窓の外のネオンライトと果物を組み合わせて作られた人の顔のアートが、同じ画面上に存在する奇妙さ
ダークで退廃的な雰囲気は好きだけど、ストーリーは全く理解できなかった。
映像と途中で挟まれるテロップの関連性が見えない。
現在のシーンの合間に突然回想が挟まれる歪な構成(『スプリット』も似たような感じだった気がする)
あと、終盤の主人公の選択に説得力を持たせるには、回想シーンの情報量を多くするべきだった。
最終的には>>続きを読む
かなり王道なアクションアニメだからこそ、仲間がピンチに駆けつけるシーンはシンプルに熱くなった。
映像が美しいだけで、ストーリーもセリフも退屈。
メタファーは散りばめられているはずなのだろうけど、それが理解できなかった自分にとっては目的地にたどり着くまでに何度も寄り道しているだけの映画に感じてし>>続きを読む
国岡の出番とモキュメンタリー要素が減り、アイドル映画らしくなった2作目で、これはこれで興味深い方向転換。
キャラクターの成長物語としては面白いけど、訓練生が終盤で急に強くなったのはさすがに無理がある>>続きを読む
阪本裕吾監督作で1番クレイジーなのでは。
ここまで徹底する必要ある?と思うくらいには頭のおかしな人しか登場せず、映画全体的に良くも悪くもやり過ぎな印象なんだけど、『ハングマンズ・ノット』と同等かそれ>>続きを読む
やばい人とやばい人が対決するというどちらも応援できない状況だけでもう面白い。
ヴァイオレンスと不謹慎なギャグも多く、やはり人間性が欠けた映画は最高だと再認識させられた。
捻られてるし、丁寧ではあるのだけど特に刺さらず。
問題提起より感動映画の面が強かった。
キャラクターの背景を説明しないことが、全く良い方向に機能していない。
ただただ退屈。
人間の肌の色の違いを蛇に例えたセリフが興味深い。
差別の連鎖を描くにはこれ以上のものはないのではと思うくらいには怖すぎるラスト。
『エピソード4 新たなる希望』をチープに再現した短編。
エピソード4のストーリーを13分にまとめたような内容で、意外と面白かった。
12分とは思えないくらいヴァイオレンスが詰め込まれている。
短編ならではの勢い。
大スター2人を主演にしながら、『スパイダーマン』以前の低予算映画を撮っていた頃のジョン・ワッツ監督が戻ってきた感がある。
緊張感のある冒頭から、クライムコメディになっていく展開が中々面白い。
スト>>続きを読む
『ファーゴ』オープニングの嘘実話テロップを信じて、大金を探しに行く主人公の人生をかけた行動。
バカな行動だと頭では分かっていても、母とも職場の人とも上手くいっていない姿を思うと悲しくなる。
バカな犯罪者たちが自滅していくだけのブラックコメディなのだけど、人の命が軽く扱われているという冷酷さもあり、映画全体の独特な雰囲気が好き。
ウィリアム・H・メイシーが八つ当たりしているだけで少し笑え>>続きを読む
「アーティスト兼殺人鬼」という一面があまり見れなかったのは残念だけど、殺したい人を見つけた時と恋をした時を同一視しているケヴィン・コスナーのキャラクターが中々興味深い。
『グッド・シリアルキラー』を>>続きを読む
主人公が過去のトラウマを克服していく姿の描き方は、監督の前作『HOSTILE ホスティル』より良くなっていた。
賛否両論あるエンディングは、唐突で意味不明ではあるけど、一応伏線はあったから嫌いではな>>続きを読む
過去と現在を交互に描く必要性があったのかと思うくらいには、その2つがリンクする瞬間が少ない。
ラストの展開は伏線込みでも唐突。
映画を通して好きになれなかったクソガキに、最後の最後で少し成長する場面を与える脚本の構成が上手い。
クソガキが銃口を覗くシーンが嫌すぎる笑笑
