づいたら周りが全員敵になってた悪役国王をちょっと気の毒に思ってしまった私は、多分だいぶ社会に
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.4

衝撃の第一作から待ち侘びた今回の作品、相変わらずくだらなくて馬鹿馬鹿しくて最高でした。白いコナみたいに依存性・中毒性・常習性が極めて強い映画につき、心して摂取してください。とくに片岡愛之助×藤原紀香×>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

何より俳優陣の演技が素晴らしい。主役の神木隆之介、浜辺美波両氏はもちろんだが、安藤サクラ氏、青木崇高氏といった惚れ惚れする存在感の俳優たちが脇を固めている。キャスティングの大勝利。
時代背景も含めて絶
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.7

特筆すべきは一にも二にも色使いの美しさでしょう。ジュヌヴィエーヴのドレスやギーのシャツやタイの色合いが、雨傘店の壁紙やインテリアに溶け込む。心模様の変化によって主たる色も移ろう。計算され尽くした画が心>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

「人間の心は石でできているわけじゃない」絶望の中で自身を支えるのは、音楽であり、哲学であり、希望だ。
ストーリーはハッピーエンドに過ぎるかもしれないが、それを凌駕するモーガン・フリーマンとティム・ロビ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

商業的な目線を全て抜きにして、宮崎駿ワールドを煮詰めに煮詰めて結晶にしたような作品と感じた。売る気ないでしょうと(笑)
子供の頃からジブリ作品で育ってきた身としては、「ほんとうにブレないんだなぁ」とい
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.2

わかりやすくて安心して見られた。テーマは至極現代的かつ擦られたものではあるけれど、ここまでわかりやすく綺麗に表現されると、これはこれでありだなと思えました。子供っぽくなりすぎないのも◯
それにしても、
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