ipさんの映画レビュー・感想・評価

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名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)

2.5

熱心なコナンファンには及ばないが、そんな俺でも黒幕は登場した瞬間にわかったぞ。

コナンのアニオリや映画って、財宝とか高価なもの扱うことやたら多いな…

謎解きヒントの看板、あんな形で立てたら誤認させ
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006年製作の映画)

1.0

申し訳ないけど第1作からここまで見た中で最低評価かな。
タスクをクリアしないと全員が爆発ってのもバトル・ロワイアルの二番煎じで発想がチャチすぎる。
客を全員逃がしたのに最後にアトラクションを動かすご都
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名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005年製作の映画)

3.5

コナン映画というと蘭が不要に命の危険に晒され、コナンが「蘭ァーん!」とすんでのところで救出するもの、という偏見を持っていたが、イッキ見とはいえちゃんと見ることでそうした偏見も解かれていった。

本作で
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名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004年製作の映画)

3.0

フィクションにツッコミ入れるのがお決まりになってきたが、本作はさすがに「この作品はフィクションです」の注意書きが。笑
いつも野暮なツッコミ入れまくってスミマセン。

若いファンなら新一と蘭の関係性や、
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

4.5

この作品のハイライトは、平次に変装した新一が推理を披露するときのセリフ回し。
堀川さん天才過ぎる。

たとえ共通語と関西弁のアクセントのメカニズムを完璧に理解していても、「東京の人間が見様見真似で本人
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

4.5

第1作から順に見てきてここまでで一番良かった。
さすが野沢尚さん脚本。野沢さんの著作を引っ張り出して読みたくなった。

本作では「人工頭脳」という呼び方だけど、AIやコンピュータが意思を持って暴走する
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.0

コナン映画は、初期がラブコメ主体で、近代は社会や組織の闇が描かれるという安直な認識でいたけど、改めて見るとこのあたりでも政治家や財界人が幅をきかせたいざこざを事件の発端にしてたんやな。
公開時に見てい
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

2.5

舞台が大阪と横須賀のはずなのに、ロケ地の実写で演出されるはずのED映像は新宿と横浜ではないか!

あと、コナンの怪しい登場人物の名前はアナグラムかヒントじみた偽名になりがち。
中国名で姓が2文字は極め
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名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

2.5

やっぱり粗探しするものではなく、素直に楽しまないとね…
細かく作り込まれたコナンに見慣れると、「ABC殺人事件」の超絶チープ版に見えてしまう。

特に標的となった人たちが無理やりこじつけすぎる。
終盤
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

3.0

この時期各種アプリがコナン過去作をPRしまくるのでGWはコナン漬けに挑む。笑

もはや犯人を当てることがコナンの醍醐味ではないとはいえ、当時はまだそういう需要にも応えなきゃいけなかったんだなぁ。
なの
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

なんか純な人って、こういう人なんだよなぁ。

一般と言われる人ほど、偏見や先入観で人を見たりしているし。
友だちになりたい。

現実は、やっぱりここだけの話としてカミングアウトされることが多いね。
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HERO(2007年製作の映画)

3.5

その昔映画館で見ていたので、再レビューのため見たかったのを久しぶりに観賞。

裁判マニアとしては絶対にありえない検事像だが、キムタクだとドラマになるなぁ。
このメンバーだと恋愛要素を取り除いた男臭い世
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ブルー・ランジェリー(2018年製作の映画)

1.5

邦題もクソだった。タイトルが何かカギを握っているのかと思いきやストーリーに大きな影響がない。
下品な男2人とヤバそうな女の一夜の話。

女性はジャガー横田さんを若くしたようなキツめの顔。
これ別にR-
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ロスト・マネー 偽りの報酬(2018年製作の映画)

2.5

久々に映画を見るのを再開。1年以上ぶりかな?

