レクさんの映画レビュー・感想・評価 - 78ページ目

犯罪心理捜査官(1993年製作の映画)

3.0

マイケル・コーン監督が羊たちの沈黙にインスパイアされた作品。
羊たちの沈黙のようなサイコサスペンスが好きな方にはオススメの映画です。
羊たちの沈黙と見比べてみてもなかなか面白いと思います。

グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

3.0

評価が散々ということで、期待せずに観ましたが自分はそんなに嫌いではない。
POVホラー好きだからってのもある。
しかし、やはりホラー映画で誰もが突っ込みたくなる【単独行動
すな】感は否めない。

クロユリ団地(2013年製作の映画)

1.5

正直、最近観たJホラーの中ではストーリーはまずまずだったけど怖さと演技の面で残念でならない。
大体のホラーオチで終わらず、その後も続いて総じて竜頭蛇尾な結果。

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.0

この作品はホラーとして観ると肩透かしを食らうと思います。
自分も思ったのと違う。って感じました。

映像美、主にセットと雪が赤く染まる演出は幻想的で、ファンタジーの世界のようですが、そこで巻き起こる人
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

思ってたよりも脅かし演出が少なく物足りない部分もありました。
何故そこで怪現象が起こるのかを紐解いていくと一つに繋がっていく。真相解明はなかなか。
心霊ホラーというよりは心霊ミステリー。

昔住んでた
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ダーケストアワー 消滅(2011年製作の映画)

2.5

突如として空から降り注いだ謎の光の正体は触れたものを粉々にする破壊力を持つ姿無きエイリアン。
エイリアンによる地球侵略SFパニック。
設定をもう少し活かせたなら良い作品になったであろう。

アンボーン(2008年製作の映画)

2.5

悪霊の仕業で悪夢を見てるうちに現実にまで影響が及び、悪魔払いを始めるオカルトホラー。
ストーリーは至って普通だが、主人公が良い尻だったり、出てくる霊がお面犬だったりハイハイ爺さんだったりインパクト大。
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THEM ゼム/正体不明 THEM(2006年製作の映画)

2.0

夫とふたりで林の中の屋敷で暮らすフランス人学校の教師・クレモンティーヌがある日突然何者かに襲撃され執拗に追い回される、ルーマニアで実際に起こった事件を元に描かれたスリラー。

ワナオトコ(2009年製作の映画)

4.0

家に侵入した金庫破りの泥棒男にワナオトコの華麗で残虐なトラップが襲いかかる。
針、包丁、剃刀、ワイヤー…この罠、正に匠の技。
完全に邦題のせいでC級臭いですが、グロくて痛々しい場面目白押しの18禁秀作
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パンドラム(2009年製作の映画)

3.3

地球滅亡寸前で地球に酷似した惑星への移住計画の為に数人が宇宙船で運ばれるというよくありがちなSF設定だが、実は船内に潜む何かと戦うモンスターパニックSFホラー。
冷凍睡眠の副作用による記憶障害がミステ
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クリスティ(2014年製作の映画)

2.5

感謝祭シーズンに一人、寮に残った女学生が夜中にスーパーで気味悪い女に絡まれて、そこから正体不明の殺人カルト教団に襲われるサスペンススリラーと言いつつ内容はサバイバルアクション。
そう、それがクリスティ
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ペインレス(2012年製作の映画)

2.5

無痛症絡みのフランス、スペイン、ポルトガル製作サイコスリラー。
痛みを感じない暴力的で自傷行為を繰り返す子供と癌を患った医師の暗くて重い救われない映画で非常に後味が悪いですね。
興味ある方だけどうぞ。

ダブル・ビジョン(2002年製作の映画)

2.0

道教をモチーフにしたサイコ・スリラー。
双瞳…道教に出てくる一つの目に二つの瞳を持つ超人を意味する。
その超人は、五つの地獄(氷地獄、火炎地獄、腹裂き地獄、心臓抜き地獄、舌抜き地獄)を行った後に不老不
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.0

愛らしい動物ビーバーが汚染廃棄物によってゾンビ化し、キャンプにやって来たやりたい放題の若者たちに襲い掛かるキモカワモフモフパニック。
ハングオーバーの製作陣が名を連ねるコメディー・ホラー。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.3

前作に比べるとどうしても見劣りしてしまう。
下ネタも満載ですが、登場人物が増えていたりアクションシーンもそれほど悪くはないので、これ単体として観るなら十分楽しめる作品です。

しかし、クロエちゃんが可
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.5

ブラッド・ピットが製作に名を連ね、マシュー・ヴォーン監督が映像化。

何と言ってもヒットガール演じるクロエちゃんが可愛い。
アメコミマニアのニコラス・ケイジの名演も見逃せない。

ちょっとお下品な部分
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

知的障害の主人公の半生を描く。
人と人との出会いを大切に感じ、辛い時には何かに打ち込み、直向きにシンプルに生きていくことの素晴らしさを教えてくれた作品。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.2

タランティーノのマカロニ・ウェスタンへのリスペクト。
かっこいい元奴隷と渋い賞金稼ぎが、元奴隷の妻を助けるために金持ちの家に赴いてバンバンする痛快さとそこに付随する奴隷制度へのメッセージ。

