ピクサーはロボの表現が表情豊かで人間味があって愛らしくて◎。原題「SMASH AND GRAB」に対して邦題に「ハイタッチ」とつけるのは中々良い。
友情?の物語。この世界ではあの雲だけがさまざまな生き物を生み出しているのかもしれないので、そういう存在を大切にするべきだよなぁ。
ピクサーはこういう不気味になりそうなキャラを魅力的に描くことに長けている(米国では)。セリフはなくても世界中の子供に共通して通じるってのは啓蒙的な意味合いでもわかりやすくて良い。
『ソウルフルワールド』の外伝的ミニアニメ。本編との関係性を知らずに見てしまったが、やはりこれだけ見てもあまりよくわからなかった。
気が付かずにずっと見ていられるような静かな作品。最後の役所広司の表情に人の一生が詰まっているよう。柄本時生も安藤玉恵も役によく合っており、田中泯をはじめ他にもこそっと出ている名スターたちを探すのも面白>>続きを読む
続編者によくある2,3作目が前後編の前編だったのか…。お祭り作品だけれども、話が未消化で一作として評価しにくい。それはそうとて、「スパイダー・ソサエティ」に登場するスパイディたちをもっとしっかり見たい>>続きを読む
実にキリスト教の国の映画らしい展開と結末。荒廃した世界での理想郷を守るために起きる展開としては実にベタで、代表の正体についてもありきたり。ただ、この代表はこの非文明社会となった舞台では必ずしも悪ではな>>続きを読む
そんなに特別なことが起きるわけじゃないのに、こんなにも心が揺れ動かされて、うるうるしちゃうのは、自分にもあったけれど、なんだか言語化されていなかった現象を視覚化してくれたからかもしれない。ライリーが成>>続きを読む
2分ちょうどで最初に戻るという発想が面白い。そして段々と展開していくさまがとても演劇的で◎!
撮影に時間がかかり、季節が変わっていく様を「世界線が少し変わってる」的な処理をするのも面白かった。
4作目にも関わらず勢いが衰えないのが凄まじいシリーズ。長回しと見下ろしなど各所のアングルが天才的過ぎて、非常に見応えがあった。客演のドニー・イェンが全編を通して格好良すぎてしびれるが、一方でまだまだ真>>続きを読む
「3」の完成度が高かったので「4」はあまり観たくなかったが、人のすすめで鑑賞。ラストの展開は、なんだか今までのトイ・ストーリーのストーリーラインとは異なる感じがして、やはり蛇足感を感じずにはいられない>>続きを読む
可愛いと可愛くないのちょうど間のようなキャラデザイン。肉まんの擬人化キャラなのに、かなり中国人っぽいキャラに仕上がることに驚いた。息子が同僚に似過ぎていて妙な親近感が湧いた。
千葉雄大監督作品ということで鑑賞。妙に優しい世界で人と人との距離感の描き方に千葉監督の人柄が滲み出ていて良かった。
ヒコロヒーが普段通りのイメージ通りながら、なかなか良い味を出していたのも◎!
YouTubeの動画と書籍がとても面白かったので、公開を楽しみにしていたが、前評判があまり良くなかったので見送っていた一作。いざ観ると前評判ほどつまらなくなかったが、無駄にホラー要素が強くて、かなり劣>>続きを読む
1作目と同様に年末に片手間で観るのに丁度良いアホな作品。原作者と少しだけ縁があるので、本シリーズのヒットの報を聞くたびに少し嬉しい気持ちになっていた。埼玉や関東圏から全国の「ご当地ネタ弄り」に広がった>>続きを読む
「感情の話ってなんだよっ!」と食わず嫌いしていたが、とてもよい作品だった。近年のディズニーは、色々なところに気を遣いすぎて不自由に思えてしまう部分もあるが、大人も子供と純粋に楽しめて心を洗われるこのよ>>続きを読む
英語圏ではクリスマスに毎年、みんな観るという定番の名作だが、なんだかんだで観たことがなかった。実にキリスト教的だが説教臭くなく、自分の行動を見直しつつ、前向きになれるので、確かに定期的に観て自己肯定感>>続きを読む
設定は王道で悪くないのだが、エマ・ロバーツのキャラに少しイラッとした。だが、ルーク・ブレイシーが作中で言われるよりも好漢で◎。フランシス・フィッシャーの無駄とも思える贅沢な起用には驚いた。
脚本が中途半端な印象でマグニフィコ王があまりにもかわいそうな印象を受ける。主人公サイドはキャラが多い割にあまり魅力的に描かれておらず、敵役となるマグニフィコ王の凄さを見せることで対比させているだけに過>>続きを読む