強盗を決意する主婦たち。…の割に筋肉凄すぎやって。
アリス役のエリザベス・デビッキさん美しすぎる。

ハラハラ感はなく、メッセージ性も伝わりにくく、作品
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

さすがのストーリー進行で、引き込み方は上手い。時間が経つのが早かった!

しかし、先読みさせんがためのミスリードが下手すぎ!
アルゼンチンタンゴは男同士でも…といいつつ、背が高くないキムタクより背が低
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エンディングノート(2011年製作の映画)

5.0

本当にすばらしいエンディングノート。
そしてすばらしいお父さんの人生でした。品があって、死ぬ辛さを受け入れて、最期まで人としてあるべき形を貫いている。家族を大事にしているから、家族に大事にされている。
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.0

永作さんいい年の取り方してるなぁ。
若作りせず、年齢相応だけど綺麗!

ベビーバトンの説明会は本物なのかな。とてもリアルな声が上がった。
河瀬監督のドキュメンタリー仕上げがいい。
養子を引き受ける側
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惡の華(2019年製作の映画)

1.5

フライヤーの雰囲気でクリップしてたけど駄作引いちゃった。
脚本家は男子中学生ですか? それもこじらせすぎの。

玉城ティナ美しい。
でも何か違う。
口を開けたところでクソムシクソムシと貧困なボキャブラ
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

2.5

してやったかのように裏切って作品の質を上げることなくチープにするのがまさしく犬童クオリティ。

親に恨みを持ってる人に取材とかまともにしたのだろうか。
親のせいで無茶苦茶な人生を送る羽目になっても、本
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

2.5

こちらも期待は大きかったのだが、いまいちだった。おっさんになった僕でさえ、親の過干渉のウザさに共感。
佐藤さんが息子に字を教えるために厳しいのは正しいと思うが、子離れせずに支配下に置こうとする親は我が
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九月の恋と出会うまで(2019年製作の映画)

2.0

「タイムリープ」とはまた少し違うと思う。
また、タイムパラドックスを扱う話としては面白かったと思うけど、色々設定やバックグラウンドを作り手が頭の中には持ちつつも、映画にアウトプットできてなくてこっちは
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累 かさね(2018年製作の映画)

-

タイトル出すまでの設定を示す流れがもう見る人を置いてけぼりにしてる。

W主演の二人が入れ替わりながらそれぞれの役を演じるのはさすがに見事だった。
特に芳根さん。

顔が入れ替わるシーンを作ったスタッ
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友罪(2017年製作の映画)

2.0

実在の少年A事件を彷彿とさせる意味が全くなかったと思う。事件をモデルに劇場型犯罪で世間を騒がせたことぐらいを共通点に、呼び名や事件の内容も違うものにすれば良かった。わざわざところどころ事実と同じにした>>続きを読む

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族(2021年製作の映画)

3.5

ナレーターは前作同様吉岡さんの方がよかったなー。
今回も声に優しさがあって良かったけど。

ねこを愛でる心は世界共通!

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

4.0

1を2にするより、0を1にすることの方が難しいとはよく言われるが、リメイクでも作り込めば偉業なんだなと。リメイク作の中では日本版が一番良かったかも。日本語の会話らしくツッコミとか入って、シリアスさの中>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

僕は典型的な無気力、無関心、無感動。
これまでレビューを書いてきた作品に涙を流して感動した作品はない。
ただし涙腺を緩められ、泣きそうにさせてくれた作品は数えるほどだがある。
それがこの作品。終盤の泣
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.0

3ヶ月ぶりの映画観賞。ずいぶんと期待した。
残念なことに、期待ほどではなかった。

もっと男同士だから描けた親子関係ってあったはず。
井ノ原さんの演技はすごく良かったけど作品に生きてない感じがした。
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

2.5

うーん、まだ前の方がって感じかなぁ。
巻き散らかされた各種伏線は伏線と見抜くことができたけど、その生かし方がイマイチだった。

ミシェルなんて最初からいなかったのも早い段階でバレバレだったが、ラストシ
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