信者が悪魔呼ばわりすることにも納得してしまうくらいには酷い人間性の主人公が、カルト教と戦うというどちらにも勝ってほしくない構図だけで面白い。
ただ、村人が宗教にハマる前の人間性はあまり描かれず、主人>>続きを読む
「夢は幻想である」というテーマの映画を、ディズニーワールドで無許可撮影したというだけでも観る価値はある。
ただ、観終わった後の「結局何だったの?」感は強く、主人公の妄想で済ませるにしてもめちゃくちゃ>>続きを読む
ドクター・ドゥーム、シルバーサーファー、ギャラクタスというキャラクターを全く活かせていない脚本が微妙すぎる。
「銀河の危機」感も全くなし。
子供の頃は大好きだったことを考えると、大分評価は下がってしまった。
リブート版と真逆のコミカルな雰囲気やザ・シングの悲しいドラマは悪くないけど、中途半端な恋愛やくだらない理由で仲間割れするシーンの印>>続きを読む
モキュメンタリー映画であるはずなのに、アクションシーンだけアクション映画らしいカット割りになるのが不自然だけど、それに慣れてしまえば楽しめる。
アホな顧客とのやり取り、プライベート、葛藤を見せること>>続きを読む
本作の捻り=いつもの阪本祐吾らしさになっていて、評判ほどの驚きもなければ若干鼻につく感じさえする。
前半のホラーも後半の捻りも中途半端な印象。
前半が退屈で、後半はそこそこ。
個性的なキャラクターが多かっただけに、全員出番が少しずつしか与えられていないのはもったいない。
音楽がうるさい。
シリアスな雰囲気の中にある阪本祐吾らしいギャグは>>続きを読む
良くも悪くも内容は前作と似ているけど、前作のシュールな雰囲気が大好きだから楽しめた。
MCUのパロディ、ドライな要素は前作にはなかったもので結構意外。
アクションや殺し屋の世界観は『ジョン・ウィック』から影響を受けつつ、『ジョン・ウィック』とは真逆な日常系のユルいコメディが大半を占めているのが面白く、しかもニコラス・ウィンディング・レフンなどを連想さ>>続きを読む
『メビウス』のような想像もできないエグさはなく、重いストーリーだけど展開自体はありきたりだったのが残念。
人間ドラマがもう少し丁寧に描かれていれば、ありきたりな展開にも重みが増したかもしれない。>>続きを読む
基本は移動しているだけの地味な内容なのだけど、後半が中々良い(気まずい雰囲気からのアレがショッキング)。
トミー・リー・ジョーンズ出演作をほぼ観たことがなかったから、心情の変化を静かに表現する俳優な>>続きを読む
固定カメラで様々な人のおかしな行動を観察したような感じでそこそこ面白かったけど、主人公2人のストーリーが1番興味深くなかったのは残念。
主人公不在にして、全編シュールなコント集にしても良かったのでは>>続きを読む
『キラー・インサイド・ミー』と同じ原作者の映画だから掘り出し物を期待したら超つまらなかった。
キャラクター同士の唐突な関係性の発展は違和感しかないし、本来緊張感があるはずのシーンが全く緊張感も重みも>>続きを読む
銃乱射事件そのものや事件を起こした明確な理由がはっきり描かれないことで、劇中同様周りから理解されない・理解できない存在というのが強調されていた。
『スノータウン』と同じく、同情的な視点がないのが好み>>続きを読む
2時間あるわりには描写不足な印象で、主人公たちが反逆者だということ英雄視されていたことがあまり伝わってこない。
名俳優が演じたキャラクターたちのクソ人間っぷりは良い。
先祖の記憶と現代の行き来が激しくて全然のめり込めない。
キャラクター描写も薄っぺらいため、彼らが行動を起こしても映画自体は全く盛り上がらない。
エンディングのタイミングは笑った。