復讐劇に
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アフリクテッド(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

映像をブログにUPする為にルンルン気分で旅をする感動ドキュメンタリー作品。

嘘です。
ルンルン気分の旅の途中でナンパした女性に襲われてから次々と身体に異変が出始めるPOV形式スリラー映画。

徐々に
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MAMA(2013年製作の映画)

3.0

『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』などで知られるギレルモ・デル・トロ製作総指揮。
謎多き失踪事件から5年ぶりに保護された幼い姉妹を引き取った叔父とその恋人が不可解な恐怖に襲われる心霊ホラー。
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.5

アガサ・クリスティの同名小説が原作ミステリー。
豪華すぎる、豪華すぎるキャスト。
レトロな車内と音楽。
そして推理劇の魅力である一つ一つの会話。
視覚、聴覚共に楽しめる傑作。
リメイクも決まり、未鑑賞
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

実力派俳優3人を主軸に描かれる重厚なサスペンス。
悲しき連鎖、不条理さ、罪と罰、許しと贖い。
人としての深みをテーマに作られるイーストウッド監督の鑑賞者側に委ねる語りすぎない演出、そして素晴らしい後味
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8mm(1999年製作の映画)

2.5

探偵である主人公のところへ、先日亡くなった大富豪の妻から依頼が入る。
夫の遺品から仮面の男性による女性の殺害映像の映った8
mmスナッフフィルムが見つかったのだ。
アンダーグラウンドの世界に善悪のバラ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

キューブリック監督の1971年の作品。
暴力と性欲、スタイリッシュな服装とインテリア、誰もが知っているベートーベンの第九やエルガーの威風堂々。
一見無関係だが、これらの一つでも欠ければこの素晴らしい世
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オーメン(1976年製作の映画)

3.8

『エクソシスト』と共に70年代のオカルト映画の原点と呼べる。
だが、こちらは視覚的恐怖よりも精神的恐怖に重きを置かれたような作品。
全編における不気味な雰囲気と人が死ぬシーンの生々しさ、そして音楽が相
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.9

当時のオカルト映画では目新しい少女の顔の原型を残した特殊メイクやワイヤーなどを使用したギミック。そして体内にない色の吐物。
正にホラーの先駆者、原点と呼べる作品でありオカルト映画の金字塔。
自分がホラ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.4

香港映画『インファナル・アフェア』をスコセッシ監督がリメイクした作品。
マフィアに潜入した警察官と警察に潜入したマフィアのバレそうでバレない入り組んだ人間関係、犯罪組織と警察、FBIの対立は緊張感と緊
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隣人13号(2004年製作の映画)

3.0

同名漫画原作のイジメを受けた相手に復讐する為、二重人格の主人公が様々な事件を巻き起こすサイコサスペンス。
メッセージ性が強いこの作品。
本来なら善悪を一人の役者が演じるものだが、敢えて小栗旬と中村獅童
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デッド・サイレンス(2007年製作の映画)

3.1

『SAW』の監督、脚本コンビの人形ホラー。
叫ぶと舌を引っこ抜かれ、人間が人形に変えられるというアイデア以外は目新しいものはないものの、美術、音楽が醸し出す不気味な雰囲気は恐怖心を煽る。
演出はまさに
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.5

100年前に封印された虚構が現実となるボードゲーム。
今となっては当時のCGが残念に見えてしまうが、ゲームが現実になるというアイデアは娯楽として十分、大人になった今も子供心を擽られる。

密かにリメイ
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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

愛する妻を殺され、その殺害容疑を掛けられた医師。

帰宅すると愛する妻が殺されていた。
もうこの時点でキンブルにとっては計り知れないほどのショックだろうに、更に妻殺しの無実の罪を着せられる。
裁判所で
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.1

ジョン・カーペンター監督の消費社会や格差問題に重きを置いた社会風刺SF映画。
一つのサングラスから写し出される人間に紛れ込んだエイリアン。
一番印象的なのはサングラスをかけろ嫌だの不毛なプロレスタイム
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蝋人形の館(2005年製作の映画)

3.5

『肉の蝋人形』のリメイク。
エリシャ・カスバートとパリス・ヒルトンというナイスおっぱいな配役、そしてヴィンセントの自家製マスクがかっこいい。
35人のアーティストからなるチームが作った蝋人形の数々はリ
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キューブ■RED(2007年製作の映画)

3.3

フェルマーと名乗る者に招待された数学者4人はある屋敷に招待され、次々と難問解読を強制される。
人類未解明の超難問ゴールドバッハの予想の証明と生き残りを賭けた知能戦。
自分、数学と謎解きが好きなんです。

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.0

潜入捜査の為にFBI捜査官が殺人犯の顔に入れ替わる。‬

ジョン・ウー監督らしい二丁拳銃にスローモーション、豪快なアクションも魅力だが、何よりもニコラス・ケイジとジョン・トラボルタの主演二人が演じ分け
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ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

3.0

仲間の裏切りで逮捕直前に建設中のビルにダイヤを隠したが、出所後そのビルはロス市警になっていた。
ダイヤを回収すべく警官になりすまして事件を解決していってしまうポリス・アクション・コメディ。
マーティン
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