15kさんの映画レビュー・感想・評価

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CRASS:ゼア・イズ・ノー・オーソリティ・バット・ユアセルフ(2006年製作の映画)

3.6

70'sバンクシーの様な音楽ドキュメンタリー。
ダイヤルハウスが観れる貴重な作品。
ペニーが呟く「豊かにすべきは生活じゃなくて人生だろう?」
深い… 納得です。

狩人の夜(1955年製作の映画)

3.7

サイコな伝道師から逃げる兄妹、その行方は…
モノクロの映像はチープだけど美しく味わい深い、蜘蛛の巣越しに渡る小舟のシーンにハッとさせられた、古い絵本のような魅力を持つ良作でした。

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.4

かほり…
グッと来るシーンとえ~っとなるシーンが交互に訪れる作品。ベン・ウィショーの罪は無いけど影の有る演技が良かった。
そして…
最後は愛も形も無くなりました。

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.7

ジャックやらせてくれ…
最後のビリーに痺れたが、ウォルドルフ人形や手作りケーキそして最後のポートレート。
伏線ばかりに囚われず、郷愁漂う美しいドラマとして観ても良い作品でした。

デトロイト(2017年製作の映画)

3.0

確かに人種差別は良くない。ただ時代背景はベトナム戦争の頃なのに、ジュリーが白人警官の肌の色をイエロー!!(卑怯者)と叫んだ時、東洋人の私は少し凹みました…

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

3.8

若者は民主主義の為に死ぬ…
トラウマ反戦映画。
作品を見終わった後、当たり前と思っていた、太陽の眩しさや草木の緑に有り難さを感じた。
目を背けたくなる内容ですが、不安定な今現在にこそ観て欲しい作品でし
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

最近、近くの物が見えにくいんだよね~
ハッ!!
もしかしたら私もビーチの影響か…
ツッコミどころは多いけど夜の砂浜、家族愛のシーンは良かった。

グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

3.4

女装癖の監督が全身全霊をかけ作り、そして自ら主演、けれど内容は超絶駄作。しかし1950年代でこのテーゼ、仮面の告白の様な…
時代を考えると単なる駄作では無いかも?
強烈な色彩を持つ作品でした。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

ブッ飛んだアクションやスパイガジェット、威風堂々が流れる中で隅田川花火大会ばりの地獄絵図。ダブルのスーツがセクシーでカッコいい。スーツは現代紳士の鎧…
渋い憧れます!!

音楽(2019年製作の映画)

3.5

金髪に豹変した森田がカッコいい!!
久しぶりにギターの弦を張りたくなる、ノスタルジックな気持ちにさせてくれた作品でした。

28日後...(2002年製作の映画)

3.4

ロンドンゾンビ紀行を観賞した後なので、本作の駿足ゾンビにビックリ…
私とボルト位の脚力差でした。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

スティーブンキングも絶賛の触れ込みで観賞。突っ込みどころは多いけど、結構楽しめた作品でした。けれど見終わった後の感情は何? 嘘でしょ… 最後は何故か涙がホロリ。もしかして私も子供の頃に何かあったの>>続きを読む

コントロール(2007年製作の映画)

3.3

メンバーのプレイスタイルや汗のかきかた、イアンのベルト無しスラックスやファントムのギターなど。似てる…
救いようが無い作品だけど、ジョイ・ディヴィジョン好きなら是非。

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.6

最初はコメディ感が強くて苦手だったけど中盤以降はスッと観賞。
個人的にはジェフが好き、『大切なのは精神を貫き皆で行進すること』って言う言葉が良かった。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.7

正統vs異端‐近代vs原始
怪しくエロチックで愉快な絶望的作品。トラッドミュージックが素晴らしい、ただ歌詞はブッ飛んでます…
今の緊迫した時代にあえて観て欲しいカルト作品でした。
ヘイホー♪

アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.5

犯人は最後の方でなんとなく解った、しかし真理は絶対に解らない。私のポケットにも鍵入っていないよね…
思わずこちらも目玉キョロキョロになった作品でした。

生きる(1952年製作の映画)

3.9

死を目前にして初めて生きた証を残そうとする主人公。
自分は死を目前にして何かやり遂げられる物が存るだろうか?私は生きているけど主人公より死んでいるのかも…
ヒューマンドラマと強いメッセージを持つ、正に
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.2

わぁ~ゾンビだ。
歩行器を駆使しゾンビから逃げ、 泡立て器と園芸バサミでゾンビと戦う、じいさん+ばあさん+孫達。ロンドンを観光した様な緩さと何故か癖になるゾンビ映画でした。

殺人ゲームへの招待(1985年製作の映画)