テレビシリーズを楽しく見れた分、オールスター全員集合で楽しく見られた。なかなかにとんでもない展開だが、作品の持つおバカな毛色が功を奏して劇場版独特の妙なシリアスな雰囲気などにならず良かった。
予告編の時点から配役に疑問があった。永野芽郁の真骨頂を目指したのだと思うが、正直キャラに合っていない。彼女は役幅はあまり広くないのだと思うが、ピュアな役ほど嫌味がなく説得力があるので、その手の役に徹し>>続きを読む
ノーマークからの大ヒットで気になっていた作品。二人の関係がエモすぎたが、途中の展開がめちゃ怖かった。そして最後は物悲しい。音にならない感情や人物背景がうまく描かれており短い尺の作品の割にかなり見応えが>>続きを読む
桐山照史くん主演のミュージカル版を鑑賞したことをきっかけに鑑賞。コメディの鬼才・ビル・マーレイの妙演がたまらない。(吹き替えの安原義人さんも素晴らしい)
クスリと笑えるコメディであり、ハートフルなラブ>>続きを読む
DC作品の中では一作目が最も好きなので、今作が不評なのを知った上で配信を待たず、映画館で鑑賞。個人的には一般の人よりもかなりミュージカルが好きなので、そうした脚色が加えられているのは大歓迎。本作のジョ>>続きを読む
大山のぶ代さん追悼の意を込め鑑賞。さすがに約45年前の映画ともなると内容が薄い。謎の尺稼ぎが多いので30分にまとめられたんじゃないだろうか。こうなってくると『新・のび太の恐竜』が気になる。シリーズを続>>続きを読む
気晴らしのおバカ枠コメディとして観たが、好きなタイプの物語だった。こういうスーパーハッピーエンドのドタバタコメディ大好き。若干の中弛みもあるが、途中の小ネタなども回収しながら最後に全部繋げてくれて楽し>>続きを読む
うーん、つまらん。せっかくのキャストを活かしきれていない薄っぺらいストーリー。かといって銃アクションが良いわけでもない。ジャパニーズ・ノワールってどうしてこうもつまらないのだろうか…。
主人公リディア・ターが史上15人目のEGOT達成者という設定を前情報で聞いたときに非常にワクワクした。映画の他にミュージカルを好んでいると、「EGOT」の称号の凄さひれ伏してしまうが、その程度に権威を>>続きを読む
ホリプロでロングラン公演していたビリー・エリオットの原作映画ということで鑑賞。ミュージカル版と比べるとかなり短いストーリーで炭坑夫たちのストーリーは割とあっさりとしている。ただ美しさがあり、ミュージカ>>続きを読む
これは、狂気の作品だ…。実に良い!
作品の構成そのものが、プレッジ・ターン・プレステージになっており素晴らしい。正直、オチに辿り着く前に仕掛け部分はわかるのだが、それでも尚、魅せられる。伏線の回収方>>続きを読む
まさか『プラットフォーム』に続編ができるとは…と感じたが、確かに続編を思わせる世界観になっていた。鑑賞後感としては正直、前作と似た印象だが、前作よりもヒューマニズムに訴えかける作りになっていた気がする>>続きを読む
裏社会にドラフト会議が存在するという発想が面白い。中野英雄や遠藤憲一、小沢仁志といったVシネの常連はもちろん、松方弘樹など大御所も登場し、なんだかんだで見応えがある。低予算感はあるものの、野村祐人の空>>続きを読む
小説家の主人公、盲目の息子が証人、無駄な色気の弁護士、暴かれていく夫婦関係という設定が非常に優れていると感じるので、はっきりしない結末には驚いた。しかし作中で語られた「何が真実がわからない時は、心で真>>続きを読む
阿修羅城のゲキシネ版を初めて観たが、やはり画角が良い。劇団☆新感線の色褪せない名作とはまさにこの作品のこと。生で観たかったなぁ。星組版がどうなるのか気になりすぎる。つばきがありちゃん、邪空は特出でせお>>続きを読む
とてもベタベタなディズニー作品なんだけど、それが逆に良い。ロマンチックな演出も多く、安定のクオリティを安心して見られる素晴らしさ。吹き替え版のゴーテルはうたこさんで◎。畠中さんがフリンライダーってのに>>続きを読む
ホアキン・フェニックスの怯えた表情が見ものではあるのだが、ストーリーは正直よくわからなかった。長尺で意味ありげな要素が満載なので勝手に解釈はできるものの、いまいち納得がいかない。途中までは統合失調者患>>続きを読む