そういちろうさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

そういちろう

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吸血鬼(1932年製作の映画)

3.7

難解で理解出来ない部分が多かった。ストーリーは全く違うけどイレイザーヘッドを初めて観たときのような驚き。夢見心地な雰囲気の中で影だけがダンスしてるシーンや棺桶の中から外を見つめるシーンが印象に残った。>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.2

足の大きさを測るシーンエロすぎでしょう。素晴らしく綺麗なストーリーで心が洗われるような気持ちでした。ただ青々としすぎでおっさんは若干胃もたれしました。

リミットレス(2011年製作の映画)

3.9

テンポがすごく良くて画面にぐいぐい惹きつけられていたらすぐに終わってしまった…。細けえことは良いんだヨ!カッコ良いし爽快感あるし超楽しめました。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.7

原始的宗教信仰の残る島に単身乗り込んだクリスチャン刑事の話。刑事はキリスト教を100%信仰していて島の宗教観を嫌悪しますが、観てる側からすると島の宗教も「それはそれでええやん」、と。毎晩野外セックスが>>続きを読む

生活の設計(1933年製作の映画)

4.0

親友同士だった2人の男を愛してしまったミリアム・ホプキンスが3人で仲良く暮らしていきましょう、とか言い出す話。中々ブッとんでいるし重っ苦しい感じになるかなと思ったけどそこはルビッチ。多々笑えるポイント>>続きを読む

陽気な中尉さん(1931年製作の映画)

3.9

王女の泣くシーンとか笑っちゃう場面も多々あるけどメインテーマは重量級。親同士の決定で結婚した2人が幸せを育む、ってこれ小津作品と共通する考えだ。見終えてまだまだモヤモヤが拭えないのは若輩者だからかな。>>続きを読む

百萬圓貰ったら(1932年製作の映画)

3.8

電話帳で適当に選んだ人に100万ドル渡していく話。十人十色、貰う人によって使い方、お金の活かし方がまちまちで面白い。印象に残ったのはお金があっても無くても幸せに暮らす元サーカス団員夫婦。でも単にお金が>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.7

娘が存在するの?しないの?的な居心地悪い感じはローズマリーの赤ちゃんに通じるところがあるかも。ただこちらのオチは超計算され尽くしていて、何か美しくすら感じる。見終えてから気付いたけどローラ殺人事件の監>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

4.3

前半も後半もドキドキするし本当に怖い!後半はオチが読めてしまっても恐怖が持続し続けたのですごいと思った。排水溝からの目!だったり最期ママと骸と重ねて映すところとかオシャレ度もめちゃ高い。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.7

何回観ても最後の列車アクションは超ドキドキしちゃう。マーティの成長、未来への想い(未来は白紙だ!)、ドクとマーティの友情、全てが噛み合うようにまとまるラストは涙なしには見れない。あとタネン役(ビフ役)>>続きを読む

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.6

寅さん周りに迷惑かけ過ぎで自業自得やん…って思ってしまうけど渥美清の憎めないキャラでうまくバランスとってる感じ。東野英治郎、佐藤オリエの人間出来過ぎ親子は少し現実味ないけどラストシーンにはホロリときち>>続きを読む

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.8

脚本がよく出来すぎていて若干引いちゃうレベル!字幕がイマイチ入ってこないけどそんなの関係ねぇ!英語は分からないけど動作や雰囲気で理解出来て笑っちゃう。簡単に騙されてしまうエアハルト大佐に愛着が湧いてく>>続きを読む

トロメオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

これぞ!となる純度100%トロマムービー。毒々やカブキマンにも会えるしエロいシーン、首チョンパ、奇形、ロリコン、ホモ何でもござれ〜。マイノリティと呼ばれる人たちを包み隠さず前面に押し出していて、おれた>>続きを読む

彼岸花(1958年製作の映画)

4.3

クスクス笑っちゃうシーンが多くて、いつか劇場へ行って他の人と笑いあいたい作品でした。
ストーリーは佐分利信演じるお父さんに感情移入しちゃって、娘に相談して貰えなかった寂しさ、娘が家を出てしまう寂しさが
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.2

主人公の百姓2人の小市民感に辟易しながらもおれは完全にこっち側だなぁ、と若干気落ちしながら鑑賞。ギリギリのところで、三船敏郎の機転や運も味方につけ作戦を成功に導いていく様は分かっていてもドキドキしちゃ>>続きを読む

媚薬(1958年製作の映画)

2.5

めまいのジェームズスチュアート×キムノヴァク。ストーリーがありきたりの極みでアー…って感じです。ジャックレモンのポップな役柄だけ良かった。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

劇場で観なくてサーセン…。これはきっとデカイスクリーンで浴びるように観るのが最高なやつですね、いつかミニシアターで再戦を。

単なる復讐譚じゃなくて悪役トムハーディの合理主義的考えには共感できる部分が
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めまい(1958年製作の映画)

