staniさんの映画レビュー・感想・評価

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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

4.0

予告を観た限りでは、今年唯一読んだ本である、母が娘に医学部受験を強要し、9年間も浪人した先に母からの呪縛を解放するため、バラバラ殺人にしたというノンフィクション「母という呪縛 娘という牢獄」に近しい家>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

1より好きだ!
犯罪都市のように新喜劇のようなお決まりパターンにせず、主軸を敵役兄弟に持ってくる創り方と、定食屋シーンとクライマックスシーンの緊張と緩和が他作品では真似できないこの世界観ならではで感激
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

かわいい、おもろい、かっこいい👏
交差点のスーツケースころころシーン秀逸👏

アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

1.5

ダウ蓮見脚本の2話目だけは演者の力もあって面白かった。それ以外は正直つまんな過ぎて、如何にダウ蓮見の才能が特化してるのかを改めて知りました🙇‍♂️
このタイミングでの2024年ワースト1

雨の中の慾情(2024年製作の映画)

2.0

片山監督作品なんで観ない訳には、、、と思いつつも、つげ作品一作も読んで無いのと、その原作も夢現の世界観という事で、ノーラン然りタイムリープ、パラレルワールドもんがどうしても苦手で時計5回くらい見ちゃい>>続きを読む

ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

3.5

みんなイイ顔してるけどトム・ハーディがとにかく激渋👏バイク免許すらないのに、それこそトム・ハーディ演じるジョニーが影響を受けた「乱暴者」に同じく影響を受けて50'sのオールドアメリカンスタイルをレプリ>>続きを読む

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.5

ハタチん時に観て、血沸き肉躍った事だけは覚えてるけど、内容はほぼ忘れたままの鑑賞。

ポールメスカルもペドロパスカルも勿論素晴らしいけど、それこそ前作と同じく20年以上前のトレーニングデイ以来、デンゼ
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.0

チャップリン、キムギドク、北野武作品好きで台詞は無ければ無い方が好みなもんで、ずっと五月蠅い新海誠なんかとは真逆のアティチュードアニメという部分にまず感嘆👏ラストもしっかりと数滴涙こぼしちゃうとても良>>続きを読む

Back to Black エイミーのすべて(2024年製作の映画)

3.0

正直とくに期待無く、なんならよくもまたエイミーを食い物的に、、、な感じで否定的な感情すら抱きつつも、冒頭からマリサ・アベラの歌声にびっくり!これだけでもう否定的な気持ちはおさらば。ストーリーとしては完>>続きを読む

イベリン 彼が生きた証(2024年製作の映画)

4.0

P瀧さんに勧められてってレコメンしてた大根仁のインスタ投稿を知人に教えてもらっての鑑賞。すごかった👏よく出来すぎていて、実はフィクションじゃないの?って穿った見方してしまうぐらいの展開👏だもんで、もし>>続きを読む

ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.0

面白かった👏と言うにはちょっと物足りなかったってのが素直な感想。ボーとの共通項は多々あれど、アリアスターらしさはやはり製作総指揮という距離感なんで控えめに感じました。ただ、この監督の前作観てないんだけ>>続きを読む

対外秘(2022年製作の映画)

3.5

地面師より全然おもしろかった👏
コメディっぽさあるオープニングからどんどんとスリリングになる展開をチョジヌンが完璧に道筋立ててるし、このめちゃくちゃイイ悪役顔は誰だろと思ったら観終わってからイソンミン
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動物界(2023年製作の映画)

4.0

おもしろいとは評判を聞きつつも、まさか泣かされる内容とはつゆ知らず、親子愛、いや家族愛、いや人間愛、いや生きとし生けるもの全てへの愛の大事さを伝えてくれる素晴らしい内容👏宮崎駿の感想聞いてみたいっ!大>>続きを読む

エストニアの聖なるカンフーマスター(2023年製作の映画)

2.5

睡魔が止まらなく70%ぐらい夢現つで観たのもあって、おもてた3倍くらいの奇妙奇天烈摩訶不思議さのワケワカメ👏
ただ今後の人生で、深く思い悩む事があった際には見直したい一本。コレ観たら確実に「何を観させ
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リトル・ワンダーズ(2023年製作の映画)

3.5

16mmフィルムの映像を、夢現つ30%で観てしまったのも相まって、しっかりその世界観に没頭。俺も仲間に入って冒険してみたいっ!playerのbaby come backのダンスシーンなんかも、よくそこ>>続きを読む

本日公休(2023年製作の映画)

4.5

とてもいい映画👏
地味ながら慈しみあり、
ちょっとご都合良すぎなとこや、ちょっと間違えば感動ポルノになりそうなとこもあれど、全体の空気感で全くノイズ無しでじんわりほっこり涙しました。
BGMはエレキに
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トラップ(2024年製作の映画)

3.5

2023年のマイワーストがKnockだったもんで、シャラマン先生が今年もワースト防衛してくれるかな?という期待を胸に抱いて観たらおもろいんっかい!ジョシュの黒目がちなとこもサイコパス感増しててハマり役>>続きを読む

