Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.8

終わりの見えない差別との戦いを悪夢として描く、30分しかなかったとは思えない印象的な体験だった。黄色人種としては理解しにくいこのテーマに対して、主人公の立場として当事者の苦悩を痛感した。
どちらが理不
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

1.7

バチバチのアクションor心理戦を期待して観たから最初の10分だけで5日もかかってしまった。。結局今年一何が言いたいのかわからない映画だった。
自分仕事できますアピールしてくる金持ち男ってことでよろしい
>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

観たかったけど前作を越えられないだろうと配信を待ってしまった2作目、これは映画館で観る価値あった、、、
信じられないほどよくできている。マウスの動き方とか思考の順序とかGoogleのAI判断するやつで
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

めっちゃ面白かった笑

こうやって派手に俳優を使わず宣伝せず過小評価されてる映画があるように、
良い社員に恵まれた良い会社もいろんなところに眠っているんだろうなあ。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.5

映画館に観ることが勧められてたのと、用事の間で時間が空いてたので鑑賞。
メイン2人の複雑な表情が本当好き。あとは設定が本当によくできてる。つらつら説明される時間はなかったはずなのに最新鋭の機器の仕組み
>>続きを読む

ブギーマン(2023年製作の映画)

4.2

スティーヴンキングの世界観に浸りつつ、鑑賞後のこのスッキリ感は私自身も彼の力に勝ち誇った気分。

家に蔓延る悲壮感が崩れて家族愛が染み渡っていく感じ、よかった。ブギーマンは人の恐怖や悲しみを利用して心
>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

原作アガサクリスティ「ハロウィーン・パーティー」さすが色褪せないサスペンス。読みたいなあ。
ポアロシリーズ特有の、全員振り回されてからの最後バシッと決めてくる抑揚が面白い。犯人当てタイムはぬるっと始ま
>>続きを読む

ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

4.0

ディナーとかムーンリバーのシーンとか最高にロマンチックで沁みたけど、ラストの展開は求めてたものと少し違かった。
でもそうやって現実的なことをいろいろ考えてしまうあたりが、1876年でも2002年でもな
>>続きを読む

ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.3

エミリーブラントとクリエヴァじゃなかったら観てなかったし観なくてもまあよかったかなー。

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.8

配信はや!まさか今年のハロウィン前に観れるとは。
アトラクションお馴染みの曲とキャラクターに加えて、人間たちの対応もコミカルで終始楽しかった。
助言くれるタイプの亡霊よいすき。

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

4.0

殺人シーンも80年代のノリも映画の長さも軽くて、ストレスなく観やすいハロウィンホラー。

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.3

ドリームワークスのアニメ久々だったけどやっぱクオリティ高い、猫の動きとかめっちゃ観察してるんだろうな、もはや猫愛を1番に感じる。
長ぐつをはいたネコ初めてみたけど、活躍するシーンだけストップモーション
>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

4.0

ラッセルクロウだから観たけど、逆にこの映画で初めて彼を知ったら絶対に嫌いになったと思う笑
無愛想、体の大きさ、力の強さ、主人公はともかく誰も敵わなくて絶望的すぎた。
運転が怖くなる、トラブルに巻き込
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

5.0

ショートムービー史上最も豪華で夢に溢れていて涙が自然とこみ上げてきた。
この100年間世界中のファンがディズニーアニメーションと共に育ち、ディズニーもそれを知っていて作品として愛を返しているように感じ
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

若き日のジョニデの名作をスクリーンで観れる日がくるとは。

家族を想う無条件の愛、若草物語を彷彿とさせる4人兄弟の関係性の美しさ、言葉は交わさずとも感情がひしひし伝わってくる彼らの複雑な表情、、、「良
>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.8

プンプン漂う謎を隠しているから当ててみて雰囲気に、いろいろ探りながら観ていたはずなのに、最終的には⁇⁇ 状況でまさに「アイズワイドシャット」。目を見開いていたはずなのに何も見えてなかった。
結局は考察
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

