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1917 命をかけた伝令のKkのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.5
第一次世界大戦、100年前を生きた人達にとって、全体の為に個が命をかけることは、今を生きる現代人よりも社会的•宗教的にも容易いかもしれない。

と、そういう偏見に近い考えを、「確かに全体の為に少数が犠牲になる(可能性の高い)伝令の任務」というテーマをもって、それでもやはり人間は隣人や家族への愛で強い心と行動を持ち得るのだ、と打ち壊してくれる。

お手本のような脚本と見せ場の演出含め、映画としてとても見応えのある作品。
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