4.8

ヒッチコック自身は本作あんまりお気に入りじゃないって?でもそんなの関係ねぇ!二段構えのつくりですがその一段目までで大満足。音楽と色使いが凄すぎて帰り道軽くめまい。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.7

この圧倒的バイオレンスをみてあなたは何を思いますか、って問いかけでしょうか。私には男女や社会的な優劣の差を取っ払って、人間って根底の部分にこういうとこあるよねー、みたいな映画に思えました。くやしいけど>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.6

最期エンドロールまでの流れかっこ良すぎる。結末も坂道でさえ伏線になってるし、そもそもヤクザに飽きたという最初の方の台詞が全てに繋がってる。

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.5

何回観ても「うわコレ勝てないわ…」ってドキドキするし最高。地上戦が少し間延び感あるけど空中戦、皇帝戦と熱すぎる。

顔も怖いけど、精神面揺さぶってきて親子を争わせる皇帝の凶悪っぷりよ。アナキン最後少し
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.7

クリスマスハッピームービーかと思ったらこの鬱屈した雰囲気はまさしくティムバートンの世界!子どもが楽しめるような小ネタがあるから良いものの、本筋は明るい世界に憧れた骸骨がなりきりに失敗して自分の世界に帰>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.9

最後ルークにオビワンが語りかけるシーンはやっぱり超グッときちゃう。ここから全て始まったんだ、とかしみじみ思ってまじ泣けてくる。

インディ的な小ネタアクション、どこまでも深堀り出来そうな重厚なストーリ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.7

デカイ花火打ち上げちゃったな〜!完成度高過ぎ!帝国の戦艦を下から順に光当てていくシーン、ベイダー登場で最初姿写さず声だけ響かすシーン…魅せ方が特にタマラン。何回も何十回でもみたい。

2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

2.8

テンポゆったりし過ぎてちょっとキツいけど2000人が祭りと称して北部からきた6人を工夫しながら順に殺っていくのはなかなか面白い展開でした。タルの中に人を入れて、内側に向けてクギを打ちまくった状態で坂を>>続きを読む

バスケット・ケース3(1992年製作の映画)

3.3

まさかオールナイトでイッキに見ることになるとは…。2作目の出来の良い脚本からすると尻すぼみ感は拭えません。むしろ2作目と同じ流れで少し飽きてきます。フリークスさんたちの旅行はさながら百鬼夜行の様ですが>>続きを読む

バスケット・ケース2(1990年製作の映画)

3.4

1作目結構キレイに終わってたのにまさかの2作目(前作のヒットで製作費UP)。今作はとくに音楽が良かったです。1作目でもギャグ多めでしたが2作目もぶっ込んだギャグ多め、何といっても兄貴とイブのニャンニャ>>続きを読む

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.8

低予算で製作されたんだろうなぁという雰囲気マンマンでしたが、その分工夫がスゴくて楽しめました。賃貸ホテルを舞台にしたまさかのめぞん一刻のようなドタバタコメディ感もあり〜の、ラストは兄弟愛VS異性愛とい>>続きを読む

鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

3.8

お金がなくても、親父が生活費を全額骨董品収集(偽物)にあてても、そこに愛があればええじゃないか。茶碗の歌が前半と後半で心情の変化を表していて良いなぁと思いました。あとメロディーが癖になっちゃう。

かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

3.4

後半怒涛の展開で面白かった。エビ食うシーン怖すぎ!同じ穴のムジナになっちゃう結末は納得できないところもあるけど凝ってて良かった。

スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.5

マックスが厚着を脱ぎ捨てていくのが心を開いていくメタファーになっているのかなと思ってジーンときました。もう1人じゃない。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ笑えるしラストシーンは超泣ける。ダメ人間頑張りムービーは良いなぁ。一番笑ったのは星野源がコカインを口にほおばるシーン

ラビッド(1977年製作の映画)

3.6

シアターセブン。38年ぶりの劇場公開らしく記念になってほっこり(コレを劇場でみる必要があったかは謎)。浅尾典彦さんの講演付でそっちも濃厚で良かった。映画の内容はシーバース+ラストはザフライみたいな。ラ>>続きを読む

秋日和(1960年製作の映画)

4.8

完璧。3馬鹿の愛くるしいシーンと親子の張りつめたシーンのバランスがすごく良い。秋刀魚の味でも輝いていた中村伸郎、北竜二の間の抜けた感じが特に堪りません。岡田茉莉子にうるさい!って言われてシュンとしちゃ>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

こんなに心を揺さぶられる映画なかなか無いけぇ!アニメならではの演出がめちゃ良かったです。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.9

シリアスなギャグがふんだんに盛り込まれていてサイコーだなぁと思って油断して観ていると拳銃ぶっ放されて血の雨も降るという。グッドフェローズとか好きな人はハマらざるを得ないでしょう。人間って一人だと弱いけ>>続きを読む