はなださんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

はなだ

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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.0

予告編、設定にとても惹かれたので観たのだけど、ちょっと自分が予想してたのとちがったなあ、という印象。終わり方はちょっと現実味が無いなあ、と思って、あまり好みでなかった。
エリがもっと、中身くたびれてる
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

観てる間のこの、頭の混乱具合が心地良い。終盤でのネタバラしも好きだなあ。何かを演じる人間にとてもとても魅力を感じる。肉感質量感の描き方は本当に、さすが。すきだなあ

ミックマック(2009年製作の映画)

3.5

前半、映画に入っていけない感じがして退屈に感じたんだけど、観終わってみると、面白かったなーと思ってる不思議。面白かったし、キャラクターも良いけど、入り込むまでに時間を要したので3.5 音楽素敵

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.2

超怖い、グロい、かっこいい
なんだろうな、あのグロさは嫌悪するレベルのクオリティで、でも後半はおそろしくかっこいい
やつがめちゃめちゃかっこよすぎ!カットの構成とか、電柱小僧のときも思ったけど独特で好
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.0

うーん、きっと原作の、素敵なシーンを詰め込んだ、という感じなんだろうな。詰め込み過ぎの印象。ごちゃごちゃしてて、あと人の心理描写がなかなか強引だったり共感できなかったり。アリエッティでも同じようなこと>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

あーもうだめだよ、泣くよ、そりゃ泣くよって映画。
ゲイカップルの描かれ方がとても良い。どこもなにも男女のカップルと変わりないのに、なんでこんな…という想いになる、引きずられる、入り込む。マルコの笑顔が
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.2

予告で見たとおり、画が、質感がとても綺麗だった。全体の流れとしては、純文学の小説を読んでいるような気分になるけど、ところどころ笑えるのでかたい印象は全くない。次の世代への交代をちらっと横目にラストへ向>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

2.5

体力全部もってかれた、つかれた。もうめちゃくちゃ。
この映画自体が加奈子なんだなあ。好きじゃない人は、なんで?ってなる。好きな人はどうしたって夢中なんだろうな。

メアリー&マックス(2009年製作の映画)

3.4

不幸が人生転がって歩いてるみたいな設定で、ぐさぐさと胸を抉ってくる。アニメーションだからまだ観ていられたんじゃないかな。苦痛が、ラストでちょっとだけ晴れて、まあ、でもきらいじゃない。欠点と、人物たちに>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.6

とにかく、とりあえず、ナタリーポートマンのマチルダが可愛い。
少し展開が早いかな、と思った部分もあったが、小道具伏線その他いろ良いと思う。冒頭のホラー映画かと思う程の殺しの場面がそれ以降全くなかったの
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.2

キャラクターが魅力的で、特に悪役キャラの魅力がとても素敵。動くたびに毛がざわざわと動いたり、台詞中の身振り手振り、台詞以外のアクションが細やか。動きの気持ちよさも十全。

少年と自転車(2011年製作の映画)

3.0

淡々と、父親に捨てられた男の子を描いていた。保護者とは、を考えてしまう

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

菅田くんの演技がとても良い。他の役者陣にもいえることだが、方言がなかなかちゃんとしてる。さすがに標準語になってしまっている部分もあるが、それでもここぞという台詞ではちゃんと違和感の少ない方言になってい>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

独特の画面がやっぱり好き。あの質感とカメラワークで、ここまでハラハラするような物語を描けるのが不思議で素晴らしい。

8月の家族たち(2013年製作の映画)

4.1

みんなどうかしてた、
みんなどうかしてる。
面白かった、すごく。メリル・ストリープが良い。良い意味でも悪い意味でも強い女性がたくさん出てくる映画は好きです。
ただ、ひとつだけ、ラストがどうしても気に入
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.7

面白かった。
アデルのあの足りなさが好き。
ちょうど、少しフランスのことを勉強しているので、覚えたての知識と照らし合わせながら観るのが楽しかった。リアルのフランスを少し感じられたような気がする。
日常
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

3.5

北野監督作品、初めて見た。食わず嫌いをなくしようと思って。シンジを見ていて苦しくなる。終わり方が切ない。ボクシングとヤクザ、扱っているのは荒々しいものなのに、青春の繊細さが際立っていた。

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

2.9

嫌いじゃない。色使いが独特で、というかいろんなものが独特。真っ青に照らされるおじさん超かっこいいし、赤の使い方もいい。というかおじさんいい。
でもそれだけ。面白いとは思えなかった。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

ウディ・アレンの書くセリフは心地が良くて好き。
パリの街並みの色合いも綺麗だった。

愛の渦(2013年製作の映画)

3.3

導入部分、タイトルが出るところのBGMの高揚感ったらない。
あの空気感、気まずさはありそう、リアル。息が詰まって苦しくなった。
ストーリーを楽しむというより、空気を体感する映画。
女子大生こわい。窪塚
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