MinaMiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

MinaMi

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新宿スワン(2015年製作の映画)

2.8

出演者が豪華。歌舞伎町の雰囲気が好き。綾野剛かっこいい。中学時代の一揆みたいな喧嘩の回想シーンは唐突で、ちょっと可笑しかった。酔っ払ってボケーっと見るのにちょうどいい。そんな感じの感想。
でもちょっと
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映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

2.8

お金は大切だけど、ときどき怖い。あの役を新井浩文が演じているのに気づいて、ゾワッとした。怖いねぇ。

・脚本 5/10
・演技 6/10
・演出 6/10
・音楽 5/10
総合点 22/40

私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

1.6

壇蜜が綺麗で色っぽいなぁと思って観ていたら、板尾が登場したあたりから笑いが止まらなかった。全部、板尾のボケに見えてくる。お腹痛い。
あと、なぜかゴーリーをチョイスしたセンスもちょっと笑った。

・脚本
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.5

面白い!無駄のないカットで、スピーディに物語が進んでいく。ヤクザたちの清々しくも、殺伐とした雰囲気に痺れる。ラストシーンも、ビシッと決める!
それにしても、菅原文太がかっこよすぎ。

・脚本 7/10
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

2.9

ボニー役のフェイ・ダナウェイが可愛くて色っぽい!もちろん古い映画なので、運転シーンの合成なんかは時代を感じるけども、スタイリッシュでカッコいいボニーとクライドは永遠のクライムスターアイコン。

・脚本
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アイデン&ティティ(2003年製作の映画)

3.1

17年たっても、この麻生久美子には憧れるし、まだまだ到達できないなあと思う。
峯田和伸と宮藤官九郎とみうらじゅんのロックが混ざり合い、一瞬の激しいカタルシスを感じる。

・脚本 6/10
・演技 7/
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愛のコリーダ(1976年製作の映画)

3.4

これ、観て思い出したんだけど子供の頃観たことあったわ。当時はよくわからないけど、いけないものを見てる気がした。でも、大人になってみると、これは純粋でどうしようもない愛の表現だと思う。性愛表現が過剰であ>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.0

美しい。私は好き。そしてこれはまさしく男映画で、男の世界。酸いも辛いも呑み込んで、生きるしかない覚悟がある。どこまでも続くアメリカの道の果てしなさに心奪われる。いつかこの目で見てみたい。
追い求めるは
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.3

見たか!これがインド映画だ!と言わんばかりの世界観。歌って踊ってハチャメチャな展開。嫌な奴はとことん嫌な奴、だからこそスカッと勝利して元気が出る!
鬱々とした毎日の中で少し前向きになれる作品。
笑顔が
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復活の日(1980年製作の映画)

2.4

壮大!そして草刈正雄カッコ良すぎる。オリビア・ハッセー可愛すぎる。予算かけてるなぁという、出演者と演出は製作費がふんだんにあった時代の日本を思い起こさせる。
内容は突っ込みどころ満載で始終大笑いしてい
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

フォレストガンプは知能指数が足りないらしいけど、並みの大人より、ずっと賢いと思う。
純粋で真剣でまっすぐに生きることができれば、誰よりも強くなれるのだと思う。
小ネタに笑って、そして泣ける。
希望と勇
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.1

綾野剛の演技がよい。ヤクザとつるんでても、どこか品がある。男は馬鹿だけど本気で生きているし女の子が可愛い。ピエール瀧の存在感よ。
ラストのセリフはちょっと残念。組織と個人、罰せられるべき、ほんとうに悪
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ポン・ジュノ監督は恐怖の演出が上手い。ちゃんとびっくりさせるポイントで狙ったとおりにびっくりさせてくる。
でも前半ワクワクしたものの、意外とラストはしりすぼみだったなぁ。指名手配犯にみんな気づかなさす
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

こりゃあよく出来たFPSゲームだなぁ。長回し(ほんとはワンカットじゃないけど)特有のプレイしているかのような臨場感だけでなく、難易度の高いクエストを引き受けて、途中ゲームオーバーになりかけながらベスト>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.4

逃げ続け、孤独の中静けさと戦い、生き抜いていく中で徐々にイエス・キリストめいてくるシュピルマンの容姿。公開当時映画館で観て感動したが、今観てもまた泣ける。なぜナチスはユダヤ人をこれほど憎んだのか?あら>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

2.8

試写会で鑑賞。これは『シン・ゴジラ』でもないし、特撮ヒーロー番組でもない。映画としてどうかという評価ではなく、ノンフィクションとして、あの日あの時あの場所にいた人たちのことを想像する、忘れないための映>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

妖怪というのはこういう人たちを見た人が噂にして、出来上がった存在なんだと思った。寄生する人間。
高台の豪邸から坂を下り、階段を降りてずっとくだったところにある半地下の臭い小屋。実際の高低差で視覚的にも
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.9

王道にして集大成。新規層を飽きさせないテンポの良いストーリーテリングと、往年のファンへのサービス精神あふれる演出が素晴らしい。
RPGのようにナイフを探したり、古代文字を解読したり、ウェイファインダー
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

