Kkさんの映画レビュー・感想・評価

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

輪廻転生の宮崎駿的映像表現。
死は解放ではなく、生はもっと苦しい。
地獄、極楽、13(十三仏?)など仏教の生死に関わる表現がちらほらと。

別世界でのペリカン、インコ、ワラワラの描写はまさに輪廻転生。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主役の声優お二人の演技がとても良かった。
特に松村さんはプロモーションも兼ねたキャスティングだと言われても仕方がないポジションだが、浮世離れしたイケメンキャラとの相性がすごく良かった。椅子の姿の間はシ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

一年付き合ってくん・ちゃん呼びのカップルってどんな2人なんだろう。友達の期間が長かったのか、歳の差が埋められないのか、どこかで壁があるのか。

リアリティを醸し出す一つ一つの日常シーンの遡行が見てる側
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県庁の星(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

キャラクターの性格づけ、対立→協力のプロットが共に分かりやすく、観やすいエンタメ映画。
幸薄そうな田舎のヤンママが柴咲コウにどハマり。

終盤の議会のシーンで知事に民間経験問われた時の織田裕二のセリフ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

彼が子供の頃からなりたかったコメディアンは荒廃する街にとってのヒーローであった。
大人になり現実を知った彼は別の形で町のヒーローとなった。
社会の要請に応える力(それが無意識でも)がヒーローを産む。ヒ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

第一次世界大戦、100年前を生きた人達にとって、全体の為に個が命をかけることは、今を生きる現代人よりも社会的•宗教的にも容易いかもしれない。

と、そういう偏見に近い考えを、「確かに全体の為に少数が犠
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イブラヒムおじさんとコーランの花たち(2003年製作の映画)

3.3

少年がアイデンティティを形成するにあたり、人の優しさに触れたり挫折や苦い思いをしたり旅に出たり。
自分はあまり共感できないけれど、だからこそふとしたシーンや表情で笑えるのだと思う。

マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.0

物語は王道だが、映像の説得感が強い映画らしい映画。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.9

三兄弟のロードムービー。
自分も同じ境遇なので客観的なレビューは出来ないが、土曜の昼間にまったり観れるいい映画だった。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.5

何カ国語も操る大佐が悪役として魅力的。
ブラッドピッドのアメリカ大正義感が却って清々しい。

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