タイトルでずっと気になっていたが、ロンが思っていた以上に可愛かった。展開はありがちなものだが、風刺もわかりやすく観やすい。吹替版は関智一さんの見事な吹き替えでロンのポンコツっぷりを再現しており良かった>>続きを読む
(子どもに見せるには最適なストーリーながら、)もはやストーリーはどうでも良くて、可愛く感じる造形の披露の場というレベルにビジュアルの美しさを感じる。
作り手の愛情を感じる良作。こうしたストップモーションには本当に頭が下がる。制作過程を追ったドキュメンタリーとかも観たい。
ジュブナイル作品ながら、タイプの違う大人キャストで同伴する親も納得できる仕組みに非常に商業臭のする作品。内藤内人のサバイバル能力の裏付けシーンがなく、言葉でのみの説明なので親近感がやや薄く、対して竜王>>続きを読む
都合は良いが悪い話ではない。出てくる人物が善人しかいないので、結果として愛に溢れた作品となっている。しかし主人公にパパが3人いるという設定は稀有な設定だと思う。加えて永野芽郁さんはこうした絵に描いたよ>>続きを読む
2015年12月25日から7年ぶりに鑑賞。
世界的名作の何度目かのリメイク。ジム・キャリーの名演とCGが目を引くが、不気味の谷現象も相まって、ファンシーさと不気味さが倍増されている。
スクルージ像が一>>続きを読む
非常に良いハートフルムービー。もちろん都合も良いが緩急の具合が絶妙で、前向きに危機感を煽られる。豪華キャストのスポット出演も面白いが、天海祐希とダブル主演?を張れる程の草笛光子の年齢を感じさせないパワ>>続きを読む
今までのイーストウッド作品からすると山場らしい部分は少ないが、ほのぼの暖かみのあるロードムービーも個人的には悪くないと思う。若者と老人が心を通わしてマッチョを伝えて行く。イーストウッド自身が映画を通し>>続きを読む
こういう生きにくそうな男を演じたら今、若手では林遣都の右に出る者はいないのではないだろうか。小松菜奈の儚さ、井浦新のミステリアスさ、石橋凌の胡散臭さ、キャストは少ないが、どの役者もなかなか良い味を出し>>続きを読む
震災、生活保護などなかなかヘビーな内容をミステリアスに描いた意欲作。社会制度の穴にフォーカスを当てつつ痛烈に社会風刺をしている。佐藤健と清原果耶は言うまでもなく、阿部寛や林遣都、倍賞美津子といった主要>>続きを読む
一作目のインパクトは越えられないが、続編としてはなかなか優秀。アンチ王道御伽噺であった前作の正統な続編という感じ。主役が悪役になるというのも面白いが、年を重ねても気品あるプリンセスが似合うエイミー・ア>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
新海誠監督の商業作家化作品3作目。制作陣は『天気の子』が『君の名は。』に比べて商業的に伸び悩んだことを気にしたのか、『君の名は。』のように「ベタ」で「共感しやすく」「わかりやすく」「明るい」テイストで>>続きを読む
ファンムービーすぎて『帰ってきたウルトラマン』を観ていない私には現段階で評価が難しい。しかし製作陣からウルトラマンシリーズへの並々ならぬ愛は感じた。
やっぱりフランス人が演じると、どこかかっこ良くなってしまってB級感は薄れてしまうのが残念。どんぐりさんがマダム・マツダとして出ていたのは面白いな。
『ペイル・コクーン』や『イヴの時間』を始めとする吉浦監督のシリアスな世界観は薄めで、全体的にジュブナイルムービーといった感じで明るくハッピーな要素が大半を占めている。個人的にはもっとミュージカルチック>>続きを読む
昔で言うところのアニメ総集編映画という感じ。アニメシリーズの大筋のおさらいと少しの後日談。意味深な終わり方をしたアニメシリーズの続きが気になって観たが、後日談要素は少しすぎて、観ても観なくてもという感>>続きを読む
荒削りな部分はあるが、話の流れを変えずに、ディズニーらしく、また現代的なエンディングに変えてしまうのは流石だ。原作において存在感の薄いロザラインを主役にし影で動き回せるだけでなく、価値観のアップデート>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
期待していたストーリー展開ではなかったが、社会性と皮肉が詰まった話で好きな人が多そうな印象的。
近年の邦画にしてはやや長めな印象ながら、ストーリーが緻密で緩急があり、極端な長さは感じない。瀧内さんの演>>続きを読む
