そうめんさんの映画レビュー・感想・評価

そうめん

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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

あまりに気持ち悪くて良い。
出てくる人でまともなのは赤ちゃんと警察官ぐらいか。
嫌いじゃないけど、体力と気力を取られるから2周目はないかな。

どこからどこまでが妄想なのか。
高良健吾じゃなかったら耐
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

地上波放送も見逃して今更初見。

「きれいだよ」のダブルミーニングと、
まさに夢物語のような物語。
アニメーションは架空世界であるにも関わらず、
非現実部分に直ぐ気付けてしまう描画力。

ジブリ十八番
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

4.1

一言で言えば、ボロ泣きした。

高校2年の文化祭で最優秀賞を貰っていた作品。
その劇を当日見ることは出来なかったが、3年以上経つ今になって原作を鑑賞。

セリフを言う役者以外の動きなど、舞台テイストで
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.3

中高校生ってこんなだよなぁっていうあるあるの塊。
特に日本独特の部活文化。(文化部は運動部にコンプレックスを抱いていたりね。)
現役時に鑑賞していたら、揺さぶられすぎてしまっていたのだと思う。
松岡茉
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

モリのいる場所からの沖田修一監督作品。
フォアグラのフィグジュレ添えよりも、麺を手作りしたラーメンとか、胃もたれする唐揚げの方がどうしたって美味しいんだろうな。
徐々に家族みたいになっていく様が見事。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

社会問題を扱った映画が好きだと自覚したこの頃。

どこか遠くで起きている事じゃない。
何かしなきゃと思い立つも、自分の無力さに愕然とした。
テレビで報道されるニュースを見ても、表面しか受け取れない。法
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.9

疲れている時に見たい1本。

自然を愛おしく思えてくる。
木々のざわめきとか木漏れ日とか水の澱みとか。
よく見て見ないと分からない生き物たちの息遣いを丁寧に描写していて、宛ら動く写真集のよう。
BBC
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

高校生ぐらいだったらまだ分かったけど、19でルイのこの不安定さはあるのか…?その割に教養あることを考えると、両親が厳しくてその反動タイプかな〜
アマのかわいさが余計に後半しんどい。高良健吾が演じる若い
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.4

ずっと気になっていた映画。
衣装や料理、街並みはもちろん、それらを収める画角も良かった。
アルマはレイノルズにとってのミューズなのかと思っていたけど、第三者から見れば逆にサタンだったのかなぁ。
あまり
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画を探していた…。

コリン・ファースの立ち座りの一挙手一投足に気品が漂っていた。いわゆるクイーンイングリッシュも非常に聞き取りやすく、耳にも目にも心地よい。父、兄、乳母にされた仕打ちを思う
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

父がRPG好きなため、幼少の頃からゲームがそばにあった身としてはどのネタも非常にツボだった。
特に好きなネタは最初のNPCとの会話とキスシーン()。
王道なラストもここまで来ると清々しい

白夜行(2010年製作の映画)

3.0

この夏原作を友人に勧められて読み、「お、高良健吾出てるやんけ〜😊」となって鑑賞。
原作は重ねられてきた犯罪に焦点が当たるものの、映画は雪穂と亮司と刑事の関係に注目が当てられている。正直にいえば、原作の
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エディ・レッドメインの演技力が遺憾なく発揮されていた…。ALSに蝕まれていく様はもちろん、“科学者的な”ホーキング博士の内面の表現が上手いなぁと思わされました。
フェリシティ・ジョーンズの役どころも見
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.2

ティルダ・スウィントンもトム・ヒドルストンもどうしてあんなに美しいのか…。儚くも麗しい吸血鬼という存在を体現できるのがすごい。ミア・ワシコウスカが斯様にじゃじゃ馬なのも驚いた。
様々な吸血鬼に纒わるネ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

1作目の方が良かった。。
他の騎士達と力を合わせて…!みたいな流れを期待してたのに、早々にほぼ壊滅(´・_・`) しかも英国紳士的な要素は薄く、アメリカ色が濃い。
新作は期待を裏切られないといいなぁ

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.0

高良健吾さんの三島由紀夫役を楽しみに鑑賞したのですが、天晴れでした…。真っ直ぐで堅い雰囲気が物語を引き締めていました。
二階堂ふみさんの狂っていく様もお見事。太宰の振る舞いも霞むほどです。
掘り下げた
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

仕掛け満載ですごく好き。
コメディ色が少し強くて、アクション好きじゃなくても楽しめると思う。
コリン・ファースがジェントルマンすぎてしんどい。
「マナー講座」の動画も為にならないけど面白い。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.3

主題歌から。例のごとく前情報なし。ボクシング映画とだけ。だから色んな意味でド肝を抜かれた。感想長いです。
出てくる人物が9割ダメ人間。まず主役の安藤サクラがすごい。最初は、本当に汚らしく女を捨てている
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

好きな某映画コメンテーター兼イラストレーターさんが公開時に絶賛していた作品をようやく鑑賞。俳優陣が豪華。
特撮は初めてだけど、空想科学読本を読む時のようにフィクションもここまで精密に作りあげればリアル
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

メモ
フレッシャー教授はもともと飴と鞭の使い分けが極端で自分の理想を押し付けすぎていて、ニーマンは視野狭窄に陥っている?主要人物の2人とも狂っていて、それを狂わす音楽という構図がより浮き彫りになってい
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

誰にでもおすすめできる1本。
音楽はすごいよ。と、くどさが無くもここまで訴えれるのはすごいなぁ
劇中歌もよかった。
恋愛感もさっぱりしてていい。
ラストの箱が小さくて少し残念。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.3

子供って無知に思われがちだけど、本当はすごくよく考えられるし頭の回転が早い。
大人になるとエゴで塗り固められてしまう。
難民問題は貧困だとか人種だとか色んな問題を孕んでいるけど、一つ一つ結び目が解けれ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

何も考えずに観られる映画でした。
ただリップシンクが雑で残念。歌もやしろ優やchay?の方が上手くてうーん…
ストーリーとしてもミュージカル嫌いの人を取り込める解決策を提示してるわけではないから今ひと
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天気の子(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

相変わらずの映像ドーン!音楽ドーン!はい映画!!っていう感じ。
スポンサーを思い切り出してきたり、ビジネスなのは分かるけどもエンタメとしては興ざめしてしまった部分もありました。
相変わらずキャラが童貞
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.5

子供がいる人、学生さん、先生や保育士さん、親の介護をしている人、このような人になろうとしてる人、全ての人に見てもらいたいです。
描かれているのは家庭内暴力(児童虐待)、ネグレクト、学級崩壊、ぼっち老人
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

カラフルな色彩で彩られた世界と、どうすることも出来ない現実とのギャップが胸を打ちました。

親から子へ、子から親へ、そして友人同士の愛情は存在していたことが救いだと思います。

ただ終わり方がなんだか
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あん(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ハンセン病について考えるきっかけになりました。偏見や医療体制について考えなければならないなと感じました。

樹木希林さんと内田伽羅さんの共演がとても印象的でした。

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