脚本が中途半端な印象でマグニフィコ王があまりにもかわいそうな印象を受ける。主人公サイドはキャラが多い割にあまり魅力的に描かれておらず、敵役となるマグニフィコ王の凄さを見せることで対比させているだけに過>>続きを読む
テレビシリーズを楽しく見れた分、オールスター全員集合で楽しく見られた。なかなかにとんでもない展開だが、作品の持つおバカな毛色が功を奏して劇場版独特の妙なシリアスな雰囲気などにならず良かった。
予告編の時点から配役に疑問があった。永野芽郁の真骨頂を目指したのだと思うが、正直キャラに合っていない。彼女は役幅はあまり広くないのだと思うが、ピュアな役ほど嫌味がなく説得力があるので、その手の役に徹し>>続きを読む
ノーマークからの大ヒットで気になっていた作品。二人の関係がエモすぎたが、途中の展開がめちゃ怖かった。そして最後は物悲しい。音にならない感情や人物背景がうまく描かれており短い尺の作品の割にかなり見応えが>>続きを読む
桐山照史くん主演のミュージカル版を鑑賞したことをきっかけに鑑賞。コメディの鬼才・ビル・マーレイの妙演がたまらない。(吹き替えの安原義人さんも素晴らしい)
クスリと笑えるコメディであり、ハートフルなラブ>>続きを読む
DC作品の中では一作目が最も好きなので、今作が不評なのを知った上で配信を待たず、映画館で鑑賞。個人的には一般の人よりもかなりミュージカルが好きなので、そうした脚色が加えられているのは大歓迎。本作のジョ>>続きを読む
大山のぶ代さん追悼の意を込め鑑賞。さすがに約45年前の映画ともなると内容が薄い。謎の尺稼ぎが多いので30分にまとめられたんじゃないだろうか。こうなってくると『新・のび太の恐竜』が気になる。シリーズを続>>続きを読む
気晴らしのおバカ枠コメディとして観たが、好きなタイプの物語だった。こういうスーパーハッピーエンドのドタバタコメディ大好き。若干の中弛みもあるが、途中の小ネタなども回収しながら最後に全部繋げてくれて楽し>>続きを読む
うーん、つまらん。せっかくのキャストを活かしきれていない薄っぺらいストーリー。かといって銃アクションが良いわけでもない。ジャパニーズ・ノワールってどうしてこうもつまらないのだろうか…。
主人公リディア・ターが史上15人目のEGOT達成者という設定を前情報で聞いたときに非常にワクワクした。映画の他にミュージカルを好んでいると、「EGOT」の称号の凄さひれ伏してしまうが、その程度に権威を>>続きを読む
ホリプロでロングラン公演していたビリー・エリオットの原作映画ということで鑑賞。ミュージカル版と比べるとかなり短いストーリーで炭坑夫たちのストーリーは割とあっさりとしている。ただ美しさがあり、ミュージカ>>続きを読む
これは、狂気の作品だ…。実に良い!
作品の構成そのものが、プレッジ・ターン・プレステージになっており素晴らしい。正直、オチに辿り着く前に仕掛け部分はわかるのだが、それでも尚、魅せられる。伏線の回収方>>続きを読む
まさか『プラットフォーム』に続編ができるとは…と感じたが、確かに続編を思わせる世界観になっていた。鑑賞後感としては正直、前作と似た印象だが、前作よりもヒューマニズムに訴えかける作りになっていた気がする>>続きを読む
裏社会にドラフト会議が存在するという発想が面白い。中野英雄や遠藤憲一、小沢仁志といったVシネの常連はもちろん、松方弘樹など大御所も登場し、なんだかんだで見応えがある。低予算感はあるものの、野村祐人の空>>続きを読む
小説家の主人公、盲目の息子が証人、無駄な色気の弁護士、暴かれていく夫婦関係という設定が非常に優れていると感じるので、はっきりしない結末には驚いた。しかし作中で語られた「何が真実がわからない時は、心で真>>続きを読む
阿修羅城のゲキシネ版を初めて観たが、やはり画角が良い。劇団☆新感線の色褪せない名作とはまさにこの作品のこと。生で観たかったなぁ。星組版がどうなるのか気になりすぎる。つばきがありちゃん、邪空は特出でせお>>続きを読む
とてもベタベタなディズニー作品なんだけど、それが逆に良い。ロマンチックな演出も多く、安定のクオリティを安心して見られる素晴らしさ。吹き替え版のゴーテルはうたこさんで◎。畠中さんがフリンライダーってのに>>続きを読む
ホアキン・フェニックスの怯えた表情が見ものではあるのだが、ストーリーは正直よくわからなかった。長尺で意味ありげな要素が満載なので勝手に解釈はできるものの、いまいち納得がいかない。途中までは統合失調者患>>続きを読む