3.4

コントのような密室サスペンス。本格的な推理作品を観たい方にはおすすめ出来ないけど、コミカルでサクっと楽しめました。エンディングが3パターンある変わった作品ですが、トゥルーエンドが1番良かったかな。>>続きを読む

マッドボンバー(1972年製作の映画)

3.1

ツタヤ発掘良品にて観賞、世直しジャイアントクレーマーによる連続爆弾テロリズム。内容は薄味… しかし登場人物は全員濃厚。
病める70'sアメリカのマッドな空気感を味わえた怪作でした。

ソルジャー・ボーイ(1972年製作の映画)

3.0

ベトナム帰還兵4人組によるロードムービー。ならず者で中2病な彼らに「ランボー」の様なヒロイズムの欠片も有りませんでした。けれど…
終盤の市街戦で見せた彼らの躍動感、人を殺める事でしか自分達を見出せない
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6

黒人カウボーイが主人公の冬山密室劇。物語が進むにつれて登場人物に対しての視点が変わっていく…
個性的なキャラクターの中、ルースも良かったけどやっぱりドメルグ。かなりイッちゃってました。
ヨシ!!
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.7

サクっと観れる映画でしょ?と思い観賞。しかし物語にグイグイ引き込まれ、いつの間にか大感情移入。
翡翠のネックレスを胸に下唇を曲げながら悲哀に満ちた怒りをブチまけるランボー。
うーん… 流石の漢でした!
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.6

派手さは無いけど練られた脚本。スパイク・リー監督らしく時折、反人種差別なニュアンスを含んだ犯人達がカッコいい大人のクライムサスペンスでした。チャイヤ・チャイヤ!

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.3

オタク・メガネ・不良・ぽちゃ、少年4人が繰り広げる2018年製のスタンド・バイ・ミー。
ただ… ぽちゃがなーっ。
ぽちゃには優しくしてあげて欲しかったよ…

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

ドラマに少しのファンタジーを加えた様な作品。このちょっとしたファンタジーが、後に凄く効いていました。各脇役にも小さなストーリーがあり、伏線が絡み合いラストシーンへ…
納得の良作でした。ヨシ!! 私も
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.0

人の不幸で金を稼ぐ主人公のダークなサクセスストーリー。綺麗事だと言われても、私的にはもう少し、抑揚と善の部分が欲しかった…
ただ主人公の目力と口角は凄かったですよ。

ある戦慄(1967年製作の映画)

3.5

50年以上前の作品。現代日本社会にも通じる「ある戦慄…」
フェリックスが私に問いかけます「どこにいた?」
私はどこにいたのだろう…

拷問男(2012年製作の映画)

3.0

社会派リベンジスプラッター
主人公の表情や表現力が豊かなだけに、もう少しストーリーに変化が欲しかったかな?グロが苦手なので後半は観てるコッチもまさに拷問でした。
イテテ…

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.1

ビルにビンタ!!
ニューヨークを破壊する謎の生物。
登場人物は皆、良い人ばかりで…
映像に迫力は有るのですが、続編を期待させるのなら、もうちょっとブッ飛んでてもよかったかな?
けど映像に迫力はありまし
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バスケット・ケース2(1990年製作の映画)

3.3

チープ感丸出しの作品ですが、後半は怒濤の展開。1番ビックリしたのは、前作直後の設定なのに、8年後の撮影で少年からガッツリ中年になってるドゥエイン。その違和感を何も無かったかのようにパワーでねじ伏せるカ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.6

カルテル相手なので、バイオレンス性が有る作品かなと思っていましたが、淡々とストーリーが進む印象でした。
作中に登場するデイリリーの花言葉って「苦しみからの解放」などが有るんですね。良作ですが、私的には
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.1

Filmarks観賞100本目はコレと決めていた作品。自分の命と引き換えにでも息子と妻を守ろうとする優男。過酷な環境下、ユーモアとロマンチックな気持ちを忘れない。プロローグで語った童話みたいな悲しくも>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.6

モーガン・フリーマンの表現力や世界一の美女にキスのシーンも素晴らしかった。けれど… 私的には秘書トーマスがキラリと光る、人生の終末という深遠なテーマをハートフルに描いた作品でした。
ありがと。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.8

年老いた気難しい帰還兵、貧しくもたくましく生きる移民に心を開くハートフル&ハードボイルドな作品。
自分には出来ないけれど、年をとっても漢の最期はこうでありたい!! と思わされた映画でした。ありがと。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

ドンの凛とした仕草や、時折見せる物憂げな表情が印象的。バディムービーの様なトニーとの掛け合いやピアノの演奏も素晴らしかったけど、やっぱりラストシーンの笑顔が忘れられない…
ボン・ナターレ 良作でした。

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