面白いホラーを探し求めて辿り着いた一本。韓国というお国柄的に東洋と西洋の文化が入り混じったお祓いが興味深い。
ホラーでありながら社会的メッセージがあり、単なる怖がらせのエンタメ映画以外の側面を持ってい>>続きを読む
物理攻撃が通用するハサミしか武器のない怨霊であれば、この手のホラー作品の中ではかなり弱い部類ではないだろうか。部屋に閉じ込めても瞬間移動はできるものの、アパート上から落っことしただけで危機を回避できる>>続きを読む
設定がなかなか興味深い。宮沢りえの勝ち気な感じも、低頭平身ながら言うことは言う、やり方には従わせる窪田くんの組み合わせが面白い。小市慢太郎さんやたかお鷹さんのキャラ立ちが強く、話がわかりやすいので、政>>続きを読む
映画サークルの大学生が限られた予算のなか、自分たちの自宅と身近なスポットを使って作り上げた、そういう作品だとすれば観れる。
しかし商業映画としては、メリハリがなく、どこを見どころとして良いかわからない>>続きを読む
コスプレ映画。キャラは知っているが、原作をほとんどやったことがないので、内容が原作に忠実なのかわからないが、ストーリーの都合が良く映画としてはイマイチ。
雰囲気は良かったが、知識不足で映画の内容がわからず、意図がイマイチわからなかった…。
しかし鑑賞後に原作ゲームに触れ、再度観直したら、かなり上手く世界観の再構成がされていることがわかった。小ネタもかな>>続きを読む
ホラー映画のあるあるを逆手に取ったコメディ。ステレオタイプなシリアルキラーにコメディ要素を追加していて、ホラー好きじゃない方が楽しめる気がする。個人的には会計士はなかなか良い役だと感じた。
ボブ役の大>>続きを読む
60分だからといって侮ってはいけない。60分すらも非常に長く感じる凄さ。
大学演劇部の方がうまいかもしれない演技、佐藤蛾次郎、忍足修吾を出演されておきながらの無駄遣い。テーマがぶれすぎてメッセージ性の>>続きを読む
マウイのビジュアルのインパクトが強すぎてなんとなく後回しにしていたが、なかなか悪くなかった。特にスコアは、ディズニー感満載ながらノリが良く家族で観るのも一人で観るのにも最適。日本語版はミュージカル界の>>続きを読む
ドラマ版をそこそこ楽しんでみた割に、結構色々なことを忘れていることに観ながら気がついた。途中でドラマ版を軽くおさらいしたりしたが、記憶している要素だけで問題ないストーリーだった。ただドラマ版からの意外>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公のキャスト選びとキミスイの住野よる氏が原作という点が前半のミスリードに繋がる構成で面白い。後半は近年主流となってきている若者向けの「大きな失敗をしても立ち直れる」系のメッセージだが、主人公を吉沢>>続きを読む
セスナ機とかタイトルに入れてしまう辺り、まだまだ日本映画界はタイトル先行の旧態依然な世界なんだと感じる。だが、その邦題のダサさが気になって観た私は、結果まんまとプロモーションに引っ掛かっているわけで…>>続きを読む
戦い方がなかなか泥臭く、その分生々しい。と思ったら、最後は普通にスマートで強い。しかもまさかのクリストファー・ロイドの大活躍も観れて楽しかった。
ダニエル・ラドクリフ×おバカ映画のして期待。コメディにしてはそこそこ痛いしやや重いけれど、少し痛快に感じてしまう辺り、私もスキズムを観ている連中と変わらないのかもしれない。しかも続編があるなら、きっと>>続きを読む
リメイク前のカナダ版を十数年前に観たが、膨大な時間を経てのリメイクにも関わらず、このワンシチュエーションを上手く使いこなせていない印象。人間ドラマよりもホラー要素、謎解き要素に重きを置いた方が面白くな>>続きを読む
岡田斗司夫が自分史上最も怖かったという話をしていたので鑑賞。
ややお色気の香りが漂う設定だが、おバカ系に降っているわけでもなく静かなる恐怖という感じで、そのアンバランスさに最初は興味深かったものの、ル>>続きを読む
新宿駅での54人の集団自殺のシーンはインパクトが大きいが、それ以外はエログロを描くための脚本という感じで悪趣味。後半になると「自己の希薄さ」をテーマにした感じが出てくるが、これもこじつけ感がすごい。サ>>続きを読む
この手の作品て何を持って楽しむべきなのかがよくわからない。一人くらい知っている俳優さんが出ているかと思ったが、見事に誰も知らなかった。正直、最初からほぼ最後まで同じ展開が続き、ドラマ性がほぼない。どん>>続きを読む