セリフ一つ一つに重みがあって、その言葉のどれを切り取っても美しい。小説みたいな映画だった。
ずっとどこか幻想的な日々を映しているようだったけど、最後で現実に引き戻されるずっしりとした重みと彼女たちの>>続きを読む
彼女たちの心が溶け合うにつれて海も穏やかになっていくようだった。
自分も同様に完璧な愛だと思っていたけど、違っていたのかもしれない。社会的に弾圧されて叶わなかったのではなくて、自らの意志で選んだ道に>>続きを読む
言葉では言い表せない感情でいっぱいになった。特に終盤とラストは、この作品自体もだけど、いつまでも鮮明に覚えているんだろうなと思った。
見終わった頃には実際に彼らとともに青春を共有してような気分になっ>>続きを読む
ドラン監督の描く真っ直ぐな純愛の物語を見ることができて本当によかった。ずっと心の中に離さず残しておきたい作品。
母子の話だったり、ところどころ彼らしい"苦み"もあって、純愛テーマではあるけど純白すぎな>>続きを読む
自分の気持ちのままにだんだん能動的になっていく恭一を見ていて、本当の「好き」の形を知っていくようで良かった。いろんな愛を見た(知った)気分。
そしてどうにかお互いをつなぎとめていた場所が、彼一人のた>>続きを読む
危なっかしくて格好いい当時のカルチャーと青春期の葛藤、夢、現実。
キラキラして綺麗なものもそうでないものも共存してるからこそ、青春は良いものなんだと改めて思った。
レイとスティーヴィーのシーンはどこも>>続きを読む
常に何かしら展開があって最後までドラマティックに作られた構成がすごい
監督の他作品でも思ったけど、青春時代にフォーカスした若者の心理描写が本当に上手くて、同性で同年代の自分にはいろんな部分で共感できた
本当になにも考えずに観ていたので、結局最後まで何も理解できないままだったけど、監督の考えや意図をちゃんと知ったうえでもう一度観たいと思った。過去作も沢山観たい。
キャストが豪華でこの人じゃないとできな>>続きを読む