不穏な空気感は良かったのだが、必ずしも現実が素晴らしいわけではないわけで…。マトリックスのときにも思ったけれど、「支配からの脱出」がなによりの目的となってしまっている、その先のことを考えていない世界の>>続きを読む
雰囲気がとても素敵な作品。デイジー・エドガー=ジョーンズの演技も良い。「差別」と「偏見」を禍々しく「なく」描いている。あまり邦画にはない魅せ方な気がする。タイトルの「ザリガニが鳴く」を「湿地」=「カイ>>続きを読む
前半は割と退屈で、たかだか約20年前のコメディってこんなにも今の時代だとコンプラに引っかかりそうなものだらけなのね、とか思ってしまう。そして作中の日本が出鱈目すぎる。
アダム・サンドラーの吹き替えが森>>続きを読む
能の演目『邯鄲』に沿った物語進行のため、どうしても最初からオチは読めてしまうが、藤井道人監督の作品だけあり、見ごたえはなかなか。岩代太郎の音楽と能の組み合わせが不気味さとミステリアスを生んでおり良い。>>続きを読む
殺し合いと男色ばかりでなんだかなぁ…。
信長のサイコパス設定が強調されているが、他の面々も中々に「戦国武将」ですね。遠藤憲一の荒木村重が饅頭を食べるシーンはなかなかよい。
登場人物のなかでは、ホーキン>>続きを読む
ライアン・レイノルズらしい、コメディ風ハートフル作品。こういう時を超えた父子の物語というものにどうしても弱い。未来の自分と過去の自分が協力するのも胸熱で良い。
「ロボットアレルギーがある」ならと紹介されたロボット×怪獣映画。確かに鉄臭くて良い映画。各国のロボットが出てくる辺りもワクワクが止まらない。続編は見ないほうが良いと言うが、怖いもの見たさで見てみようか>>続きを読む
予想を裏切らぬ素晴らしさ。たくさん予習していってよかった。MCUに限らず基本的にはネタバレが嫌なタイプだけれど、公開から時間が経ってしまったこともあり、あらすじのネタバレを喰らってしまった。しかし、デ>>続きを読む
予習その14。この頃からアメコミ作品は、3作シリーズが続くと、世間が敵となり、古代から原子の存在が復活して敵になる展開をやっていたのかと思うと感慨深い。毎回、ウィスラーが一波乱生むのも面白い。
ライア>>続きを読む
予習その13。若き日のノーマン・リーダスが出ている。吹き替えは小山力也ではなく、藤原啓治だけれど…。
今回もブレイドは泥臭い戦い方で傷だらけ。ヴァンパイアとの共闘は少し胸を打つが、敵はキモく、展開は予>>続きを読む
予習その12。大昔に見た気がしていたが、覚えていないところを見ると多分見ていないままだったっぽいな。
昔の映画だけあってCGなどのチープさが目立つが、逆にそれが良い感じ。思っていたよりもブレイドの戦い>>続きを読む
予習その11。前作『デアデビル』と世界観を共有しているのかどうかよくわからないが、前作?とエレクトラの設定は全然違う…。
エレクトラのキャラがよくわからないまま進むので、エレクトラに親近感を持てないま>>続きを読む
予習その10。活躍シーンが夜だからって終始、画面が暗い!
ベン・アフレックのデアデビルがカッコよく活躍するシーンは少な過ぎるし、キングピンのキャラ造形もショボい。
ただしスタン・リーがちゃんとカメオ出>>続きを読む
予習その9。妙にヒューマンドラマ色が強くて、ウルヴァリンを無理やり退場させるための作品という感じ。個人的にはなんだか微妙。チャールズの扱いも特に後半は酷くて、何だかなぁ…という感じ。当時見ていたら違っ>>続きを読む
予習その8。エリックが毎度都合よく使われすぎてて笑ってしまう。話の広がりに無理が出てきており、段々とX-MENシリーズが続かなくなってきた理由がわかってくる。ただしクイックシルバーは良いキャラで◎。
予習その7。過去三部作と新シリーズのキャストが両方出るというのは面白い。公開当時に観ていたらもっと興奮したかもしれない。時系列は逆だが、『ワンダビジョン』にも出てきたクイックシルバーが登場し少し嬉しか>>続きを読む
予習その6。「とんでもジャパン」がたくさん出てきて面白い。てかウルヴァリンと互角にやりあえるジャパニーズ・ヤクザ強すぎる。福島リラのユキオがデッドプールシリーズの忽那汐里ユキオと全然違う感じで驚いた。>>続きを読む
予習その5。チャールズとエリックの過去が知れる物語。二人の関係性があまり魅力的に描かれていないため、本作を観た上で過去作を見直しても意外とエモくないかもしれないと感じた。ウルヴァリンがちょっとだけ出て>>続きを読む