破墓/パミョ(2022年製作の映画)

3.5

チェミンシクにハズレなし。と期待募らせ鑑賞したが、やはり流石のチェミンシク。

こんな三浦友和と立川談春足して2で割ったようなルックスだったっけ?と少し思ってしまったけど、その重厚なる存在感でしっかり
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国境ナイトクルージング(2023年製作の映画)

3.5

とりわけ目新しい何かがある訳でもなく、それこそ20歳前後の時に観たあの邦画?のような、既視感すらある分かりやすいキャラ設定のなんちゃ〜ないよくある青春群像劇で、なんなら頭を抱えてしまうようなシーンもチ>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

公開前々日に前作見直し鑑賞し、あまりの完璧さに4.9から5.0に改心。

そんな流れをど頭からぶった斬るオープニングに面喰らいはしたものの、やっぱ映像も空気感もホアキンもとにかくかっくぃぃし、辛くなる
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

2022年マイワースト作品の「MEN」と同じ監督の作品とは信じられない大作👏
最初から最後まで緊張感が途切れる事なく、その世界観に没入させる上手さには色んな要素があるんだと思うけど音の使い方もお見事で
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.5

爆笑とはいかなくとも、劇場でももうちょい笑いが起きても良くない???と思えるほど、個人的には3章ともしっかりしたフリからのオチは不条理コントとして秀逸だとは思ってけど、自分が観た回では控えめに言っても>>続きを読む

犯罪都市 PUNISHMENT(2024年製作の映画)

2.5

毎回映画観で観るようなもんではなく、ミナミの帝王と同じように日曜の14:00-16:00に家で横になりながらなんとなく観る感じで良いと思ってるのに観にきてしまう。。。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.0

哀れなる→ロブスター→聖なる鹿殺し→女王陛下の流れで観てしまったのが吉と出たかは分からんが、ここまでトチ狂っていたのかランティモス!

ただこの初期衝動的?他の作品がまともに洗練されたと感じるほどの突
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.0

女優魂三つ巴👏
レイチェルワイズがオリヴィアコールマンよりも3つ上って事に少しびっくり😵
サラとみかん投げシーンの対比シーンは流石ヨルゴス👏ラストの3つのオーバーラップはどのように解釈するかはまだ考え
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

とにかくsaltburnでもだけど、バリーコーガンのサイコ味がお見事過ぎる👏

ロブスターに続いての鑑賞ですが、そこでは血縁関係の無い男女間の愛の脆さを露見させ、今作においては血縁関係のある家族愛です
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

「憐れみの3章」鑑賞前に「哀れなる」に喰らったにも関わらず、それ以外まだ未見のヨルゴス作品一気見1作目。

愛とは果てしない忍耐。
永遠の愛とは永遠にウソをつく事。
恋とは美しき誤解、結婚とは惨憺たる
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.0

大好きなルーカスドンの「CLOSE」からのいい意味での影響を感じ受けてイイ映画でした。この映画のモチーフとなったハンバート曲はもちろん、The Zombiesの「あなたに夢中」使いがとにかく素晴らしか>>続きを読む

ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー(2023年製作の映画)

3.5

マックイーンの観た時も思ったけどトップデザイナーの仕事量半端なさすぎてそりゃ壊れるわなと感嘆。差別発言に関しては根底にあるもんだろうから存在は残り続ける人なんだろうなぁと。

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.0

河合優美無双👏

チョウドンユイに匹敵するほどの表情表現に釘付け。金八ん時の上戸彩的空気感すら感じました。

内容的には四半世紀前の池脇千鶴で同じようなの無かったけ?となんとなく朧げな既視感。

ただ
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ラストマイル(2024年製作の映画)

1.5

満島ひかるの無駄使いっ!
火野正平さんだけは良かった👏

ソウルの春(2023年製作の映画)

3.0

ファンジョンミンはやっぱり外さない。
ラストの便所1人笑いはホアキンジョーカーへの宣戦布告?と思わす怪演👏

「タクシー運転手」「1987、ある闘いの真実」のエピソード0的な史実を基にした内容だけに興
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マミー(2024年製作の映画)

3.0

興味深々で鑑賞。
マスコミの偏向報道、それを鵜呑みにする大衆世論、杜撰な司法。という点は他の疑冤罪事件を取り扱うドキュメンタリーと同様な感情を抱きつつも、物証、動機が不確定かつ未解明ではありつつも、物
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ロイヤルホテル(2023年製作の映画)

2.0

地元の呑み屋では似たような事が未だに起きてるだろうなぁとか、東京でも似たような場面の既視感あったりな、悲しいかなホラーでもなんでもなく酒場リアリティショー。とにかく胸糞。蛇で更に胸糞。オチも特にスッキ>>続きを読む

墓泥棒と失われた女神(2023年製作の映画)

4.9

ドアタマから"あっ絶対好きなヤツだ"感を感じ完全に惹きつけられ終始最高っ👏
本当はフェリーニらイタリア映画からのエッセンスがあるんだろうけど、ロングデイズジャーニー、ロックストック、気狂いピエロ、バク
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