まさか泣くとは思わなかったけど、ラストが切なくて涙が出た。オープニングのラブレターはあくまでもセラピーの一環だったにせよ、幸せな結婚生活がリアルに想像できて、なんで離婚しないといけないのか、ずっともや>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.8

ベネディクト16世とフランシスコになる前のホルヘ・マリオ・ベルゴリオの対話を通して2人のローマ教皇の葛藤と告解が描かれる。
アンソニー・ホプキンスとジョナサン・プライスの味わい深く丁寧な演技が素晴らし
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.3

登場人物たちの何気ない仕草やたたずまいがかっこいい。伝説的なカーチェイスシーンはスリリングで文字通り手に汗握る。台詞が少なく画でみせる気概を感じる。渋い。
実際の事件を元にしているらしい。その上エキス
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ブラザー・サン シスター・ムーン(1972年製作の映画)

3.5

とても美しい心を持った聖人フランチェスコのお話。フランチェスコの瞳はまっすぐ神を見つめ信仰の道を進んでいる。聖女キアラ(クララ)はとても可愛らしい。純粋であまりにも輝いているので、心が汚れている自分は>>続きを読む

上流社会(1956年製作の映画)

3.1

グレース・ケリーの現役引退作品。ビング・クロスビーにフランク・シナトラにルイ・アームストロングといった豪華面々が出演するコメディミュージカル。
グレースが王妃になる直前の役として、トレーシー嬢の奔放さ
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スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル(1978年製作の映画)

1.3

謎ミュージカルと謎アニメと妙にアメリカンなウーキー族の日常を見せられる謎映画。クリスマスに酷似したライフデーを迎えようとするホリデーシーズン。なかなか家族のもとに帰らないチューバッカを心配しつつも商人>>続きを読む

シンデレラ(1950年製作の映画)

3.8

1950年の作品。この頃のディズニーは本当に動物の描写が可愛い。鳥さん、ねずみさん、小さくて弱いものへの愛に満ちていて自然と笑顔になる。一方でねずみをいじめる猫はものすごく意地悪。容赦がない。継母のト>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

レディ・ガガの歌唱力にやられた。la vie en roseの時点で泣いてしまったし、ラストシーンでもボロボロ泣いた。
ジュディ・ガーランド版よりも構成がわかりやすくて、2人が恋に落ちた過程もすんなり
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運び屋(2018年製作の映画)

3.0

原題のThe Muleは麻薬の売人・運び屋の俗語的意味のほかにラバ、頑固者という意味がある。イーストウッド演じる主人公アールは家族を顧みず農場で花を育てる仕事一筋で生きてきた退役軍人。妻や娘に絶縁され>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

このオチは読めた。明らかにあいつが怪しいじゃないか!詐欺師という時点で一番黒幕感あるし、彼視点で話しているということはつまり、相手を自由に操れるから、嘘をついていると考えるのが一番自然だし。冒頭のシー>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.3

昔からホリーが好きになれなかった。大人になった今観てもやはり理解はできない。オードリーの上品さとホリーのエキセントリックさがどうにも奇妙で、モンローがキャスティング予定だったということに納得。しかし、>>続きを読む

家族に乾杯(2016年製作の映画)

2.8

子供たちが主役の家族コメディ。軽いタッチで楽しめるけど、随所にフランスの社会事情が練り込まれていて面白い。大笑いするほどの傑作ではないが、品のいい佳作。
子役がみんな可愛らしいので、それだけでも観てい
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.6

小さな田舎町で家族の死を乗り越えて生きる登場人物の姿に『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を思い出した。
台詞も音楽も非常に少ない。冒頭はあまりの静かさにこれは寝てしまうのではないかと心配になったが杞憂
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.4

閉ざされた南極基地で謎のモンスターの脅威と戦うSFパニックホラーの金字塔。
『エイリアン』の影響を強く感じるシチュエーション。スーパーヒロインがいない分、人間の無力さがさらに強調されている。
なんとい
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裸足のクンフー・ファイター(1993年製作の映画)

2.8

少年マンガのような展開に単純な勧善懲悪を予感したが結末は意外だった。マギー・チャンが美しいのでそれだけで目の保養になる。はじめて香港映画をちゃんと観た気がするが「はい」と「うん」が日本語と同じで親近感>>続きを読む

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

1.9

若い頃のミッキーは鬼畜だったんだなぁ。
不自然に首や手が伸びたり、平気で動物虐待したりするのびのびとした時代の作品。資料としての歴史的価値とともに「音楽と映像の調和」の萌芽を感じる。

・脚本 3/1
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

2019年の邦画ではNo. 1。観終わった後、なんでもいいから本気になって全力で頑張りたくなる作品。
宮本と靖子の過去と現在が交互に展開して、あの事件のことがだんだんとわかってくる。お互いの家族のもと
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

4.2

フランスとミュージカルとガーシュインが好きな自分にはピッタリの作品。登場人物に悪い人がいないのに、すれ違いがもたらす三角関係。なんてロマンティック。誰かに感情移入せずにはいられない。
音楽もダンスも最
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