5.0

彼の「大きなハート」に驚くほど心を動かされた。
軽い気持ちで移動中に観てしまったが、前半は陽気でお節介なマリソルとの掛け合いが最高すぎてハッピーな足取りで駅構内を歩いたし、後半は電車に揺られながら泣い
>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.5

ひぃぃ始まりから怖くてどうしようかと思ったけどなんとか完走。やっぱり自分にはホラーは無理だ、結局ほぼ目を薄めてた。しかし画面を観てなくても恐ろしく怖いのがこの映画、音響が最大限に不安を煽ってくる。エン>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

数年前から父親に勧められてた作品、遂にAmazonが配信再開してくれた。
ホラー大半の流れだったはずなのにいつのまにかじんわりと心暖まる、想像してたテイストとは異なるストーリーだった。最後の10分の畳
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

写真だったり、そのコマを重ねた映像だったり、現実との境界がわからなくなって見たものだけを信じてしまうのは昔も今も変わらないんだなあ

Everything happens for a reason.

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.0

レイフファインズとカンバーバッチの演技力すげえ。もっと短編出してほしい~ちょうど良い

錨を上げて(1945年製作の映画)

4.5

雨に唄えばを思い起こす話の流れ、メリーポピンズのようなアニメーションとの組み合わせ。「なぜかなんでもできる」ジェリーを起用するところとかも合わせて好きすぎたなぁ。

映画制作に関わる人は今のようにSN
>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.2

上半期見逃して後悔した映画No1、早めの配信に感謝。
オープニングだけでこれは良い映画だと分かった。ディズニー100周年なんてこだわりで溢れているはずなのに何故映画館に行かなかったんだろう!
・ところ
>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.2

不器用で、切なくて、少し埃っぽいけど、美しいお話だった。
彼らを取り巻く人たちの反応や対応がとても現実的。

バービー(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

観るつもりなかったけどビリーアイリッシュの主題歌が良すぎて。公開から日が経った平日でもいまだに席埋まっていた。
なぜか1番印象に残ってるのは「マーゴットロビーが言っても説得力ない」っていうところ。
>>続きを読む

87分の1の人生(2023年製作の映画)

4.9

「人生うまくいかない」そう行き詰まった時に思い出したい映画。邦題のほうが好きだと感じたのは初めてかも。

モーガンフリーマンが人生を紐解いてくれる心地よさをつくづく実感できる。他の俳優だったらなんか違
>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.0

2000年初頭、、まじか、、。
閉鎖的な空間に響くThe MonkeesのDaydream Beleaverが俗世的で異質だったなぁ。不気味にすら感じた。
「you」は誰を表してるでしょうって、開始早
>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.8

ネオンデーモンで吐き気がして以来避けてきた部類の映画。途中おぉってなったけど、ティモシーシャラメが定期的に払拭して美術作品みたいにしていた。エンドロールの曲も無駄に美しすぎて全て浄化、後味は悪くならな>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

序盤からグランドブダペストホテルを彷彿とさせる軽快なリズム。ウエスアンダーソンのテーマみたいに認識してる。
誰かのレビューが心に刺さったなぁ。映画は考察して理解しようとするものとは限らない、ただその映
>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.3

ちょうどNYにいた時に上映していたな。
強く生きようと勇気づけられたのは勿論のこと、やっぱ働く女性ってかっけえ。

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

5.0

「ごめんなさい、あなた。」

中学生の頃何も考えずに観てアクションに拍手していたこの作品が、こんな切なく儚い完結を迎えていたとは。

これだけのスケールの物語でありながら、テーマが逆刃刀という一点に絞
>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.6

新田真剣佑か、気づかなかった引き込まれた。BGM無し殺陣の音だけが響くシーンで一気に魅せてからの、複雑な心境になる言葉のやり取り。これだから原作知らないけどつい観たくなる、魅力があるシリーズ。始めは興>>続きを読む